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スポーティ&コンパクト!! アルファロメオ ミトの魅力に迫る!

スポーティ&コンパクト!! アルファロメオ ミトの魅力に迫る!

あなたはミトという車をご存知ですか?実はアルファロメオ ミトという実在した車があります。アルファD.N.A.システムを搭載していることが、この車の大きな魅力の1つです。惜しまれつつも生産は終わりましたが、根強い人気を誇っているミトを見ていきましょう。


アルファロメオ ミト(ミト)とは

2008年3月14日、アルファロメオの新型コンパクトモデル「Mi.To」の概要が発表されました。以前から「ベビー・アルファ」や「ジュニア」といった名前で噂されていたこの車の正式名称は「Mi.To」となりました。

「Mi」はアルファロメオゆかりの地ミラノを意味し、「To」はトリノを表しています。どちらもイタリアでは、自動車ナンバーをはじめ広く一般的に用いられている都市の略号であり、イタリア語のミト(伝説)にもかけているでしょう。

ミトはコンパクトな上に、何かコスチュームをまとったかのような個性的な印象があります。オシャレな人にはたまらない雰囲気があるため、一味違った車が欲しいと考えているのであれば、良い相棒になることでしょう。

ミトのスペック

アルファロメオ ミトのスペックは、

・全長:4,070
・全幅:1,720
・全高:1,460
・ホイールベース:2,510
・車重:1,260kg
・トランスミッション:6DCT/6MT
・サスペンション(フロント/リア):ストラット/トーションビーム
・エンジン:直列4気筒1368㏄ターボ
・最高出力:135PS/5,500rpm(Competizione)、170PS/5,500rpm(Quadrifoglio verde)
・最大トルク(Natural/All weather):19.4kgm/4,500rpm(Competizione)、23.5kgm/2,250rpm(Quadrifoglio verde)
・最大トルク(Dynamic):23.5kgm/1,750rpm(Competizione)、25.5kgm/2,500rpm(Quadrifoglio verde)

となっています。ミトのエンジン「マルチエア」は1.4Lガソリンターボエンジンで、およそ1.8L自然吸気エンジン並みの出力なっています。車重は1,260kgと重めなのですがエンジン性能が必要十分な機能となっています。

エンジン「マルチエア」は、吸気バルブをカムシャフトではなく、油圧で制御しています。自由に吸気タイミングやバルブのリフト量を制御することが可能です。

ミトの各種性能

2009年5月にミトに搭載されたサスペンションやブレーキ、エンジンといった駆動系を統合制御するシステムを「アルファロメオD.N.A.システム」といいます。

ドライバーが任意に選択することが出来るモードに、

・ダイナミック(D):スポーツドライビングに最適化
・ノーマル(N):市街地走行用
・オールウェザー(A):滑りやすい状況のコントロール性能向上

があります。選択したモードは、メーター内のマルチファンクションメーターで確認することが出来ます。それぞれのモードによってエンジンの出力特性やアクセルレスポンス、電動パワステのアシスト量が変化し、同時にVDC(横滑り防止装置)の動作も変わります。

よくあるモード切り替えの機能ではATの変速タイミングの変更やアクセルレスポンスの変更程度なのですが、アルファD.N.A.ではエンジンのトルクの出力が変わるのです。

ミトでは最大トルクが2割向上するのですが、この機能はマルチエアによる自由な制御によるものといえます。

ミトの価格

上質と躍動の、美しきスポーツコンパクト「アルファロメオ ミト(ミト)」は、2018年10月末をもって販売終了しました。そのため、今後は中古のミトを購入するしか手はなさそうです。

中古のミトの平均価格は107.6万円となっており、価格帯は39万円~249万円となっています。年式によっても価格は大きく変わりますが、大きすぎないサイズ感とプレミアムブランドの個性とオシャレを求めるのであれば、イチオシです。

ユーザーがカスタムする場合、どのパーツを使うの?

ミトをユーザーがカスタマイズした場合、どのようなパーツで対応すればカッコよくなれるのか見ていきましょう。

ホイール

ミトをスポーティに変えるのであれば「プロドライブTEZZO仕様 鍛造アルミホイール GC-012L 18インチ×7.5J for アルファロメオ ミト」をおすすめします。

対抗ブレーキキャリパーとの干渉を避け、スポーツ走行時の操縦性を考慮したベストなセッティングとしてリリースしているため、安心して装着することが可能です。

マフラー

ミトのマフラーでおすすめできるのが「TEZZO プレミアムスパイラルマフラー(for ミト Competizione/Sprint)」です。

ターボの弱点を解消し、低速トルクをあげながらパワーアップしました。一気に踏み込むとF40の様なサウンドを奏でることが可能です。街乗りの際には静かなアイドリングと心地いい音を両立してくれます。

低中速でのトルクアップ効果は、誰にでも体験することが出来、排気効率向上と軽量化により燃費も良いです。

アクセサリー

お手軽なアクセサリーでカスタムしていくのであれば、ステッカーなどもおすすめで、近年ではエンブレムなどを交換する人も多くいます。

アルファロメオエンブレムにしたいのであれば「Alfa Romeo純正エンブレム Type B」にすることで、よりオシャレに演出することが可能です。これは裏面が両面テープ式となっており、エンブレムのセンター部分のみ交換することが出来ます。

チューニングパーツ

もし、高速道路をよく利用する方(サーキット走行する方)であれば「Orque Technique Ideale チューニングECU-ミト」をおすすめします。

お手軽価格でECUチューニングが出来ますし、2500~3500rpmからのトルクが段違いであっという間にレブリミット付近まで吹き上がります。

燃費に関しては、街乗りで2000rpmシフトしている限りにおいて、燃費はノーマルとほとんど変わらないです。

ミトのエンジンオイル

ミトのオイル交換でおすすめできるオイルの1つは「SUNOCO/DynaSuper 5W40」です。こちらは、エステル配合100%化学合成オイルで、NA/ターボ車のどちらにも適したオイルとなっています。

ミトの場合、「オイルをどのように抜くのか」というのがポイントになってきます。昔であれば、オイルパンのドレンプラグからオイルを抜く「下抜き」が当たり前でしたが、現在は上から抜いても結構な量のオイルが抜けることが多いです。

エンジンオイルを温めた後にオイルチェンジャーをセットしてポンピングします。そうすると、みるみるうちにオイルが吸い出されます。

もし、フィルターベースのくぼみに真っ黒な古いオイルが残っているのであれば、全体からしたら大した量ではないですが、ここもポンプで吸い出すのがいいです。ブレーキクリーナーでさっとクリーニングすれば、スッキリします。

エンジンのオイル注入口はエンジンヘッドカバーにあるのですが、専門のものがなければ、特性じょうご(ペットボトルを切っただけ)を使い注入して終了です。

ジュリエッタとミトの比較

アルファロメオ ジュリエッタとアルファロメオ ミトを比較してみると、多くの方はジュリエッタのクールなフロントデザインが断然カッコイイといいます。しかし、サイドビューやリアはミトの方が好きという方も多くいて、特に斜め後ろからの完成度は素晴らしいです。

エクステリアは、そっくりに見える方もいるようですが、ミトは8Cのコンパクト版でデザインしているのに対して、ジュリエッタは別のデザインとして完成されているため、見比べてみると違いが分かるでしょう。

シートはミト(フラウ社製)の方が上質といえますが、ジュリエッタの方がインテリアの質感やデザインは完成度が高いようです。特にエアコンの操作パネルで大きな差があります。

例えば、ミトのエアコンルーバーはプラスチック感が高く、全体の色合いが統一していない特徴があるのに対し、ジュリエッタは色合いが統一され高級感があります。

シンプルにいえば、ミトの方がスポーティであり高級感があるのがジュリエッタといえるでしょう。

ミトの評価は?

ミトは、期待通りの良い車だったという評価が多くあります。例えば、Alfa TCT(Twin Clutch Technology)の乾式デュアルクラッチ内蔵ATの出来は、フォルクスワーゲン・ゴルフと比べても遜色はなく、吸気バルブを電子制御する新型マルチエア・エンジンの仕上がり具合も素晴らしいです。

特に足回りは洗練されており、荒れた路面でも跳ねず、しっとりショックを吸収してくれることは評価されています。コーナーで自然なロールとともに、高次元のロードホールディング性能を発揮してくれます。

さらにD.N.A.をNからDに切り替えると、ステアリングの重さが増し、VDC(車両姿勢制御システム)は多少の挙動変化を許す設定に変化し、ドライバーをその気にさせてくれています。

ミトのミニカー

ミトは、ミニカー「アルファロメオ ミト 2008(レッドメタリック)」としても販売されています。ミトを所有している方もそうでない方でもいつでも個性的な車を手元に置くことが可能です。ミニカーのスケールは1/43となっており、価格もお手頃です。

ミニの今後 ~世の中の変化とともに~

ミトは、3ドアハッチバック需要減退に伴い、惜しまれつつ販売・生産終了となりました。ミトは、3ドアのみのラインナップしかないため、他のメーカー同様に生き残りが厳しいとされた大きな流れが原因の1つです。

アルファロメオ欧州のボス、ロベルタ・ゼルビ氏は「人々は5ドアの車を選択するようになっていますが、ミトは3ドアなのです」という言葉を残しています。

ミトを発表して10年経過していますが、世の中も変化してきたといえるでしょう。もし仮にミトの後継モデルが投入されると「ジュリア」と競合することになります。

ミニの後継モデルについて、ロベルタ・ゼルビ氏は「ジュリエッタとステルヴィオの間を埋める車になればいいですね」と発言していることもあり、5ドアかつステルヴィオよりも小さなクロスオーバーになるかも知れません。

さらに、ロベルタ・ゼルビ氏は「ミニのユーザーは成長し、家庭をもって大きな車を求めている頃です」と述べていることもあり、ミニを成長させていきたい意向が強くあるようにうかがえます。

まとめ

アルファロメオ ミトは時代の流れとともに生産終了することになりました。人が求めるものが変われば、車も人に合わせて進化していくものですから、悲しいというよりも、新たな車(車の組み合わせ発想)の可能性が広がったというべきかも知れません。時代が変われども素晴らしい車「ミト」は記憶に残り続け、新たな時代とともに成長したミトが誕生するかも知れませんね。

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