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【車庫証明の取り方総まとめ】必要書類や書き方、手続きについて解説

【車庫証明の取り方総まとめ】必要書類や書き方、手続きについて解説

車を購入すると必ず車庫証明を取らないといけません。この記事では、車庫証明を取るのに必要な書類や書き方、費用、手続きにかかる期間などを詳しく解説していきます。


そもそも車庫証明とは?

自動車を購入する際には、その自動車を保管する場所を登録しなければなりません。

その登録に必要なのが車庫証明です。正式名称を「自動車保管場所証明書」といいます。

車庫証明は、道路以外の場所を自動車の保管場所として確保することで、一般道への駐車を制限し、道路交通を円滑にするため、必要なものです。

新車でも中古車でも車庫証明は必要で、自動車を自分の車として登録するのに必要な書類となります。また、自動車の購入時だけでなく、車の所有者を変更した際や、住所などを変更した際にも車庫証明の申請は必要になります。

申請は警察署が窓口となっていますが、どこの警察署でもOKというわけではなく、「車庫の住所を担当する警察署」に申請しなければならないので、「車庫の住所を担当する警察署」ですので発行の際はご注意下さい。

自宅と車庫の距離も規定があり、自宅から半径2km以内と定められています。

ただし、地域によって(東京都西多摩郡檜原村、神奈川県愛甲郡清川村、奈良県山辺郡山添村、福岡県田川郡赤村...など)は、車庫証明がなくても車が所有できる場合もあります。

自治体によって車庫証明なしで車の所有ができるので、自動車の購入を決めたら、自治体のホームページなどで一度確認してみるといいでしょう。手続き自体はそんなに難しいことはありませんが、警察署での車庫証明の受付は、土日祝日を除く平日の9:00~17:00となっているため、申請時と受け取り時、2回も平日に時間を確保しなければいけないのが難点です。

車庫証明を取るための必要書類

普通自動車と軽自動車では、手続きに必要な書類が異なります。
以下のような書類が必要となります。

1:自動車保管場所証明申請書(2通)
2:保管場所標章交付申請書(2通)
3:保管場所の所在図・配置図
4:保管場所使用権原疎明書面(自認書)または保管場所使用許諾書
5:使用者の住所を確認できるもの(運転免許証など)

車庫証明にかかる費用

申請時に必要な費用が2,200円となります。また書類の交付時に、標章交付手数料として500円がかかります。この費用は地域によって微妙な差がありますが、おおよそ2,500円~2,800円で発行することができます。

また、現金支払いではなく、収入印紙を購入する地域もあります。

車庫証明の手続きにかかる期間

車庫証明の申請を行ってから3~7日程度で完了します。申請時に納入通知書兼領収書が渡されるので、車庫証明が発行されるまで大切に保管しておき、指定された日に受け取りに行きましょう。

車庫証明は、申請をした日のうちにもらえるわけではないので、車購入の際には余裕をもって申請するとよいでしょう。

車庫証明の書き方

必要書類は、都道府県警のホームページからダウンロードができます。

また、各警察署にも用意されていますので、直接車庫証明の申請窓口で受け取ることができますが、各都道府県警によって、書式が違うので、申請する都道府県警のホームページから確認してからダウンロードするようにしましょう。

1:自動車保管場所証明申請書
2:保管場所標章交付申請書
警察署で直接書類をもらってきた場合、保管場所標章交付申請書と2枚ひと組で複写式になっています。ダウンロードした場合には別になっていますので、それぞれ記載してください。

この書類には、購入する車の情報と、保管場所について記入します。メーカー名、型式、大きさ、車体番号を記載します。

3:保管場所の所在図・配置図
車庫のおおまかな位置と、その車庫のどこに車を置くのかを示すためのものです。

所在図のほうは近くにあるお店や学校など、目印となるものを記入して、車庫のある場所を特定できるようにし、配置図は自宅であればその場所を、駐車場を借りる場合は、駐車場の中のどの場所なのか、番号などがあればそれも記入します。

手書きが難しい場合は、インターネットの地図を印刷して貼り付けて必要事項を記入して提出することもできます。

4:保管場所使用権原疎明書面(自認書)または保管場所使用許諾書
その駐車場を使う権限があるかどうかの確認書類です。自宅など、車の使用者本人がその土地を所有している場合は、保管場所使用権原疎明書面(自認書)のほうを書き、月極め駐車場などを借りている場合には、大家さんや管理会社に保管場所使用承諾証明書を書いてもらう必要があります。

車庫証明を書くのに必要な情報

1:自動車保管場所証明申請書
・車名
「フィット」などの車種名ではなく、「ホンダ」「トヨタ」などメーカー名を記入します。

型式や自動車の大きさなどは、車検証に記載があるので、手元に用意しておきましょう。

・自動車の使用の本拠地
車の使用者の住所を記入します。

・自動車保管場所の位置
駐車場の住所を記入します。自宅以外に駐車場を設ける借りる場合は、その住所を事前に調べておきましょう。また、借りている駐車場に番号などがあればそれも記入します。

・保管場所標章番号
以前にも車を所有していて、同じ場所で車庫証明を申請する場合に記入します。この書類を記入することによって、所在図の記入を省略することができます。わからない場合は空欄でも問題ありません。

・警察署名
申請する警察署の名前です。「警察署殿」と記載済みなので、「○○警察署殿(○○部分を記入)」します。

・名前、住所、電話番号
所有者のものを記入します。捺印を忘れずに。

・使用権限
申請する車庫(駐車場)が「自己」のものであるのか「他人」であるのかを記入します。他人の場合でも名前などの記入は不要です。

・連絡先
申請内容について何かあった場合に警察署から電話がかかってくる番号なので、ご自身の電話番号がよいでしょう。

・新規・代替
新しく駐車場を申請する場合は「新規」、車の乗り換えなどで改めて申請する場合は「代替」を記入します(代替の場合は前車のナンバーが必要です)。

2:保管場所標章交付申請書
・車名
こちらも車種名ではなく、メーカー名を記入します。
型式や自動車の大きさなどは、車検証に記載があるので、手元に用意しておきましょう。

・自動車の使用の本拠地
車の使用者の住所を記入します。

・自動車保管場所の位置
駐車場の住所を記入します。自宅以外に駐車場を設ける借りる場合は、その住所を事前に調べておきましょう。また、借りている駐車場に番号などがあればそれも記入します。

・警察署名
申請する警察署の名前です。「警察署殿」と記載済みなので、「○○警察署殿(○○部分を記入)」します。

・名前、住所、電話番号
所有者のものを記入します。捺印が必須です。

車庫証明は行政書士やディーラーに依頼して取ることも出来る!

車庫証明は自分で取得することができますが、前述のとおり、窓口のあいている平日に時間がとれるかどうかがネックになります。平日の昼間に時間が取れない時は、行政書士やディーラーに車庫証明取得の代行を依頼することもできます。

費用は行政書士が5,000円~10,000円程度、ディーラーが15,000円程度で依頼できるようです。
費用はかかりますが、それぞれメリットもあり、

<行政書士>
国家資格のため、手続きはスムーズで個人情報の守秘義務を守ってくれ安心して任せられ、酬額を明瞭にする「報酬額掲示義務」を負っているので、適切な金額で請け負ってくれます。

<ディーラー>
車を購入する場合は、購入手続きと併せて手続きを済ませてくれるためスムーズです。そのため代行はディーラーに依頼する方が多いです。

車庫証明が発行されたら?

車庫証明が交付されたら警察署へ受け取りに行きましょう。窓口で納入通知書兼領収書を渡すと、「自動車保管場所証明書」と「保管場所標章交付申請書」がもらえます。

この「自動車保管場所証明書」に収入印紙を張って提出し、「保管場所標章通知書」と「保管場所標章」を受け取って完了です。

軽自動車は車庫証明が不要?

軽自動車においては、車庫証明が必要な地域と不要な地域があります。

不要な地域については、簡単に言うと人口や交通量が少ない地域では軽自動車における車庫証明の届け出は不要とされています。

必要な地域については、東京や大阪の中心から30km県内にある市や県庁所在地の市、人口10万人以上の市など限られた地域のみで必要となっています。軽自動車を所有する場合はあらかじめ調べておきましょう。

まとめ

面倒なイメージがあって業者に依頼していた方も多いと思いますが、車庫証明の申請は意外と簡単です。時間の確保が難しい方は代行を依頼するのもアリだとは思いますが、代行費の節約もかねて、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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