トヨタ シエンタの概要・特徴紹介

シエンタの初代は2003年より販売開始されたミニバン車で、3列シートを備えて7人乗りを実現しています。
ミニバンブームの沸いた2000年初頭に販売されていました。
現在は2015年7月9日にフルモデルチェンジされ、2世代目となっています。
従来のミニバンは四角い箱型というイメージが強いですが、トヨタ シエンタではその概念を取り払い、トレッキングシューズをイメージさせるデザインにしています。
トヨタ シエンタの基本スペック

駆動方式:2WD 4WD
全長×全幅×全高:4,235~4,260mm×1,695mm×1,675~1,695mm
室内寸法:253mm×1470mm×1280mm
車両重量 1,210~1,310kg
最大乗車定員:5人 7人
JC08モード燃費:15.4~28.8km/L
総排気量:1.496L およびハイブリッド
トヨタ シエンタは、ハイブリッド車とガソリン車があり、4WDはガソリン車のみの仕様になっています。
3列シート/7人乗りが選べ、大家族でもゆったり乗れる室内サイズとなっています。
ミニバンの中では比較的、価格帯も手頃なので、ファミリーカーには最適な車種です。
トヨタ シエンタの新車・中古車

トヨタ シエンタの新車は、ミニバンの中でも比較的購入しやすい点が魅力的です。
中古車の販売価格でも、2003年より発売された人気車種ということで、初代タイプでも大きく値崩れを起こすことはほとんどないという特徴が見られます。
■トヨタ シエンタ グレード別新車価格
メーカー機能小売価格(消費税10%込)
ハイブリッド車
G Cuero:2,579,500円〜
G:2,424,400円〜
X: 2,268,200円〜
FUNBASE G:2,383,700円〜
FUNBASE X:2,227,500円〜
ガソリン車
G Cuero:2,213,200円〜
G:2,058,100円〜
X:1,850,200円〜
FUNBASE G:2,017,400円〜
FUNBASE X:1,809,500円〜
ハイブリッド車・ガソリン車でもFUNBASEのグレードに関しては、5人乗りになります。
※価格はトヨタ公式サイトより(2020年2月現在)
トヨタ シエンタのデザイン

ミニバンの今までの常識を打ち破った「Active & Fan」をキーワードに開発されたデザインです。
機能性と動感を受けさせるスポーティなデザインを実現しており、リアスタイルにも洗練さを打ち出しています。
インテリアも上品なインパネ、アクティブに移動できるシートアレンジが魅力的になっています。
■エクステリア

シエンタは、ミニバンとしては特徴的なデザインをしていると言えます。
トレッキングシューズのイメージデザインを採用しています。
また洗練されたデザインながらもスポーティな印象を与えてくれる点も魅力的です。
線形を自在に埋め込ませ、リアスタイルの視点にもこだわりを見ることができます。
■インテリア


高級志向でありながら、落ち着きを感じさせる室内空間の実現に尽力しています。
映画館のような後部座席をイメージし、ほど高く前傾させるスタイルを採用しているため、後部からのサイドビューにもこだわりを感じることができます。
3列シート車では、多彩なアレンジにより、自由な室内環境を構築することができる点も魅力的です。
トヨタ シエンタの口コミ・評価

現在の2世代目はフロントマスクの見た目が初代よりも変化し、しかも室内もアップグレード感がある点が見所です。
見た目のかわいらしさも継承されていることもあり、ジャーナリストやユーザーの評価も上がってきているようです。
■ジャーナリストによる試乗評価
丸目ヘッドランプやオーバルなフォルムなど、“可愛い路線”の初代から一転、スポーツバッグをモチーフとした非自動車的デザインをまとった前衛的なモデルへと変貌を遂げた。また、初代にはなかったハイブリッドパワートレイン搭載グレードも新設されるなど、大幅なアップデートがなされた。月販目標は7000台だったが、デビューから1年以上、一度も販売目標を割らずに推移。それまでマーケットリーダーだったホンダ『フリード』を完全に組み伏せる強烈なスマッシュヒットとなった。
■ユーザーによる口コミ
・ほどほどの燃費の良さ
今回は掛川駅(JR東海道線)を発着点として
日本ガイシアリーナ、ビックカメラ名古屋駅前、名鉄・知多奥田駅の3カ所を回りました。(ルート概略は最後をご覧ください)
結果、ODO読みで総走行418km(高速321.3km)と高速主体のルートでしたが、メータ表示の最高燃費は18.9km/L、実燃費は15.85km/Lとエアコン稼働にしては悪くない成績でした。
(ガイシアリーナ→知多奥田駅は4人、それ以外は運転手のみ乗車していました)
・切った分だけ動くハンドル性能
私にとっては重くなく軽くなくの丁度良さで、なおかつ大げさに回さなくとも動くハンドルが良かったです。
まとめ

初代からのかわいらしさを継承しながら、よりスポーティさを感じさせるデザインにしたのが2世代目のシエンタの特徴です。
グレードにより5人乗り、7人乗りと分けることができますし、運転時の安定さと走行性能良さは魅力的なミニバンと言えるでしょう。
価格面でも、ミニバン購入の選択肢の一つとして候補に挙がることが多いのは納得かもしれませんね。