はじめに

全国軽自動車協会連合会から2018年3月の軽自動車新車販売ランキングの速報値が発表されました。
3月は決算月なので一年で一番販売台数の多い月で各社販売に一番力の入る月となっています。
新型スペーシアは前月より売上を伸ばすのか?ホンダ N-BOXの販売台数は?今月も先月に引き継続いてベスト15のランキングを元に紹介させて頂きます。
乗用車も含めた販売台数についても分析します。
ランキング1位~5位

1位(前月1位-) ホンダ・N-BOX 26,851台(前月比122%)
2位(3位↑) スズキ・スペーシア 18,711台(前月比137%)
3位(4位↑) ダイハツ・ムーヴ 17,465台(前月比129%)
4位(2位↓) 日産・デイズ 16,233台(前月比113%)
5位(5位-) ダイハツ・タント 15,783台(前月比122%)
ホンダN-BOXが先月に引き続き、26,851台で1位となりました。
販売初月の26,983台には届きませんでしたが、2位以下に8,000台の差をつけ、ぶっちりぎりの登録台数は凄いの一言です。
決算期ということで値引きの渋いN-BOXですが、若干値引きも拡大したのかもしれませんね。

2位はスズキ新型スペーシアが先月3位から1ランクアップの2位にランクイン。
1万8千台と着実に台数を伸ばしました。
まだまだN-BOXの壁は高いですが、このまま2位をキープできそうな勢いです。
来月の台数に注目したいところです。

3位はダイハツ・ムーヴ
ムーヴキャンパスが台数を稼いでいると思われます。
個人的にはパールホワイトⅢ×ファインミントメタリックのボディカラーがおすすめです。
4位はニッサンのデイズ。
2ランクダウンです。
新型がでるまではしばらく我慢が続きそうですね。
5位はダイハツ・タント。
こちらも今年フルモデルチェンジ予定とされていますが、先月と引き続き順位をキープしています。
ランキング6位~10位

6位(-) スズキ・ワゴンR 14,392台(前月比125%)
7位(-) ダイハツ・ミラ 11,497台(前月比143%)
8位(-) スズキ・アルト 11,021台(前月比154%)
9位(-) ホンダ・N-WGN 10,408台(前月比160%)
10位(11位↑) 三菱・eK 7,128台(前月比152%)
6位から9位までは引き続き前月と順位は変わらず。
10位に三菱・eKが前月比152%増でトップ10にランクインしてきました。
三菱復調気味ですね。エクリプスクロスも発売され今年は三菱期待できそうですね。
ランキング11位~15位

11位(↓) スズキ・ハスラー 6,830台(前月比121%)
12位(-) ダイハツ・キャスト 5,661台(前月比124%)
13位(-) ダイハツ・ウェイク 3,568台(前月比119%)
14位(-) トヨタ・ ピクシス 2,886台(前月比138%)
15位(圏外) ホンダ・N-ONE 2,535台(前月比173%)
11位は1ランクダウンしたスズキ・ハスラー
クロスビーの方に少し流れているのかもしれないですね。
発売から大分経ってきてそろそろ限定車などお買い得車などの設定が欲しいところ。
ホンダ・N-ONEがマイナーチェンジ後また15位にランクインしてきました
N-ONEの目標月間販売は1,200台で、2500台越えの販売数は立派ですね。
N-WGNと統合されて消滅という噂もありましたが、この販売台数なら次期型も生産しそうで一安心です。
軽自動車・乗用車混合ランキングトップ10

※軽自動車
1位 ※ホンダ・N-BOX 26,851台
2位 日産・ノート 19,356台
3位 ※スズキ・スペーシア 18,711台
4位 ※ダイハツ・ムーヴ 17,465台
5位 ※日産・デイズ 16,233台
6位 ※ダイハツ・タント 15,783台
7位 トヨタ・プリウス 15,688台
8位 日産・セレナ 15,080台
9位 ※トヨタ・アクア 14,778台
10位 ※スズキ・ワゴンR 14,392台
ホンダN-BOXのみが2万台超え、2位のノートに7000台以上の差をつけての1位です。
普通乗用車ではノートが前月2位、プリウスが7位、e-POWERモデルが追加されたセレナが8位にランクイン。
10台中7台が軽自動車という相変わらずの軽自動車が強い結果に。
ノートは相変わらず安定して売れています。
セレナは近々プリウスを抜きそうですね。
プリウスはマイナーチェンジで不評なデザインに手を入れる可能性も噂されています。
最後に

決算月も新型N-BOXの独走状態となりました。
販売初月の台数には届きませんでしたが、それに近しい台数でぶっちりぎりの登録台数は王者の貫禄すら漂います。
新型スペーシアが上向き加減ですが、N-BOXを抜くまでは厳しそうですね。
デイズやタントの新型が発売されるまではしばらくはN-BOXの1位は安泰な気がします。
完成度の高いN-BOXの販売を抜くのは相当大変だと思います。
例えば全車速ACCや、e-POWERのような革新的な機能など他メーカーにも頑張ってもらってN-BOXを脅かすような素敵なクルマを作って欲しいですね!
以上、2018年3月のランキングを分析してみました。