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ヴェヌーシア?イゾア?日本人の知らない北京の日本車たち

ヴェヌーシア?イゾア?日本人の知らない北京の日本車たち

海外で販売される日本車には、日本国内では販売されない車種も多くあります。北京モーターショーでは、特に中国専用車種が多く見られ、日本の自動車メーカーからも多くの中国専用車種が多く見られました。そこで、我々が知らないそれらの日本の自動車メーカーが出展した中国専用車種をご紹介してみましょう。


復活?ホンダインスパイア

ホンダ インスパイア・コンセプト

ホンダと東風汽車の中国合弁、東風ホンダが初公開したのが「インスパイアコンセプト」。そう、「インスパイア」といえば、2012年まで日本で発売されていた車種で、「アコード」の上級モデルという位置付けでした。「インスパイア」のネーミングが、コンセプトカーではあるものの、約6年ぶりに復活を果たしたわけです。

今回発表された「インスパイア」は、新型「アコード」がベースとなっており、「アコード」は中国市場では、ホンダと広汽集団の中国合弁、広汽ホンダから販売されていて、ホンダのもうひとつの中国合弁、東風ホンダ向けに開発されたのが、「インスパイアコンセプト」となります。

「インスパイアコンセプト」は、新型「アコード」に対して、バンパーやテールランプなどのデザインを変更しており、2018年後半に中国市場で発売予定とされています。

これは懐かしい!トヨタレビン

トヨタ レビンPHV

「カローラ」と同時にPHVの採用を発表したのが「レビン」。日本国内では、カローラシリーズの2ドアクーペとして、2000年まで生産されていた懐かしい名称ですが、中国市場では、カローラの姉妹車の4ドアセダンとして2014年に登場して以来、ガソリンエンジン車に続き、ハイブリッドを追加し一時は生産が追いつかないほどの人気となっています。

そして、「カローラPHV」と同様に、「レビンPHV」もEVモードの航続として、50km以上を想定し、トヨタ初の海外生産となるPHVとして、2019年より中国での現地生産を開始する予定になっています。

えっ!C-HRに姉妹車がいた、トヨタイゾア

トヨタ C-HR(左)とイゾア(右)

トヨタの中国法人が北京モーターショー2018のプレビューイベントを開催し、「C-HR」とともに発表したのがその兄弟車、「イゾア」です。中国では、トヨタ自動車と広汽集団の中国合弁、広汽トヨタから発売されるのが「C-HR」。そして、トヨタ自動車と第一汽車の中国合弁、一汽トヨタ向けに用意されるのが「イゾア」となります。中国市場では、昨年の「カムリ」で最初のTNGA車種を投入し、今回のC-HRと「イゾア」で2車種目となり、SUVとしては最初の車種となります。

パワートレインは、2.0LのダイナミックフォースエンジンとダイナミックCVTの組み合わせという、日本とは異なる内容になります。そして、トヨタは、このC-HRと「イゾア」をベースに開発したEVを2020年、中国市場に投入する計画となっています。

テラノじゃなくて・・日産テラ

日産 テラ

日産自動車の中国法人が初公開したのが新型SUVの「テラ」です。「テラ」は、ピックアップトラックの「NP300ナバラ」の車台をベースに開発されたSUVで、メルセデスベンツ初のピックアップトラックの「Xクラス」と車台を共用しています。

「テラ」は、本格的フレームを持つSUVで、「Go Anywhere(どこにでも行ける)」をテーマに開発され、後輪にリジッド式サスペンションを採用し、最低地上高も225mm確保。さらに直結可能な4WDシステムも採用するなど、悪路走破性能を高めている本格派。ダッシュボード中央には、タッチパネルモニターをレイアウトするなど、最新のコネクティビティを採用し、中国を皮切りに、アジア各国で販売していくことになります。そして、それらの場所は極限の路面を走れて頑丈な本格的な四輪駆動車の「テラ」が求められています。

日産の中国専用ブランドがヴェヌーシアだ

ヴェヌーシア T90

日産自動車と東風汽車の中国合弁、東風日産の2010年に立ち上げた中国専用ブランド「ヴェヌーシア」は、ヴェヌーシア「T90」の改良新型モデルを初公開しています。ヴェヌーシア「T90」は、2年前の北京モーターショー2016でデビューした新型SUVです。

若い世代のニーズやライフスタイルに応える新しいタイプのSUVとして登場しました。改良された新型「T90」は、よりエキサイティングで高品質な商品を目指して開発され、新開発のターボエンジンやツートンカラーのインテリアを新採用しています。

フォレスターは「インテリジェント・ボクサー」を搭載

スバル フォレスター

その他でも、スバルでは北京モーターショー2018で初公開された新型「フォレスター」の中国仕様車には、先に発表された米国仕様の2.5Lエンジンとは異なる「モーターアシスト」仕様の新型パワーユニット、「インテリジェント・ボクサー」を搭載するなど、中国市場に合わせた設定がなされています。また、「XV」も日本では設定されていない「インテリジェント・ボクサー」搭載車が出展されています。

まとめ

日本では忘れ去られた車が、その姿形を変え、世界最大の自動車マーケットである中国で人気を博していたり、聞いたことのない名前の車種や、姉妹車が存在したりと、うれしくもありうらやましくもある中国での日本メーカーの取り組みが見られた北京モーターショウ。ピークを過ぎた日本市場とは異なり、これからも成長が期待される市場だけに、これからも世界中の自動車メーカーが力を入れ、中国専用車種が続々と投入されることでしょう。

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