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「若者の○○離れ」、1位はクルマという結果に何を思うか?

「若者の○○離れ」、1位はクルマという結果に何を思うか?

「若者の○○離れ」という言葉。10代から70代の男女が選んだ「若者の○○離れ」の1位は「クルマ離れ」であることが、DeNAトラベルが実施した調査により明らかになりました。「若者の○○離れ」には収入の減少やインターネット・スマートフォンの普及といった要因が関係しているようです。この話題について、みなさんはどう思われますか


本当に3人に1人は「クルマ離れ」なのか?

このアンケート調査は、「DeNAトラベル」が、10代から70代の男女を対象に実施したもので、2018年2月8日から2月11日にかけてインターネット調査にて実施し、1,184名の有効回答を得ました。

あなたが感じている「若者の〇〇離れ」を選んでください、との質問でもっとも多い回答は「車離れ」で、3人に1人にあたる33.0%が回答しました。「若者のクルマ離れ」は今に始まったことではなく、「やっぱりね」という印象ですが、1位となるとさすがに、その深刻さが浮き彫りになります。

また、10代から30代に本当はやってみたいことを聞いたところ、1位は「旅行」15.8%という結果に。ついで多かったのは「読書」13.4%、そして、「クルマ」は11.5%、「恋愛」9.6%、「海で遊ぶ」6.7%、「結婚」5.3%と続きます。クルマ離れではあっても、本当はクルマが欲しいということになります。

「恋愛」や「結婚」はちょっと置いといて、物についてですが、限られたお金をどう使うかを聞かれたり、考えたりする場合、クルマは他の旅行やスマートフォンと同率に扱うには金額が違いすぎます。とりあえずクルマは今必要ないから買うつもりはないけど、持てるもんなら欲しいと答えるのは若い人に限ったことではありません。

若者のクルマ離れは、無理に解決する必要はない

トヨタ86GT“Limited・Black Package”

また、「若者の〇〇離れ」を解決するには何をすればいいか、との問いには、さまざまな意見が寄せられたものの、全体的に「時代の変化を受け入れ、無理に解決する必要はないのではないか」との意見が多くみられました。

この「無理に解決する必要はない」という意見は深いのです。「若者のクルマ離れ」を解決するために」という言葉が自動車メーカーから良く聞こえてくるが、クルマ側に要因があったわけではなく、時代の流れが原因である以上、あの手この手で若者を取り込むのは無理というもの。

メーカーがいくら「86」を「若者のクルマ離れを」と力を入れても、実際に購入するのは若者とは言えない年齢層の人達だったりする。

誰が買っても売れるなら結果オーライなのですが、狙いは大きくそれています。必要ないという人に、何とかして買ってもらうには何百万もするクルマはあまりにも高額。そもそも車格的にはスペシャリティカーである「セリカ」の後継車なのですから無理はあえりません。

旧「86」がもてはやされたのは、中古車になって価格が安価になってからなのです。ですから、今も昔も若者はクルマにお金をかけられないのは変わりません。

必要な人に必要とされるクルマを

しかも、少子高齢化は止まりません。若者に媚を売るクルマ造りをするよりも、高齢化するドライバーが、安心して運転できる車を開発するのが正解です。また、年齢問わず、車が必需品である地域や環境の人向けにも目を向けることも大切で、軽自動車が多く売れる理由もここにあります。地方の高齢者にとって、安価で維持費も安く、価格も手ごろな軽自動車、特に中古車は年金暮らしの高齢者にとっては命綱ともいえるのです。

自動車メーカーにとっては「若者のクルマ離れ」はしかたないとしても、「高齢者のクルマ離れ」は大問題。ペダルの踏み間違いによる事故の増加や、高速道路や専用道路での逆走などのニュースが大きく取り上げられています。

反面、先進安全装備や自動運転といった技術が進んでもいます。これらはけっして若者向けの技術ではありません。人のミスを防ぐツールなのです。

まとめ

少し本題からそれてしまいましたが、「若者のクルマ離れは無理に解決する必要はない」ということです。いずれ結婚し、家族が出来たらクルマが必要になるはずですから無理に買わせることも、また、買う必要もないのです。「N-BOX」に代表される軽トールワゴンから、「セレナ」のようなミニバンという流れが待っているかもしれません。クルマを持つ必要がない便利な都市部に暮らし続けるかもしれませんが。

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