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11月度新車販売速報を深読みしてみよう(登録乗用車編)

11月度新車販売速報を深読みしてみよう(登録乗用車編)

自販連が6日に発表した11月の登録乗用車販売台数は、プリウスが首位となりました。この速報はすでに多くのニュースサイトで紹介されていますが、ここではランキングから見えてくる他の車種に注目してみたいと思います。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


プリウス1位、アクア2位、フィット3位

登録乗用車1位 トヨタ プリウス

勢力分布が変わり始めた

登録乗用車3位 ホンダ フィット

1位 トヨタ プリウス 11,728台 前年同月比88.0%
2位 トヨタ アクア 9,985台 前年同月比80.5%
3位 ホンダ フィット 9,217台 前年同月比145.4%
4位 トヨタ カローラ 8,381台 前年同月比128.0%
5位 トヨタ シエンタ 7,439台 前年同月比64.1%
6位 トヨタ ルーミー 7,381台 前年同月比286.8%
7位 トヨタ ヴィッツ 7,311台 前年同月比142.1%
8位 日産 ノート 6,893台 前年同月比43.7%
9位 トヨタ タンク 6,718台 前年同月比252.3%

トップはプリウス、2位はアクアとここまでは、出荷停止の影響が残る日産のノートやセレナの失速のおかげ。しかし、この2車と5位のシエンタも含め、前年同月比を大きく下回っていて、前年同月比を上回るフィットやヴィッツと対照的な結果となっています。

ルミー/タンクが躍進

登録乗用車6位 トヨタ ルーミー

6位 トヨタ ルーミー 7,381台 前年同月比286.8%
9位 トヨタ タンク 6,718台 前年同月比252.3%
18位 スズキ ソリオ 3,906台 前年同月比87.8%
29位 ダイハツ トール 2,389台 前年同月比457.7%

そのかわり、トヨタではルミーとタンクが急上昇し、ともに前年比200%超え、つまり発売時の倍以上を記録。ダイハツのトールも457%という驚異の伸び率でベスト30にランクインしてきました。その影響かスズキのソリオが失速し、完全に競り負けている状況です。

ミニバン王国トヨタの危機

登録乗用車10位 トヨタ ヴォクシー 6,111台 前年同月比68.8%

10位 トヨタ ヴォクシー 6,111台 前年同月比68.8%
13位 ホンダ ステップワゴン 5,032台 前年同月比150.3%
14位 トヨタ ノア 4,759台 前年同月比82.8%
20位 トヨタ エスクァイア 3,726台 前年同月比116.8%
21位 日産 セレナ 3,192台 前年同月比43.8%
24位 トヨタ ヴェルファイア 3,078台 前年同月比54.9%
26位 トヨタ アルファード 2,687台 前年同月比69.7%

登録乗用車13位 ホンダ ステップワゴン 5,032台 前年同月比150.3%


そして、鉄壁のクラストップを誇るミニバン勢にも異変が起きています。まず、5ナンバーミニバンのヴォクシー/ノア/エスクァイアですが、7月のマイナーチェンジ以降、プロパイロットで話題のセレナをも押さえ込んで、ヴォクシー単体でもベスト10上位の常連となっていました。

ところが11月、そのライバルのセレナが出荷停止の影響を抱え、下位に沈んでいるのにかかわらず、登録車の10位とギリギリのランキング。前年比は伸び悩むノアよりも落ち込んで60%台と不振。原因はビッグマイナーチェンジでハイブリッド車も加わったホンダのステップワゴンの存在です。

大ヒットといわないまでも、前年比150%を超えノアを追い抜き、ヴォクシーまであと千台という位置につけています。加えてセレナの生産が完全復活すれば、トヨタの5ナンバーミニバン最大の危機が訪れそうなのです。

また、Lサイズミニバンのヴェルファイア/アルファードもそれぞれ前年比50%台、60%台と大失速。ランキングに現れる30位内をキープするのも難しくなっています。

下位でも元気な車種

登録乗用車23位 マツダ CX-5 3,148台 前年同月比280.3%

22位 トヨタ カムリ 3,182台 前年同月比1,036.5%
23位 マツダ CX-5 3,148台 前年同月比280.3%
27位 スズキ スイフト 2,571台  前年同月比306.1%

代わりに好調なのがカムリで前年比1000%超えを連発していますが、代数的には3千台止まりで、需要も供給もこのあたりが頭打ちとみられます。

トヨタ以外では、スズキのスイフトが元気で前年比300%超え、マツダではCX-5が280%と好調さをキープしていますが、デミオがベスト30圏外に消えています。

まとめ、12月はどうなる?

スズキ クロスビー(XBEE)

さて、いよいよ2017年も最後の繁忙期の12月はどういった結果になるのか、12月発表予定のスズキのコンパクトSUV「クロスビー(XBEE)」とマツダの「CX-8」はティザーサイトがオープンされており、登場を待つばかりとなっています。

最後に笑うのはどのメーカーか、日産は完全復活なるのか、12月商戦を注目しましょう。 

マツダ CX-8

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