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フルモデルチェンジした三菱パジェロスポーツ!どんな車?日本で買える?

フルモデルチェンジした三菱パジェロスポーツ!どんな車?日本で買える?

2015年夏、三菱パジェロスポーツが7年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、タイで世界初公開されました。誰もが気になるパジェロスポーツについて、まずはどんな車なのかパジェロやアウトランダーと比較しながら解説していきます。さらにパジェロスポーツのスペックや価格、外装や内装など、パジェロスポーツの核心に迫っていきます。


三菱のパジェロスポーツとは

三菱が誇るSUVにはパジェロやアウトランダー、新しいものではエクリプスクロスやRVRなどがありますが、最近注目を集めているのがパジェロスポーツです。

というのも2015年8月、タイで行われたモーターショーで、パジェロスポーツが7年ぶりのフルモデルチェンジを果たし世界初公開されました。しかし、現在では三菱の世界戦略車として海外でしか販売されていないため、日本ではあまり馴染みがないのも事実です。

今回はそんなパジェロスポーツの気になる最新スペックや特徴を解説するとともに、はたして日本で乗ることはできるのか?といった疑問にも迫ります。

パジェロやアウトランダーとは違う?

アウトランダー

現在日本で販売されている三菱のSUVとパジェロスポーツとは何が違うのでしょうか。

まず、三菱といえばパジェロがあまりにも有名ですよね。パジェロは2006年に登場して以来、現行の4代目モデルに至るまで絶大な人気を誇り、パジェロミニやパジェロジュニアといった派生モデルも誕生しました。

名前がややこしいですが、パジェロスポーツはパジェロそのものや、これらの派生モデルとは全く別物と考えてください。パジェロの特徴は何といってもゴリゴリのオフロード走行性です。ボディにはラダーフレーム・ビルドイン・モノコックが採用され、堅牢性を発揮しています。

そもそも車のボディ構造にはラダーフレームとモノコックがありますが、ラダーフレームは鉄でできた頑丈なはしご状の骨格(ラダーフレーム)の上に車本体やエンジン、タイヤなどを乗せていく方式で、トラックやバスなどに採用されている構造です。衝撃に強く頑丈さに優れますが、重量が増し、製造コストも高い傾向にあります。

一方モノコックは、大衆車を効率的に生産するために生まれたもので、金属を展開図のように折り曲げて組み立てる方式です。ある程度の強度に耐えられれば良い小型車などに採用されます。これら両方を組み合わせた構造がラダーフレーム・ビルドイン・モノコックで、ボディの中にフレームを組み込んだ構造をしています。両方の中間とはいっても、どちらかというとラダーフレームに近いため、パジェロは悪路走行を意識しているといえるでしょう。むしろ、きれいに舗装されている日本の街中を走るにはややオーバースペックかもしれません。 

よくパジェロと比較される車にアウトランダーがあります。こちらはエアトレックの後継者として、2005年に発売されました。パジェロとの大きな違いは、アウトランダーの方が都市走行を重視したSUVということです。

現行モデルの2代目アウトランダーでは見た目もスタイリッシュで洗練された雰囲気となっています。また、ボディ構造もパジェロとは違いモノコックが採用されています。さらに最近ではハイブリッドと電気自動車の長所を兼ね備え、外部充電もできるアウトランダーPHEVが登場しました。アウトランダーPHEVは、ショッピングなど日常シーンでも活躍する経済的なSUVとなっています。 

代表的な2つの車の特徴が掴めたでしょうか。それでは気になるパジェロスポーツはというと、ざっくり言えばパジェロとアウトランダーのいいとこ取りをした車といえます。

チャレンジャーという名前で発売されていた?

パジェロスポーツは、じつは1996年から2001年にかけて「チャレンジャー」という名称で日本で販売されていました。

その後2008年にパジェロスポーツとなり、タイやASEAN、アフリカなどの途上国を中心に海外での販売にシフトされています。

現在では三菱が誇る世界戦略車にまで成長し、フィリピンでは「モンテロスポーツ」、イギリスでは「ショーグンスポーツ」と名称を変えて一定の地位を確立しました。インフラ整備の行き届いていない途上国をターゲットにしているだけあって、2016年にフルモデルチェンジを果たした3代目パジェロスポーツでは、ラダーフレーム構造を採用したオフロード仕様が売りです。

一方で外装はアウトランダーに似せられ、内装もSUVとは思えない高級感のある仕上がりとなっています。サイズ的にもパジェロとアウトランダーのおよそ中間であり、両者の特徴を引き継いでいるといえます。以下でパジェロスポーツのサイズ・スペックなどを詳しく比較してみましょう。

パジェロスポーツのスペック・価格について

ここからは、気になるパジェロスポーツの詳しい性能や販売価格について触れていきます。

スペック

 
パジェロスポーツのサイズ・スペック
全長4785mm
全幅1815mm
全高1805mm
ホイールベース2800mm
エンジン直列4気筒2.4Lディーゼル
総排気量2442cc
最高出力181PS/3500rpm
最大トルク430Nm/2500rpm
定員7人

パジェロの全長はロングで4900mm、全幅1875mm、全高1870mm、アウトランダーでは全長4695mm、全幅1810mm、全高1680mmですので、まさにその中間に位置します。

ホイールベースはどちらの車よりもパジェロスポーツのほうが長くなっており、ゆったりとした空間が確保されています。トランスミッションは8速ATが採用され、多段階の調節が可能です。駆動方式は基本的にFRですが、4WDMも選択できるスーパーセレクト4WDが採用されました。まさに走るよろこびを体現した車といえます。

価格

 
パジェロスポーツ約4,955,491円(44,990ドル)
パジェロ3,391,200円
アウトランダー2,668,680円
アウトランダーPHEV3,939,840円

 ※パジェロスポーツは1ドル110円として日本円に換算

パジェロスポーツの外装・内装について

ここまで、パジェロスポーツの概要やスペック、価格などについて扱ってきましたが、ここからはもう少し具体的なデザインや部品など、パジェロスポーツの本質に迫っていきます。

外装

フルモデルチェンジを果たしたパジェロスポーツは、どことなくアウトランダーに似たスタイリッシュな外装となっています。

特に、縦に伸びたリヤコンビネーションランプは通常のSUVとは思えないほどすっきりとした印象を与えています。一方で、一目見ただけで三菱車とわかるダイナミックシールドは十分迫力があります。ヘッドライトには自動ライト点灯機能が搭載され、雨天や太陽光をレーザーで感知して自動でライトが点灯するようになっています。

ホイールは18インチと16インチの2種類があり、18インチではシルバーにブラックが効いた2トーンデザインも用意されています。

内装

運転席は広々とした視野が取れる構造になっており、ハイコントラストメーターとマルチインフォメーションディスプレイも近未来的なデザインとなっています。

シートは撥水性のハイクオリティファブリックとレザーの二種類から選べ、それぞれホワイトとブラックがあります。3列シート7人乗りですが、2列目と3列目はそれぞれ折りたたみ可能で、かなり広い貨物スペースを確保することもできます。レジャーや車中泊などにも最適ですね。

パジェロスポーツ日本導入の可能性について

外装・内装共にトップレベルの技術が結集されたこのパジェロスポーツですが、実際に日本で販売される予定はあるのでしょうか。

パジェロスポーツ日本導入はあるのか

残念ながら、現時点で公式からパジェロスポーツが日本に導入されるといった確かな情報はありません。愛知県で1台のパジェロスポーツがトレーラーで運ばれている目撃情報がTwitter上で話題となりましたが、それも日本導入を裏付けるものではなさそうです。

日本で公式的にパジェロスポーツが公開される直近のチャンスとしては、2019年秋に開催される東京モーターショーではないかと予想されています。

とはいっても、先ほども述べた通り、良くも悪くもパジェロとアウトランダーの中間的な位置付けであるパジェロスポーツを日本導入するとなると、2つの車の売り上げにマイナスな影響を及ぼす可能性も懸念されます。日本導入の可能性は低いかもしれませんが、今後の動向に期待しましょう。

パジェロスポーツを日本で乗るには

残念ながら日本での販売の見込みが立っていないパジェロスポーツですが、ここまでこの車の良さを知ってしまったら、是非日本をこのパジェロスポーツで駆け抜けてみたいですよね。

並行輸入はできる?

どうしてもパジェロスポーツに乗りたいと思ったとき、並行輸入も1つの手段ではあります。並行輸入とは、正規のメーカーとは関係のないルートで輸入することです。

パジェロスポーツを生産している工場はタイやロシアなどに限られており、これらの国から正規ではないルートで入手するとなると困難を極めることが予想されます。もし入手可能ルートが見つかったとしても、車検加入や通関の問題など障害は多そうです。

並行輸入の場合の価格

イギリスからの並行輸入の場合、並行輸入車販売店のYMワークスが三菱ショーグンスポーツの乗り出し価格の目安を算出しています。為替レートにより変動はありますが、その情報によるとおよそ750万ほどとされています。

元値の倍近くかかることになりますが、熱烈なファンも多いパジェロスポーツでは検討する価値があるかも知れません。

まとめ

いかがでしたか?パジェロスポーツを日本で乗ることは現時点で難しいかも知れませんが、それでも魅力たっぷりな車であることは間違いありません。今後のモーターショーなどでの三菱の動向から目が離せません。

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