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日産 フェアレディZ|NISMO仕様やスペック、新車・中古価格まとめ

日産 フェアレディZ|NISMO仕様やスペック、新車・中古価格まとめ

日産を代表する2シータースポーツクーペのフェアレディZ。歴史ある「Z」から、現行モデルの「Z34」について様々なグレードやスペック、新車や中古車価格、カスタムなどをまとめました。


日産 フェアレディZとは?

日産 フェアレディZは長い歴史を誇る日本を代表するクーペタイプのスポーツカーのひとつです。
初代S30型から現行Z34型まで6世代に渡り進化してきました。

フェアレディとは「貴婦人」を意味する言葉で、日本国内のZにしか冠されません。
フェアレディの源流は1960年に発売された「ダットサン・フェアレデー1200」です。
このときに「フェアレデー(フェアレディ)」というネーミングが採用されました。

1969年に登場した初代S30と1978年に登場した2代目S130型は、直列6気筒エンジンを搭載し流麗なロングノーズ・ショートデッキボディと相まって北米などでも人気となりました。
その後、Z31型へとモデルチェンジしV6ターボエンジンを搭載します。
後にR31型スカイラインと同様のRB20DET型直列6気筒エンジンを搭載したモデルも追加となりましたが、これが最後の直6搭載Zとなりました。

そしてバブル期に開発されたZ32型はコンセプトを変えワイド&ローのスーパーカースタイルで、これもまた人気を博しました。
国産初の280PSを達成しましたが、その後は景気衰退と共に細々と販売を継続されましたが、ついに2000年12月にいったんZの歴史は幕を下ろし絶版車となります。

その2年後にZ33型としてZは復活を遂げ、完全に一新された車として当初のロングノーズ・ショートデッキと現代的なデザインで日産の復活を象徴しました。
現行型のZ34型はそのZ33型の正常進化モデルとして非常に高い完成度と共に世界中で販売され愛されています。

6代目 最新型の「Z34」について

現行型のZ34型は2008年12月に登場しました。
基本的なシルエットだけでなくシャシーやパワートレーンなども先代のZ33型から大幅な変更はなく熟成が進められる形になっています。

それでもホイールベースは100mm短縮され、エンジンも200ccアップした3.7LV6エンジンを搭載しました。

海外では「370Z」として販売され、後にオープンカーであるコンバーチブルも追加されました。
しかしこれは日本国内では非常に販売に苦戦し現在では国内では販売されていません。

6速MTはフリクションの低減や軽量化が行われ、オートマチックは7段ATへと進化しました。
アルミ部品の採用拡大と共にボディ剛性もリヤセクションを中心に改良が加えられスポーツカーとしての性能を更に向上させています。

Z34型は登場から10年以上経過した現在でも様々なグレードを展開し、GT-Rと共に日産を代表するハイパフォーマンスカーとして販売されています。

日産フェアレディZ「Z34」の基本スペックについて

Z34は美しい2ドアのファストバッククーペとして約1.5トンの車体に336PSのエンジンを搭載しています。
大排気量NAエンジンのスポーツカーとしては高い運動性能を備えています。
燃費は約9km/Lですが、これは現代の車としてはやや厳しい数値を言わざるを得ません。

全長×全幅×全高(mm):4,260×1,845×1,315
ホイールベース(mm):2,550
車両重量(kg):1,500
エンジン仕様・型式:VQ37VHR V型6気筒DOHC 24バルブ VVEL
総排気量(cc):3,696cc
最高出力:336ps/7,000rpm
最大トルク:37.2kgm/5,200rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン(タンク72L)
トランスミッション:6MT
駆動方式:FR
サスペンション:フロント‥ダブルウイッシュボーン式/リヤ‥マルチリンク式
タイヤサイズ:フロント‥225/50R18 95W/リヤ‥245/45R18 96W
最小回転半径:5.0m
JC08モード燃費:9.1km/L

「Z34」のグレードと新車価格

Z34型は非常に多くのグレードラインナップを持っています。
その理由はすべてのグレードに対して6MTと7ATが用意されていることです。
かつでのBNR34型までのスカイラインGT-Rではマニュアルミッションのみで、現行モデルのGT-R(R35)型は2ペダルの実質的なオートマチックのみとなっています。

これに対しコンベンショナルなマニュアルトランスミッションとオートマチックトランスミッションを双方ラインナップしていることは幅広い客層をターゲットにしていることがうかがえます。
またベースグレードに各種スポーツグレードや専用グレードを設定する形をとっており、最上位モデルの「NISMO」ではエンジン内部にまで手が加えられています。

れらのことからベースグレードと最上位モデルでは価格差もかなりのものとなり、6MTのベースグレードは約390万円、NISMOの7ATは約640万円となっています。

「NISMO」グレードについて

NISMOといえば日産のレーシングワークスブランドとしてだけではなく、昨今ではハイパフォーマンスエディションのブランドネームとしても知名度を上げています。
そんなNISMOの名を冠した最上位モデルがフェアレディZ NISMOです。
徹底的にNISMOがチューニングしたエンジン、サスペンション、補強パーツを適所に加えた高剛性ボディを手に入れることが可能です。

あくまでもロードゴーイングカーとしてのキャラクターを保持しながら高い次元でバランスされており安心して街乗りから週末のサーキットまで駆け抜けることができます。

ベース車に対して約250万円ほど高くなっていますが、この内容を後から施すには工賃やリセッティングなど非常に多くの労力を要しますので決してこの金額では再現できません。

ベース車両から思い思いにカスタマイズしていくことも非常におもしろいですが、NISMOこだわりのコンプリートを味わうには決して高い価格設定では無いと思います。

「NISMO」グレード新車価格
7AT 6,401,160円
6MT 6,293,160円

[専用装備一覧]
●NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート
●NISMO専用本革・アルカンターラⓇ巻3本スポークステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ付)
●NISMO専用車速感応式パワーステアリング
●NISMO専用スターターボタンレッドフィニッシャー
●NISMO専用本革巻シフトノブ
●NISMO専用本革巻パーキングブレーキレバー
●NISMO専用コンソールブーツ(レッドステッチ付)
●NISMO専用ブラックアウト加飾インテリア
●NISMO専用ドアトリム(レッドステッチ付)
●NISMO専用インテリアエンブレム
●NISMO専用コンビメーター(nismoロゴ入り、レッド文字盤(タコメーター)280km/hスケール)
●NISMO専用インストアッパーボックス(レッドステッチ付)
●NISMO専用運転席・助手席ニーパッド(レッドステッチ付)
●NISMO専用LEDハイパーデイライト
●NISMO専用フロントバンパー
●NISMO専用ドアミラー
●NISMO専用サイドシルプロテクター
●NISMO専用リヤバンパー
●NISMO専用リヤスポイラー
●NISMO専用フェンダーモール(フロント・リヤ)
●NISMO専用エンブレム
●NISMO専用サスペンション(スプリング、ショックアブソーバー、スタビライザー)
●NISMO専用高剛性コンプレッションロッドブッシュ
●NISMO専用YAMAHA製パフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)
●NISMO専用ストラットタワーバー(nismoロゴ入り)
●NISMO専用フロントメンバーブレース
●NISMO専用ラゲッジアンダーブレース
●NISMO専用リヤアンダーフロアVバー
●NISMO専用等長フルデュアルエキゾーストシステム
●NISMO専用テールパイプフィニッシャー
●NISMO専用チューニングコンピュータ(ECM)
●NISMO専用エンジンカバー
●NISMO専用タイヤ
ダンロップ SP SPORT MAXX GT600
 フロント:245/40R19 94W
   リヤ:285/35R19 99W
●NISMO専用レイズ製アルミ鍛造ホイール
 フロント:19×9.5Jアルミホイール、インセット:40、P.C.D:114.3(5穴)
   リヤ:19×10.5Jアルミホイール、インセット:23、P.C.D:114.3(5穴)
●NISMO専用高剛性ブレーキホース
●高性能ブレーキフルード
●MTシンクロレブコントロール(6MT車)
●4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ
●タイヤ応急修理キット(スペアタイヤレス)
●NissanConnect(カーウイングス)ナビゲーションシステム(地デジ内蔵・HDD方式)+
 BOSEⓇサウンドシステム(8スピーカー)+
 アクティブ・サウンド・コントロール+アクティブ・ノイズ・コントロール+
 ステアリングスイッチ(オーディオ、ナビ、ハンズフリーフォン)+
 バックビューモニター+ETCユニット〈ビルトインタイプ〉

「Heritage edition 」グレードについて

2018年5月に「フェアレディZ Heritage edition」が発売されグレード追加となりました。
こちらは専用のイエローのボディにブラックのストライプがあしらわれています。
これは1977年に北米で人気を博した280Z スペシャルデコレーションパッケージ(ZZZap)をオマージュしたモデルとして登場しました。

初代フェアレディZの登場から50年を迎えるにあたりそのZの長い歴史を称え、記念したモデルと言えます。
基本的には走行関係には手は加えられず内外装を専用パーツにより特別感を演出したモデルとなっています。

エクステリアは専用の大型デカールをまとい、内装は黒を基調としてセンターコンソール、ステアリング、シフトノブなどにイエローのアクセントを配しています。

専用のシートには「370Z」と刺繍され専用車であることをアピールしています。
ボディカラーはイエローの特別塗装色プレミアムアルティメイトイエローを含めて4色が用意されています。

内外装のチューニングも想像以上のコストがかかるためベース車+約20万円の差額も適当なものと言えそうです。

「Heritage edition 」グレード新車価格
7AT 4,158,000円
6MT 4,08,240円

「Z34」のカスタムについて

スポーツカーと言えばエンジンやサスペンション、ブレーキなどをチューニングしてより速さを求めることが一般的です。
歴代フェアレディZも国内外を問わず豊富なチューニングパーツが流通し、各々のカスタムを楽しむことができます。

有名な映画「ワイルドスピード」にも登場し年齢を問わずフェアレディZは人気となりました。
この時はある種の硬派なチューニングではなく、スポコンと呼ばれるドレスアップ指向のカスタムも流行しました。

とくにスカイライン、GT-Rなどと比べるとよりラグジュアリーでスタイリッシュな車として認識されており、ハードに車高を下げるスタンス系カスタムなども現在でも流行しています。
Z34は走りのポテンシャルは高いクルマですが、元々がターボエンジンではないことからNA(自然吸気)エンジンのままチューニングするにはかなりの費用が必要です。

各種ボルトオンターボキットなども発売されていますので、手軽に更なるパワーを追求する場合はかつてのZのようにターボ化することもありかもしれません。
ダイナミックな後輪駆動のドライブを楽しむことが出来る国産車は現在では非常に希少だと言えます。

「Z34」の中古車価格や注意点について

フェアレディZはスポーツカーでありながらシルビアなどよりも上位のスポーツカーであることから比較的綺麗に維持された車が多いことが特徴と言えます。
特にAT車の場合には女性オーナーの場合も珍しくなく内外装のコンディションも良好であることが多いです。

しかし一方で気を付けなければならないのはエンジンやトランスミッションの調子です。
これらはある程度車の構造を理解したオーナーでなければ適切に維持されていない可能性もあります。

なんといってもパワートレインが肝心ですので、中古車を購入する場合には見た目の綺麗さだけではなくエンジンの調子やブレーキ周りのメンテナンス状況を見ることが大切です。

Z33、Z34型のV6エンジンは新しいエンジンですが実は整備性はあまり優れていません。
タイミングチェーンなので10万kmごとのタイミングベルト交換は不要ですが、エンジン内部にメカニカルトラブルを生じるとエンジンを降ろさないと分解整備が出来ないことがほとんどです。
まだZ34の場合には新しいですが、オイルメンテナンスは非常に重要ですので購入前にシビアにチェックすることが後々の維持費にも影響します。

Z34も登場から約10年が経過していますので安価なものは100万円をきる価格で購入可能です。
一方でまだ現行モデルですので新車に状態が近いものは600万円を超えるケースもあります。
中古車を選ぶ際には年式や走行距離だけでなくグレードなどにも注意が必要です。

「Z34」まとめ

Z34に関して解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
既に登場から10年程が経過したZ34は中古価格もかなり求めやすくなってきました。
車両としての完成度も高く、部品の信頼性も悪くないのである程度メンテナンスされた中古車は現行モデルの新車を買うよりもコストパフォーマンスが良い場合もあると思います。

長い歴史の中ですのスタイルを維持しながら進化してきたフェアレディZは登場から2019年でちょうど50年を迎えています。
この記念すべき年に新型の「Z35(仮)」がリリースされる!?という噂もありますので、その登場も楽しみです。

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