プレミアムSUVがアツイ!2018年SUVに恩恵を受けたブランドたち!

2018年の総販売台数がそれぞれのメーカー、ブランドと続々と発表される中、嬉しい悲鳴をあげるメーカーも多くありました。
その中でも注目したいのがプレミアムSUVの人気です。SUVに恩恵を受けた各高級メーカー・ブランドをまとめてみました。
■ロールスロイス カリナン

ロールスロイスモーターカーズ(Rolls-Royce Motor Cars)は1月10日、2018年の世界新車販売の結果を公表しました。
それによると、総販売台数は同社の115年の歴史で過去最高の4107台で、前年比は22.2%増とプラスに転じたとのこと。
ロールスロイスの世界新車販売が、前年実績を上回ったのは、なんと2年ぶり。これは、ブランド初のSUV、『カリナン』を投入した効果もあると言います。
ロールスロイスによると、カリナンの受注は好調で、すでに2019年後半の生産分まで、オーダーで埋まっているそうです。
カリナン以外では、『ファントム』、『レイス』、『ドーン』の3車種の販売も伸びています。
■ジャガー E-PACE

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は1月10日、2018年の世界新車販売の結果を発表しました。
総販売台数は59万2708台で、前年比は4.6%減でした。
全販売台数59万2708台のブランド別の内訳は、ジャガーが過去最高の18万0833で、前年比は1.2%増とプラスを維持しました。
一方のランドローバーは41万1875台にとどまり、前年比は6.9%減とマイナスに転じてしまっています。
市場別では、中国が2018年、前年比21.6%減と後退。
欧州も前年比7.8%減と、前年実績を下回っています。また、地元の英国は前年比1.5%減とマイナスに。北米は前年比7.2%増とプラスを維持。
車種別では、ジャガーはSUVの『E-PACE』とEVの『I-PACE』が牽引役を果たしました。
ランドローバーでは、『レンジローバー スポーツ』と『レンジローバー』の販売が伸びています。
■ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ(Lamborghini)は1月10日、2018年の世界新車販売の結果を発表しました。
総販売台数は新記録となる5750台で、前年比は51%増と大きく伸び、8年連続で前年実績を上回るという結果に。
全販売台数5750台のうち、『ウラカン』が最多の2780台を占めました。
前年比は5%増とプラスを維持。
『アヴェンタドール』は1209台を販売しました。前年実績に対して3%増と、堅調な数字。
また、新型SUVの『ウルス』は2018年7月の市場投入以来、およそ半年で1761台を販売しています。
市場別では、米国が前年比45.7%増の1595台で引き続き最量販に。
以下、英国が80%増の636台、日本が36%増の559台、ドイツが53%増の463台、中国が29%増の342台、カナダが50%増の316台と伸びています。
最後に
いかがでしたか。
数年前までは、高級スーパーカーメーカーや、高級ブランドはSUVを発売しないという印象がありましたが、今や人気車種として売上に貢献していることがわかりますね。
あのフェラーリもSUVを発売する?という噂もありますし、今後、より多種多様なプレミアムSUVが発売されるかもしれませんね。