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異変?プリウス脱落、新型車大躍進の7月度販売ランキング

異変?プリウス脱落、新型車大躍進の7月度販売ランキング

7月における登録車と軽自動車の販売台数によると、トップは「N-BOX」で11カ月連続のトップ。登録車は「アクア」が首位ながらも、総合では1位~3位を軽自動車が占めたために4位に終わっています。そして、「プリウス」がついにベスト10圏外に消えました。その他にも新型車の躍進など、見どころ満載の7月を詳しく見てみましょう。


総合 ついに「プリウス」ベスト10落ち

トヨタプリウス

総合ベスト10
()内は前年同月比%

1位 N-BOX ホンダ 19,668台(135.6) 
2位 スペーシア スズキ 11,843台(144.0) 
3位 デイズ 日産 11,703台(96.4)
4位 アクア トヨタ 11,689台(97.4)
5位 ノート 日産 11,256台(90.5)
6位 ミラ ダイハツ 11,205台(96.0)  
7位 ヴィッツ トヨタ 11,184台(160.0) 
8位 タント ダイハツ 10,708台(91.4) 
9位 ムーヴ ダイハツ 10,196台(104.7) 
10位 カローラ トヨタ 9,986台(151.8)

ベスト10上位の顔ぶれでは、「N-BOX」が11カ月連続のトップになったのは織り込み済み。「アクア」、「ノート」ともに伸び悩んだことで、軽自動車勢の1、2、3位独占を許してしまいました。また、不振が続いていた「プリウス」がベスト10からついに姿を消し11位。そして、「プリウス」に代わり「カローラ」が、前年同月比150%超えという勢いでランクインしています。これは6月25日にデビューした「カローラスポーツ」の躍進が影響しているようです。

登録車 大ヒットの予感十分の新型「クラウン」登場

トヨタ新型クラウン

登録乗用車ベスト10
()内は前年同月比%

1位 アクア トヨタ 11,689台(97.4)
2位 ノート 日産 11,256台(90.5)
3位 ヴィッツ トヨタ 11,184台(160.0)
4位 カローラ トヨタ 9,986台(151.8)
5位 プリウス トヨタ 9,793台(81.2)
6位 フィット ホンダ 9,144台(76.8)
7位 セレナ 日産 8,927台(138.0)
8位 ルーミー  トヨタ 8,030台(129.0)
9位 ヴォクシー トヨタ  7,694台(96.5)
10位 クラウン  トヨタ 7,225台(333.4)

「カローラ」の躍進以上に伸びたのは「ヴィッツ」。5月の一部改良で「Toyota Safety Sense」 の機能を向上させ、2種の特別仕様車を設定したことで前年比160%という「カローラ」以上の伸び率で「アクア」や「ノート」に迫る台数となっています。

そして、大本命の新型「クラウン」は、前年比3倍以上という好スタートを切りました。発売後一カ月で、月販目標4,500台の約7倍となる3万台を受注していることからも、順調に登録が進めば8月、9月にはさらに台数が上乗せされるはずです。

悲喜こもごものスバル車

スバルフォレスター

()内は前年同月比%
19位 インプレッサ スバル 4,324台(56.6)
28位 フォレスター スバル 2,682台(149.8)
35位 レヴォーグ スバル 1,758台(323.8)

登録車の10位以下を見てみると、スバルの「インプレッサ」が大ブレーキで前年比の約半分になったのと引き換えに、新型「フォレスター」が順調にスタート。また、4月にアイサイトの機能向上を果たした「レヴォーグ」も前年比3倍を超えて急浮上しているなど、スバル車の浮き沈みが目立ちました。

軽乗用車 新型「ジムニー」登場の衝撃

スズキ新型ジムニー

軽乗用車ベスト10
()内は前年同月比%

1位 N-BOX ホンダ 19,668台(135.6)
2位 スペーシア スズキ 11,843台(144.9)
3位 デイズ 日産 11,703台(96.4)
4位 ミラ ダイハツ 11,205台(96.0)
5位 タント ダイハツ 10,708台(91.4)
6位 ムーヴ ダイハツ 10,196台(104.7)
7位 ワゴンR スズキ  8,446台(79.6)
8位 アルト スズキ 5,878台(85.3)
9位 ハスラー スズキ  5,557台(95.4)
10位 ジムニー スズキ 5,062台(524.6)

軽乗用車首位の「N-BOX」を追うスズキの「スペーシア」も、なかなかその差を詰め切れないという図式も、見慣れた光景です。わずかにダイハツの「ミラ」が新発売された「トコット」効果で上位に食い込んではいるものの前年の台数は超えられていません。

そして、今年の軽乗用車最大のトピックは、新型「ジムニー」の登場。なんと、いきなり前年比の5倍以上の5千台を売り上げて10位にランクインしました。流行りのクロスオーバーではない、ジープタイプのワイルドな本格的SUV、しかも3ドア車としては驚異的な台数です。半年とも一年ともいわれている納期が落ち着くまでは、当分この勢いは続くでしょう。

軽商用車 「N-VAN」がもたらす軽商用バンの勢力図

ホンダ新型N-VAN

()内は前年同月比%

N-VAN ホンダ 3.053台
エブリイ スズキ 5503台(93.0)
ハイゼットカーゴ ダイハツ 5219台(104.6) 

軽自動車のもうひとつのトピックは、初登場で3.053台を記録した商用バンの「N-VAN」です。キャブオーバーバンのスズキ「エブリィ」とダイハツ「ハイゼットカーゴ」には届きませんが、両車にとっては初めての第三勢力の出現であり、事実かなりの台数が食われているようで、「N-BOX」人気の後押しもあって今後もさらに台数を伸ばすはずです。

まとめ

新型車が軒並み好スタートを切った7月度ですが、この中から好調を維持していくのはどの車種でしょうか?「C-HR」や「プリウス」の大失速を見た後では、どんなにスタートダッシュを決めてもけっして長続きしないのでは?という疑問が残ります。また、スズキとマツダにまたしても浮上した検査疑惑問題の影響も気になります。

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