【パリモーターショー2018】レクサス ES 新型 欧州仕様発表へ

レクサスは9月4日に、10月にフランスで開催されるパリモーターショー2018において、新型レクサス『ES』(Lexus ES)の欧州仕様車を初公開すると発表しました。
■レクサス ESとは

海外では発売されているレクサスESですが、長きにわたりESは発売されていませんでした。
しかし、今回このレクサスESが日本でも発売されることに。
そもそもES、というとぴんとこない方も多いかもしれませんが、元々はトヨタのウィンダムとして発売されていた車…と聞くとあ、知ってる!という方もいるのではないでしょうか。
■レクサス 新型ESは7代目

新型レクサスESは、7世代目モデルになります。
新型では、ESの原点の上質な快適性を進化。また、フラッグシップモデルの『LC』や『LS』同様、新世代レクサス車として、デザインや走りの面でも大きな変革を追求します。
具体的には、低重心な「GA-K」プラットフォームを活かし、流麗かつ引き締まった外装と広く快適な室内空間を両立。
新たなプラットフォームパワートレインにより、歴代ESがDNAとして継承してきた上質な乗り心地を進化させるとともに、優れた操縦安定性を実現しました。
■レクサス 新型ES(欧州仕様) ハイブリッドモデル設定

新型レクサスESには、ハイブリッドモデルとして、「ES300h」グレードが設定されました。
2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドシステムを採用します。
このハイブリッドシステムは、アトキンソンサイクルの2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、電気モーターを組み合わせています。
また、欧州仕様車の場合、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、218psのパワーを獲得。吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼により、世界トップレベルの熱効率を追求。
高い動力性能と環境性能を両立するとともに、優れたレスポンスを可能にします。
新開発のトランスアクスルやパワーコントロールユニットを導入。ハイブリッドの持ち味の燃費性能は維持しながら、ダイレクトな加速フィーリングを追求。欧州仕様の燃費性能は、複合モードで21.3km./リットルとした。
二次電池はニッケル水素バッテリーで、高さを120mmコンパクト化。後席の下にレイアウトすることで、軽量化や低重心化に加え、荷室容量の拡大も可能に。このES300hグレードは12月、欧州市場で発売される予定。
■最新の先進運転支援システムを搭載

新型ESには、第2世代の「レクサス・セーフティシステム+」など最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載。新型レクサスESの第2世代のレクサス・セーフティシステム+では、第1世代のレクサス・セーフティシステム+に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、各機能を進化。事故の防止や交通事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を目指す。とくに新型ESでは、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求した。
最後に
本記事では、新型ESの欧州仕様についてご紹介しました。
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