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スズキ パレット SW ~軽トール型ワゴンの完成版~

スズキ パレット SW ~軽トール型ワゴンの完成版~

スズキは以前、パレットSWという軽トール型ワゴンの完成版というべきモデルを販売していました。とくにデザインでパレットを上回り新境地を切り開いたパレットSW。今回は、惜しまれつつも2013年に生産終了したパレットSWの主な全容を見ていきましょう。


パレットSWとは?

スズキ パレットSWは、2013年2月までにスズキが生産、販売していた軽トールワゴン「パレット」のグレード最上級モデルです。パレットSWのシャープな顔つき・内装も専用仕様・装備が施されています。

例えば、パレットがワゴンRだとすれば、パレットSWはスティングレーのポジションに位置しています。

・アルミホイールは専用デザインを採用
・スモークタイプのリアコンビネーションランプ
・フロントはエアロバンパーやスケルトン構造のグリルを採用

など、グレード最上級モデルのパレットSWだけの装備が搭載されています。また、パレットと比べると価格差があることが特徴です。

スズキ パレットで魅力だった広さに加え「電子制御スロットル」を採用し、レスポンスの良い走行性能があります。さらに自然吸気エンジンにより燃費性能の向上をしており俊敏さが強化している。

スズキは、パレットSWの誕生に合わせて、パレット全車に市販車世界初となる副変速機構付CVTを採用しています。

これは、従来のスチールベルト式CVTに前進2段の変速機構を組み合わせ、発進時の加速をローギアで向上させ、燃費向上をハイギアで実現した連続可変トランスミッションとなっています。

パレットとパレット SWのグレード比較

スズキ パレットは、ダイハツ タントに対抗するモデルとして、2000年1月に発売しました。軽自動車でありながら、室内空間の広さにこだわりがある点で大きく共通しています。

パレットは、タントには人気や売れ行きは及ばないものの、スズキの主力モデルとして安定した売れ行きを維持していました。2009年には、マイナーチェンジして新型CVT搭載することで燃費を向上させた他、専用のデザインを内外装に施し、装備を充実した「パレット SW」を追加設定したのです。

パレット SW GSグレード

パレットSW GSグレードは、パレットSWシリーズの基本型といえるベースのグレードです。例えば、パレットの基本型ベース「G」と同じで、4速ATとなる点が他のグレードとの違いです。

パレット SW GSは、Gと違いフロントSRSサイドエアバッグも標準で装備され、フルオートエアコンやディスチャージヘッドランプなども装備しています。

メッキインサイドドアハンドルやドアアームレスト、タコメーターなどの内装の仕様が「G」と比べて少しグレードアップしています。

パレット SWは上級モデルではあるが、他のパレット SWのグレードと比べると、

・セキュリティアラーム
・6スピーカー(2スピーカーに設定)
・LEDターンシグナルランプ付ドアミラー
・後席左側のパワースライドドア

などが装備されていない点は物足りないと感じる方もいるかもしれません。

パレット SW XSグレード

パレット SW TSは、パレット SWの最上級グレードです。他のグレードとの大きな違いは、ターボ仕様エンジンを搭載していることで、TSだけの特権となります。

TSのターボエンジンは、CVTと組み合わされているのですが、エコカー減税の対象になっていない点は少し残念なポイントといえます。

パレット SW TSにはSRSカーテンエアバッグの設定、本革巻きステアリングホイールを採用している点も他のグレードとの違いです。

TSには、ハイグレードサウンドシステムを装着する設定もあり、バックモニター付CDプレイヤーが標準装備しています。

そのため、インパネセンターボックスがなくなるのですが、オーディオスイッチがルーフスピーカーイルミネーションが、本革巻きステアリングホイールに装備されています。

パレット SW TSグレード

パレット SW TSは、パレット SWの最上級グレードです。他のグレードとの大きな違いは、ターボ仕様エンジンを搭載していることで、TSだけの特権となります。

TSのターボエンジンは、CVTと組み合わされているのですが、エコカー減税の対象になっていない点は少し残念なポイントといえます。

パレット SW TSにはSRSカーテンエアバッグの設定、本革巻きステアリングホイールを採用している点も他のグレードとの違いです。

TSには、ハイグレードサウンドシステムを装着する設定もあり、バックモニター付CDプレイヤーが標準装備しています。

そのため、インパネセンターボックスがなくなるのですが、オーディオスイッチがルーフスピーカーイルミネーションが、本革巻きステアリングホイールに装備されています。

パレットvsパレット SW おすすめグレードとは?

軽トール型ワゴン(パレット、パレット SW)を購入する際に選ぶポイントを「デザイン」や「高級感」で選ぶのであれば、パレット SWをおすすめします。

確かにパレットと比べパレット SWは価格差がありますが、他の軽自動車と差別化を図りたいのであれば、魅力的な部分(装備面での充実)が多いパレット SWがおすすめなのです。

パレット SWでエコカー減税の適用を受けいれることや燃費を考えた場合は、CVT装着車を選ぶ方がいいでしょう。また、パレットは全車に2WDと4WDが設定されているため、積雪地のユーザーであれば4WDを選ぶことができます。

パレット SWの主な特徴とスペック

パレットは、ファミリーユーザー中心に売れているのに対して、パレット SWは優れた内外装の専用デザインを採用したモデルであるため、若い独身ユーザーにも人気があります。

パレット SWの中級グレードXSの基本的なスペックは以下となります。

・全長×全幅×全高:3.4m×1.48m×1.74m
・車両重量:930kg
・最小回転半径:4.5m
・ホイールベース:2.4m
・サスペンション形式:ストラット(前)、I.T.L(後)
・前トレッド/後トレッド:1.29m/1.28m
・室内(全長×全幅×全高):2.09m×1.28m×1.37m
・駆動方式:FF
・ミッション:CVT

・エンジン型式・種類:K6A・直列3気筒DOHC
・総排気量:658㏄
・最高出力:54ps
・最大トルク/回転数:n・m(kg・m)/rpm:63(6.4)/3500
・使用燃料:レギュラー
・燃費(JC08モード):19.6㎞/L

パレット SWの主な特徴をシンプルにいえば、シャープで力強い印象のエクステリアと精悍な印象のインテリアといえます。

エクステリア

・立体感ある力強い造形のフロント・リアエアロバンパー
・迫力のある顔つきになる大開口のロアグリル
・ヘッドランプと一体デザインのフロントグリルはスケルトン構造
・専用デザインのディスチャージヘッドランプ
・スモークタイプのリアコンビネーションランプ
・専用デザインの14インチツートーンアルミホイール

インテリア

・ダークグレーのインパネロアトリム、ドアトリム
・ピアノブラック調塗装の専用ドアアームレスト
・シフトノブボタン、インサイドドアハンドル、エアコンルーバーノブにクロームメッキ加飾
・ブラック基調の専用シート表皮

パレット SWの内装の評価

パレット SWの内装で最も魅力的なのは、内装の広さといえます。ライバルのタントも内装の広さを重視していますが、パレット SWは広さだけではありません。

例えば、フロアを低くして荷物を積みやすくしたり、後席を両側スライドドアにすることで子供がいる家庭に嬉しい仕様となっており評価が高いです。

パレット SWは、軽自動車の中でトップクラスのインテリアの質感と、移住性を持ち合わせており、ドライバーにとって嬉しいポイントになります。

例えば、パレット SWが加えられたことで、パレットの内装が全てグレードアップしている点があげられます。

オプションとなりますが、後退時に車両方向を4.3型液晶画面に映し出すバックモニター付CDプレイヤーを装備することができます。

さらに、10スピーカーとツインラウドネス機能(車速により音量や音質を自動調節)を装備したハイグレードサウンドシステム車が用意されています。

パレット SWの実燃費

パレット SWのカタログ燃費は、19.8~22.5㎞/Lとなっていますが、実際の燃費は12~18㎞/Lといわれています。燃費が下がっている原因は、後席両側に付いているスライドドアが重量を重くしてしまっているためです。

パレット SWのタイヤサイズ

パレット SWの純正標準設定タイヤサイズは、フロントタイヤとリアタイヤ共に165/55R14です。また、タイヤ幅、扁平率、リム径、タイヤ外径サイズについては、フロントタイヤとリアタイヤ共に下記となります。

・タイヤ幅:165㎜
・扁平率:55%
・リム径:14インチ
・タイヤ外径:537㎜

パレット SWのドレスアップ&内装カスタム

スズキ SWをドレスアップ&カスタムすることでカーライフを充実させていくことができます。フロントバンパーやホイール、LEDなどカッコイイおしゃれなカスタムカーにすることが可能です。

パレット SW フロントバンパー

パレット SWをイメチェンしたいのであれば「AU-TO BAHN SPORTS CLAUDIA フロントバンパー」に交換するのがおすすめです。純正バンパーをまるごと交換するため、パレット SWのイメージが激変します。

パレット SW ホイール

カスタムといえば、王道のホイール交換となります。好みのデザインをチョイスしてインチアップやカラーを変えることができますので、見逃せないポイントです。

おすすめのホイールは「BADX LOXARNY TEMPEST W.VISION 16インチ」です。

パレット SW フォグランプ

ハロゲンよりも明るく、他にないLEDフォグランプを求めるのであれば、「パレット SW MK21S フォグランプLED H8 30W」をおすすめします。純正タイプなので取り換えは簡単(はめ変えるだけ)です。

こちらのフォグランプは、大型アルミのヒートシンクを採用し、放熱効率が格段にアップし、高輝度でありながら、消費電力が少なく長寿命のためバッテリー負担も軽減します。

パレット SW ヘッドライト

光り物カスタムはとにかく熱いです。とくにヘッドライトカスタムは、定番中の定番で、LEDにするだけではなく「インナーのブラックアウト化」や「イカリング装着」など、さまざまなカスタム方法があります。

パレット SW マフラー

マフラーの心地よい低音を求めるのであれば、マフラー交換をすることがいいです。例えば「ROSSO MODELLO Ti-C マフラー」は、パレット SWに取り付けた後の評価が高いです。

パレット SW の中古車価格

2019年4月現在、パレット SWの中古車平均価格は62.1万円となっています。パレット SWは、生産終了してから数年経過した今でも、中古車市場で人気の高い車種です。

例え状態があまり良くないものでも50万円前後で売買されることが多くあり、装備や状態によっては100万円近い値段もあります。

現在にも通用するパレット SWの魅力 ~完成された車~

パレット SWは、現在の軽トール型ワゴンの支流となっている「広々とした室内空間」と「乗り降りしやすい後席両側スライドドア」で人気になった車です。

パレットからグレード追加した「SW」の上級モデルは、シャープかつ力強い印象の顔つきで、既にこの時代においてシンプルかつカッコイイ=「完成版のデザイン」と「装備」ができていっても過言ではないでしょう。

現在スズキには、さまざまな軽自動車がありますが、軽トール型ワゴンでいえば「スペーシア」や、その上級モデル「スペーシアカスタム」にも劣らない魅力が「パレット SW」にはあるのです。

まとめ

現在でも流行している軽トール型ワゴンは、移住性・快適性やデザインにおいてどんどん新しく進化していっています。現在の新型の車は魅力的に映ることが多くありますが、パレット SWにおいては生産終了してから数年経過した今でも新型に対抗できるデザイン性と移住性があります。カーライフを楽しむ上で、例えばパレットの上にさまざまな絵の具が色を生み出すかのように、さまざまなライフスタイルに合わせて車を選び走らせていけたら良いですね。

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