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9割以上が守っていない交通ルール!?信号のない横断歩道について

9割以上が守っていない交通ルール!?信号のない横断歩道について

2017年6月9日から、JAFが「信号機のない横断歩道における実態アンケート調査」を実施しています。2016年6月に実施された交通マナーに関するアンケートでも取り上げられていた問題ですが、「横断歩道」に関する法律・ルールを再度知っていただくと共に、関連するデータ等を記事にしています。アンケート結果も随時反映します。


横断歩道での一時停止。実態調査の結果は・・・

2016年6月にJAFが実施された「あなたのお住まいの都道府県の交通マナーについて、どう思いますか?」というアンケート。アンケート、設問は10問用意されており、そのうちの1つに「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い。」という質問がありました。

その問いに対し、全国平均では86.2%もの方々が、とても思う・やや思うという回答結果となり、物議をかもしていました。その結果を受け、同年2016年の8月15日から9月1日の期間にかけ、JAFは全国の「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査を行っています。

■「あなたのお住まいの都道府県の交通マナー」についての記事

運転マナーが悪い都道府県ランキング!1位は・・・

http://matome.response.jp/articles/103

2016年の6月15日から30日の16日間、JAFのホームページ内で実施されたアンケート結果です。お住まいの都道府県の運転マナーランキングは・・・!?

「信号機のない横断歩道」における実態調査は、全国合計94ヶ所(各都道府県2ヶ所ずつ)の信号のない交差点を通過する車両、10,026台を対象とし、下記の調査方法にて実施されました。

【調査方法等について】
調査方法、調査箇所の設定にあたっては、以下のとおりとしました。
1.横断歩行者はJAF職員(横断歩道の立ち位置や横断しようとするタイミングを統一)
2.調査日は月曜日から金曜日のみ(小雨を含む雨天時を除く)とし、10時~16時の間に 実施。調査回数の下限は1箇所50回の横断とした。
3.調査対象車両は、横断歩行者側の車線を走行する自家用自動車、自家用トラック(白ナン バー)
4.センターラインのある片側1車線道路で、原則、調査場所の前後5m以内に十字路及び丁 字路交差点がない箇所。
5.道路幅員が片側2.75m~3.5m、交通量が3~8台/分(目安)とした。なお、調査場所の制限速度は40~60km/hの箇所を選定。

信号のない横断歩道。ルールを守ってるのは僅か7%程…

実態調査の結果が上記の画像になりますが、なんとも言えない驚きの事実が。全国平均で、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車はわずか7.6%の757台という結果。逆に言えば「93.4%」もの車両・ドライバーが「信号のない横断歩道にて、歩行者や自転車が居ても譲らない。」という悲しい結果に。

もちろん、1都道府県につき2ヶ所で全国94ヶ所での観測ため、この数値が全てという分けではありませんがやはりこの「信号のない横断歩道」についての交通ルールが浸透していない・遵守されてないという由々しき問題がさらに浮き彫りとなる結果になりました。

横断歩道の一時停止。違反は3ヵ月以下の懲役か5万円以下の罰金

信号機のない横断歩道において、改正道路交通法では下記のように定められています。

【車両等は横断歩道(自転車横断帯含む)に接近する場合、横断しようとする歩行者(自転車含む)が居ないことが明らかな場合を除いて、横断歩道直前、又は停止線で停止することができるような速度で進行しなくてはならない。横断している、若しくは横断しようとしている歩行者が居る場合は横断歩道直前で「一時停止」し、その進行を妨げてはならない。】

となっています。ちなみに上記に違反した場合の罰則としは
【罰則】3か月以下の懲役または5万円以下の罰金 過失:10万円以下の罰金
【違反点】2点(横断歩行者等妨害等)

となります。再度認識し、充分注意し思いやりをもった運転を宜しくお願いします。

自転車も対象なので注意!

「信号のない横断歩道での一時 不 停止」は、道路交通法にて禁じられている行為なのでもちろん罰則対象となっています。

が、上記にて記載した道路交通法にも記載のあるように、上記の道交法が適用されるのは【車両等】です。乗用車や、自動車という表現ではありません。免許の取得時、学科でもよく取立たされますが、道交法においての「車両」は、軽車両も含まれていて、軽車両は「自転車」も含まれます。

法律やルールは「知らなかった」という理由であっても違反した場合、もちろん罰せられてしまいます。また、免許の取得時にも必須で習う事項ですが、免許を取得していない自転車を運転する方も注意が必要です。

横断歩道に関連する交通ルール(道路交通法)まとめ

免許を取得してから、暫く経ち教習所などで習った道交法も忘れてしまった…。という方も多いかと思います。そんな方々に今回は「横断歩道」に関連する道路交通法をまとめましたので、参考にしてルールと思いやりを持った運転を心がけてください。※下記は警視庁ホームページより抜粋して記載

横断歩道等に接近する場合の義務(道路交通法第38条第1項前段)

車両等は、横断歩道等に接近する場合は、その横断歩道等の直前(停止線の直前)で停止できるような速度で進行しなければならない。※横断歩道等を通過する際に、その進路の前方を横断しようとする歩行者等がいないことが明らかな場合を除く。

側方通過前の一時停止(道路交通法第38条第2項)

車両等は、横断歩道等や、またはその手前の直前で停止している車両等がある場合、その停止している車両等の側方を通過してその前方に出る前に一時停止しなければならない。※信号のある横断歩道等の場合で、その信号が歩行者や自転車の横断を禁止している場合を除く。

横断歩道等の手前での追抜き禁止(道路交通法第38条第3項)

車両等は、横断歩道等およびその手前の側端から30メートル以内では、前方を進行している他の車両等(軽車両を除く)の側方を通過してその前方に出てはならない。

全て免許の取得時に習った内容のはずですが、今一度ルールを守り思いやりのある運転をしていきましょう。

最も「思いやり」がある都道府県は、長野県?

2016年8月に実施された「信号機のない横断歩道」における実態調査ですが、調査の結果、最も信号のない横断歩道で、一時停止を行っていた都道府県は長野県長野市という結果になったようです。

長野県長野市にて8月に実施された調査結果は、48.3%と全国平均の7.6%を非常に大きく上回っており、2ヶ所での調査では少ないという理由から長野市の市内6ヶ所にて、追加調査が行われました。

追加調査の6ヶ所と前回調査時の2ヶ所での合計8ヶ所での平均は41.0%とやや下がる結果となりましたが、それでも全国平均の約6倍もの一時停止の数で、非常に高い数値となりました。

40%を超えるドライバーが一時停止をしている、というのは良い表現ですが、裏を返せば一番良い地域でも6割のドライバーが一時停止をしないという結果のため、手放しに喜べる状況ではないといえます。

過去調査時の全順位はこちら

2016年6月に実施されている、「あなたのお住まいの都道府県の運転マナー」についてのアンケートでは、10の問いが用意されており、そのうちの質問の1つが「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い。」という質問となっていました。この調査結果が発端で、同年8月~9月の実態調査、2017年6月のアンケートへと発展しています。

こちらの画像の順位は、上記の横断歩道で、一時停止をしない車が多いと思うか?という質問に対し、とても思う・やや思うの合計値が高い順に、順位付けしたものとなります。ワースト3は香川県、愛知県、埼玉県という結果になっています。

香川県は不名誉な結果…。運転マナーが悪い都道府県ランキングはこちら

http://matome.response.jp/articles/103

2016年の6月15日から30日の16日間、JAFのホームページ内で実施されたアンケート結果です。お住まいの都道府県の運転マナーランキングは・・・!?

こちらの過去のアンケートを見ていると、1位の香川県の「あまり思わない・まったく思わない」の合計が、8月の実質調査時の全国平均値とほぼ同様といえる結果となっています。

また、一番一時停止を行っていたとされる長野県は、6月のアンケートでは8位という結果。運転マナーに対する意識がやはり高いといえるのではないでしょうか。

歩行者にもっと「思いやり」を。

上記に挙げた一連の調査結果、アンケートから発展し、冒頭でも触れましたがJAFでは2017年6月23日(金)までの間、「信号機のない横断歩道」に関するアンケートを実施しています。

JAFオリジナルマグカップ

また、アンケートに回答した方の中から抽選で、JAFオリジナルマグカップを10名にプレゼントしているようです。ご興味のある方は下記のリンクからアンケートページに移動できますので、ご回答下さい。

JAF 公式 アンケートページはこちらから

思いやりのある交通社会を目指す「Omoiyalty Drive」

また、JAFでは思いやりのある交通社会を目指し、「Omoiyalty Drive(思いやりティドライブ)」キャンペーンを実施しています。

キャンペーンの実施に合わせ、キャンペーンサイトも設けられており、哀川翔さんや、小林可夢偉さんらを始めとした著名人・芸能人(6/12時点で20名)の方々も「思いやりティサポーター」として、同キャンペーンに賛同しています。

また、同キャンペーンに2017年7月11日までに賛同すると、上記画像のJAFオリジナルポケモンステッカーが先着5000名までにプレゼントされるようなので、こちらも合わせて気になった方は、キャンペーンサイトに是非足を運んでみてください。

Omoiyalty Driveのキャンペーンサイトはこちら

【おまけ動画】幽霊も怒る!?危ない運転特集

こちらの動画は、上記のキャンペーンサイトにて掲載されている動画となります。幽霊もビックリしてしまうような危険な運転がドラレコなどの映像と共に納められています。

JAFの「Omoiyalty Drive」でも言っているように、1人1人が思いやりをもって運転すれば交通事故はもっともっと少なくなるはず。こちらの記事を読んだあなたも是非、思いやりをもった運転を心がけてくださいね。

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