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【高嶺の花】一度は憧れる、世界で一番高い車たちとその魅力

【高嶺の花】一度は憧れる、世界で一番高い車たちとその魅力

数ある車の中で生産数が極端に少なく本当に希少な車や、特別仕様車などがあります。この様な車のハンドルを一度は握ってみたいと思ったことはありませんか。しかし、値段だけでもこれらの車は高嶺の花と感じます。今回は世界で高額な金額で取引された車を複数台紹介します。


1957年製フェラーリ335S。(スカリエッティ)

この車は主だった有名レースに出場し、数多くのドライバーがそのハンドルを握りました。

1957年にデビューした335Sは公道レースの「ミッレミリア」でスタートをきり、ル・マン24時間を含む多数のレースで活躍しました。

この車のオークションにおける最高取引額は、2016年2月にサロン・レトロ・モビル(Retromobile)で、過去最高金額の32.075.200ユーロ(約41億5.170万円)で落札されました。

この金額はこの車の優れた過去の戦績と素晴らしいコンディションによるものと言われていますし、また競り合った当事者が凄かったとも言われています。

どなたが競り落としたのか?

気になる落札人物ですが、こちらもある意味驚きのオークションになったようで す。その気になる人物とは、サッカーでの知名度は世界でも一二を争うバルセロナの リオネル・メッシと言われています。

更に驚くことはこのオークションで競り勝った相手があの、クリスチャン・ロナウドと言われていることもこの高額なオークションでは納得の出来事かも知れません。

335Sのスペック

これ程の車のスペックがやはり気になります。各レースにおいても多少変わってきますが、基本スペックは。

・エンジン:フロント縦置き・60度V型12気筒
・排気量:335.27cc
・総排気量:4023cc
・最高出力:390hp/7400rpm

なんとリッター当たりの出力は97hpにも達していました。

走るモナ・リザ フェラーリ・250GTO

高額な車イコール、フェラーリと言う事実は動かしようがありませんが、やはりそのフェラーリを語るうえで欠かせない一台が250GTOでしょう。

先に金額からお伝えするなら、落札金額は驚愕の4840万ドル(53億8000万円)です。
この金額が伝えられたのは、2018年カリフォルニア州モントレーでサザビーズが開催したオークションでした。

何故にこれほど高額になったのかは、明白です。250GTOの総生産台数は1962年から1963年の期間で、わずか36台と言う希少性とやはりその華やかなレースでの戦績と言うこともさることながら、そのフォルムの美しさはもはや芸術と呼んでも差し支えない出来栄えからだと思います。

発売年数と発売台数の少なさから、発売当時に入手することはほぼ困難であったろうと想像出来ます。

しかし更に驚くことはこの250GTOは生産された36台全てが現存していて、今なおクラシックカーレースなどに出場しているということでしょう。

余談ではありますが、この貴重な36台の中に左ハンドルでない、右ハンドルの250GTOが8台生産されたことはあまり知られていないことかも知れません。

また非公式ではありますが、イギリスにおいてフェラーリ250GTOが、5.200万ポンド(約76億円)で、個人売買されたと各メディアが報じられました。

非公式ではありますが、この金額が問題なく世界一高価な車に間違いありません、しかしいずれもフェラーリ250GTOという所にこの車の凄さが垣間見えます。

フェラーリ250シリーズ

250シリーズは驚くほど車種が多い車ですが、中でも特筆するとするならばや
はり250GTベルリネッタSWBではないでしょうか。

この車はGTOのベースモデルであり、また自身でも数多くのレースに出場し、輝 かしい成績を収めた車です。生産台数も少なく今後も価値の下がることのない車 の一台でしょう。

どなたが競り落としたのでしょうか?

最高額ではありませんが、フェラーリ250GTOを落札した有名人と言えば、落札 額が1200ポンド(日本円約16億円)で落札した、イギリスのDJであるクリス・エ  ヴァンスがあげられます。

エヴァンスは大のフェラーリマニアであり、希少価値 の高いこの250GTOの落札により、コレクションを充実することができました。

フェラーリ250GTOのスペック

ボディデザインはあのジオット・ビッザリーニによりデザインされました。
フェラーリ250GTOのエンジンスペックは

・エンジン種類:V型12気筒SOHC
・総排気量:2953cc
・最高出力:221hp/7400rpm

を誇ります。

1957年型フェラーリ250テスタロッサ

この車も過去オークションで、902万ユーロ(約11億8000万円)で落札された車です。このフェラーリにも250の名前が付けられているのは、フェラーリの伝統である一気筒あたりの排気量が250ccから命名されました。

またテスタロッサの名前の由来は、イタリア語で赤い頭と言う意味で、その名の通りテスタロッサのエンジンはカムカバーが赤く塗られていました。

尚250テスタロッサは赤く塗られていなかった車もあったとする説もあります。この伝統は新テスタロッサと呼ばれる、1984年に登場したテスタロッサにも同じく
エンジンのカムカバーは赤く塗られていました。

250テスタロッサのスペック

1957年型フェラーリ250テスタロッサのボディもフェラーリを担当する工房のスカリエッティが担当しています。エンジンスペックは

・フロント縦置き・60度V型12気筒
・排気量:246.10cc
・総排気量:2953cc
・最高出力:240hp/7000rpm

を誇りました。

1967年型フェラーリ275GTB4 NARTスパイダー

この車も色々な意味で貴重で高価な車です、この車を一躍有名にしたのは1968年に公開された映画、「華麗なる賭け」で今は亡きスティーブ・マックイーンが劇中で颯爽と乗り回した車です。

その映画の一シーンで、この車のリアデッキに腰を下ろすフェイ・ダナウェイの優雅な仕草と相まって、この車のセクシーさが際だったシーンでした。

またこの撮影ですっかりフェラーリの魅力に惹かれたスティーブ・マックイーンが、私生活でもこの275GTB4 NARTスパイダーを個人の物とすることを決意し購入しましたそうで、有名な逸話となっています。ちなみにこの車のシャシー番号は09437でした。

そしてこの09437も含めアルミボディの2台を合わせても10台しか生産されなかったフェラーリでした。

NART(ノースアメリカン・レーシングチームの略)は北米最大のフェラーリ・ディラーで耐久レースなどにもよく参加し、北米でのフェラーリのブランドイメージを上げることに貢献しました。

名前の275からも想像できますように、腰のくびれがセクシーなフェラーリ最後のGTカーが、275GTB4 NARTスパイダーのベース車両だったことは直ぐに想像できます。

ちなみにこのシャシー番号09437はスティーブ・マックイーンの愛車でもあったことから想像すると、間違いなく高額なフェラーリになるであろうことは疑う余地のないことです。

275GTB4 NARTスパイダーのスペック

・エンジン種類:フロント縦置き・60度V型12気筒
・総排気量:3285cc
・最高出力:300hp/8000rpm
・リッターあたりの出力:91hp

フェラーリ250LM

フェラーリはかねがねレースで勝つことを念頭に、車のアップデートを重ねてきましたが、250GTOの戦闘力に陰りが出てきたことに焦りを感じておりました。

そこでフロントエンジン搭載のGTOの後継モデルとしてエンジンをミッドシップ搭載の250LMを開発しましたが、しかしながら最初の一台、2953ccのエンジン搭載モデル以外は、3286cc搭載モデルにエンジンの大幅な変更にシフトしたモデルに仕上げられました。

そのことにより、このフェラーリ250LMはフェラーリ275LMと呼ばれることもありました。

また当時GT選手権に出場するマシンは一年間に100台以上生産されていることが条件であったのですが、その当時のフェラーリには大量生産出来るだけの設備を持たなかった故に、この規定をクリアーすることは出来なかった結果、わずかに生産台数はプロトタイプも含め32台と少なくなってしまいました。その結果GTカー部門での出場はかないませんでした。

このためGTカーとしてレースに参戦することはなく、プロトタイプクラスにエントリーするに止まりました。

しかしこの事実に相当立腹したエンツォ・フェラーリは、1965年のGTクラスのレースに参戦しないという強攻策に出たことは有名です。

またこのことも相まってこの稀少車となった、250LMの高値で取引されることになった一台です。

ちなみに250LMのLMはル・マンの略で、皮肉な結果になったある意味悲運のフェラーリとなってしまいました。

この車の最高値は過去オークションにおいて、1430万ドル(約14 億5000万円)で取引されています、さすがに稀少台数のフェラーリです。

フェラーリ250LMのスペック

・ミッドシップ縦置き・60度V型12気筒
・総排気量:3285cc
・最高出力:320hp/7500rpm
・リッターあたりの出力:97hp

高級車の王道、ロールス・ロイス

高額な車と言えばこの車の名前に触れない訳にいかないでしょう、どなた様もが高級車の代名詞と考える車はこのロールス・ロイスで間違いありません。

ロールス・ロイスは以前よりオーダーメイドで、世界で一台だけのロールス・ロイスを、世に送り出してきました、そしてその中でもとびっきりの一台を世に発表しました。
それがロールス・ロイス・スウェプテイルです、金額はおよそ日本円で14億円まさにロールス・ロイスの中のロールス・ロイスの登場です。

元々ロールス・ロイスは異次元のカスタマイズが可能です、他のメーカーでもカスタマイズは可能です、しかし殆どのメーカーではボディカラーはせいぜい何種類かに限られていますがロールス・ロイスでは、ボディカラーのカスタマイズだけでもその選択肢は4万4000通りのカスタマイズが可能です。

ロールス・ロイスのカスタマイズはボディカラーを取っただけでもこの数ですが、内装・ボディの形状・エンジン・車体の大きさなどを含めるとその組み合わせは、「無限」のカスタマイズが可能です、まさに世界に一台のロールス・ロイスが作れるのです。勿論出来上がった車はオーダーしたオーナーの満足だけを追求した夢の車です。

カーコレクターの殆どの人は、必ずコレクションに加えると言われる車がこのロールス・ロイスと言う車の存在意味を明確にしています。

世間ではフェラーリやポルシェなら頑張ればいつかはハンドルを握ることは可能かも知れない、けれどロールス・ロイスは頑張っただけでは乗れない車と言わしめる車、それがロールス・ロイスなのです。

ロールス・ロイス・スウェプテイル

数あるロールス・ロイスの中でも特別な一台が、このロールス・ロイス・スウェプテイルと言う名前のロールス・ロイスなのです。

スタイルはあくまで極上の上品さを見せながらスポーティな雰囲気をまとったロールス・ロイス。

内装には他の車には見られないと言うよりも、発想にないものが装備されます。シャンパンやシャンパングラスの収納スペースなどは少し大きめのリムジンを見れば簡単に見ることは出来ます。

ロールス・ロイスの内装はロールス・ロイスをオーダーする時から非日常が体験出来ます、例えれば枚挙に暇がないですが、後部ドアの内部には専用の傘を収納スペースがあるのです、しかし驚きはそこではありません、驚きはその傘をその車に合わせてチョイス出来ることです、その傘の金額はそれだけで中古車なら買えてしまう金額と言われています。

それ以外にもロールス・ロイス・スウェプテイルには、ハッチバックと呼ばれる後部部分になんと帽子置き場が設置されているのです、物置ではなく帽子専用スペースがあるのです遊び心も満載です。

この車は構想から完成まで4年の歳月が費やされていますが、納得のいく時間ではないでしょうか。

残念なことにこのロールス・ロイス・スウェプテイルは、入手することは不可能ですが間違いなくロールス・ロイスの中では購入出来た最高額の市販車であったと言えるでしょう。

ロールス・ロイス・スウェプテイルの基本スペック

・エンジン種類:V型12気筒DOHC
・排気量:6.7L
・最高出力:338(460)/5350
・最大トルク:720(73.4)/3500
・トランスミッション:8速AT
・駆動方式:FR
・燃料:ハイオク仕様
・金額:14億円以上
・納期:4年以上

まとめ

このほかにも高額な車は数多くあります、何億もする車はやはり特別な意味があるようです。何十億もする車は今後もきっと現れてくることでしょう。

けれどそれは車好きの人にとっては夢なのです、手に入らずともその車の存在が胸躍らせることは間違いのない事実なのです。車というのは不思議なことに動力性能や積載能力だけでその価値は決まらないようです。

一度はそのハンドルを握って、ギヤをニュートラルから一速にいれアクセルを踏み込みたい、そういう車を夢見ることは考えただけでも心躍る時間です。

そういった夢を与えて頂ける車のご紹介でした。

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