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3月度販売ランキング深読みチェック!

3月度販売ランキング深読みチェック!

自販連と軽自協の発表によると、2018年3月度の販売台数トップはホンダの軽自動車「N-BOX」で、2位は日産の「ノート」。ここまではこのところの定位置ですが、下位では大きく変動しているのです。そこで、ベスト10だけではわからない、ランキングを深読みしてみることにしましょう。気になるあの車がこんな順位に!


3月度乗用車販売台数 スペーシア猛追

スズキスペーシアカスタム

まずはベスト10ですが、 N-BOXの独走状態はともかく、ノート、プリウスアクアといった登録乗用車の前年比減が顕著なのが見て取れます。そんな中、ミニバントップのセレナはなんとか前年比を上回り、ヴォクシーをしり目にベスト10にとどまっています。ベスト10内で前年比をもっとも落としたのがプリウスで、60%台という危機的状況が続いており、同時に発表された2017年度通期の販売台数でも、同じく前年比を大きく割り込んでいるのです。

また、軽自動車ではスズキのスペーシアが前年比を大きく上回り、 N-BOXにはまだ及ばないものの、その差をジワジワと縮めています。主な軽自動車は総合のベスト10内に登場していますが、登録乗用車に限ると、まだまだ多くの車種が下位でしのぎを削っています。そこで、登録乗用車の順位をみてみることにしましょう。

3月度順位と台数(前年同月比%)

1位 ホンダ N-BOX 26,851(102.8)            
2位 日産 ノート 19,356(79.4)
3位 スズキ スペーシア 18,711(124.4)
4位 ダイハツ ムーヴ 17,465(115.8)
5位 日産 デイズ 16,233(85.8)      
6位 ダイハツ タント 15,783(82.2)     
7位 トヨタ プリウス 15,688(69.9)
8位 日産 セレナ 15,080(103.5)
9位 トヨタ アクア 14,778(83.0)
10位 スズキ ワゴンR 14,392(103.2)

登録車ベスト10 ノート首位、トヨタ勢大幅減

日産ノート

ベスト10で、前年比を上回ったのはセレナとヴォクシーのミニバン勢とフィットのみ。他は軒並み前年比を割り込んでいます。特にトヨタ勢の落ち込みは大きく、プリウス以外でもアクア、シエンタ、C-HR、そしてヴィッツと、かなり台数を落としています。中でもプリウス以上に台数を減らしているのがSUVの C-HRです。個性あるデザインで人気が沸騰しただけに、さすがに飽きられるのも早く、SUVトップではあるものの、昨年の勢いはもう感じられません。しかし、プリウスと異なるのは、当初の販売目標は現在の販売台数より低いため、これまでが売れすぎていたにすぎないことです。SUVで月販一万台であれば上々の成果でしょう。

トヨタC-HR

3月度登録乗用車の順位と台数(前年同月比%)

1位 日産 ノート 19,356(79.4)
2位 トヨタ プリウス 15,688(69.9)
3位 日産 セレナ 15,080(103.5)
4位 トヨタ アクア 14,778(83.0)
5位 ホンダ フィット 12,503(107.5)
6位 トヨタ ヴォクシー 12,467(115.1)
7位 トヨタ シエンタ 11,461(85.9)
8位 ホンダ フリード 11,053(74.7)
9位 トヨタ C-HR 10,991(65.4)
10位 トヨタ ヴィッツ 10,130(80.1)

ベスト10以外の注目車種11位から30位 新型SUVが好調

三菱エクリプスクロス

ベスト10以外の注目車種、まずは11位から30位までを見てみると、マツダのCX-5が11位とベスト10入りまでわずか。C-HRを追い落とす可能性さえ見えてきました。そして同じマツダの新型3列シートSUVであるCX-8も下位ながらも4千台を超え、スイフト並みの台数になっており注目されます。また、ミニバンではホンダのステップワゴンも、ベスト10入りを狙える位置につけました。

話題の新型車では、三菱のエクリプスクロスが約5千台を記録し新登場で27位につけ、SUVクラスに参戦しています。50位までのランキングで唯一の三菱車であることからも、今後の販売に期待が持たれます。
ちなみに、三菱の主力車種であった軽自動車のeKの3月度は、約7千台ですから、エクリプスクロスの登場で、三菱ディーラーにとっていかに重要な車種であるのかがわかります。

マツダCX-5

順位と台数(前年同月比%)

11位 マツダ CX-5 9,289台(96.1)
13位 ホンダ ステップワゴン 8,769台(149.0)
27位 三菱 エクリプスクロス 4,996台(30-2)
29位 マツダ CX-8 4,342台(29年12月〜)

ベスト10以外の注目車種31位から50位 好不調がクッキリ

スズキクロスビー

最後に50位までを一気に見てみましょう。31位にスズキのクロスビーが入っていますが、同く新型SUVのエクリプスクロスと比較するとやや伸び悩み。しかし、スイフト、ソリオと並ぶスズキの普通車の3本柱になっているようです。カムリは依然として前年比10倍の勢いをキープ。リーフは2,997台で前月の3,720台、26位から後退しており、このあたりがEVの限界なのでしょうか。

そして、シビックが 2,246台と、意外と売れている印象。レクサスではNX300のハイブリッド車NX300Hが大躍進。 LS500Hはエスティマとほぼ同数を販売しています。そのエスティマは前年比で半減し、いよいよカタログ落ちの秒読みに入った感があります。

ホンダシビックハッチバック

順位と台数(前年同月比%)

31位 スズキ クロスビー 3,751(29年12月〜)
35位 日産 リーフ 2,997(190.8)
41位 ホンダ シビック 2,246(-)
45位 レクサス NX300H 1,392(226.3)
49位 トヨタ エスティマ 1,131(58.2)
50位 レクサス LS500H 1,089(29年10月〜)

まとめ

軽自動車の好調さが続いた3月度のランキング。例えば姉妹車のデイズに比べて目立ったセールスとならない三菱のeKでも7,128台であり、登録乗用車13位のステップワゴンに次ぐ台数であり、軽貨物のハイゼットカーゴはそのステップワゴンでさえ上回っているのです。2018年はこの状況が続くのか、あるいは登録車が勢いを取り戻すのか、4月の販売ランキングの発表を待つことにしましょう。

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