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【最新鋭の商用トラック】日野 プロフィア|価格・特徴を紹介

【最新鋭の商用トラック】日野 プロフィア|価格・特徴を紹介

約13年ぶりにモデルチェンジした日野の大型トラック「プロフィア」の最新装備や、価格から特徴とその魅力などについてご紹介していきます。


日野の大型トラック「プロフィア」とは

プロフィアは日野自動車が製造販売する大型トラックです。
海外へも輸出され700シリーズとして販売されています。

プロフィアという名前は1992年にスーパードルフィンを進化させる形でサブネームとして追加され、初代「スーパードルフィン・プロフィア」として誕生しました。
その後2003年にはマイナーチェンジされプロフィア単体としてのネーミングになりました。この世代は通常グランドプロフィアとも呼ばれています。

2代目プロフィアは13年を超えて販売され、その間に環境性能を向上するためのDPRと尿素SCRシステムを組み合わせたクリーンディーゼルや安全性能の向上を図ってきました。

2017年には現行型の3代目プロフィアへ進化しています。

2017年に13年6か月ぶりにフルモデルチェンジ

長きに渡り販売された2代目から正常進化する形で3代目プロフィアが誕生しました。
2017年に登場した現行プロフィアは多くの先進装備を満載した日野自動車を代表する先進の大型トラックに仕上がっています。

特にProshift12と呼ばれる日野のオートマチックトランスミッションにはダイヤル式のセレクターが採用されマニュアルエアコンのような操作で運転が可能となっています。
これはドライバーの快適性や操作性を大幅に向上したことの一環であり、乗用車のようなドライバビリティを実現するためにスタイリッシュな外観だけでなく、コクピット周辺は大胆な改良が加えれれています。

トランスミッションは6MTと7MTも用意され、エンジンに関しては直列6気筒ディーゼルターボエンジンに300PSから520PSまで出力特性の異なるラインナップを豊富に設定しています。

フルモデルチェンジでの進化ポイントとは

フルモデルチェンジにより安全面が大幅に進化しています。
測距性能の高いレーダーと形状認識に強い画像センサーを併用することで歩行者の検知や停止車両の検知精度を向上しプリクラッシュセーフティーシステムとして進化させています。

またスキャニングクルーズⅡ・Ⅲと呼ばれる高度なオートクルーズ機構も搭載しており、特により高性能なⅢでは低速域での前走車追従制御や停止、発進まで対応した自動運転に近い機能を備えています。
これにより安全性能の向上だけではなくドライバーへの負担軽減も両立し最終的には快適性の向上や燃費性能の向上にまで波及させています。

そのほかにもドライバーをカメラにより監視して正常な運転状態にあるか確認するシステムや、見通しの悪い交差点で左右方向を確認するレーダー、車両側方をチェックするレーダーを搭載するなど先進の装備を多数採用しています。
コクピット周辺も進化しており大型のインフォメーションディスプレイの標準装備化や操作系の見直しなど快適な運行をサポートするトラックに仕上がっています。

2018年にはセミトラクターもカーゴ系に続いてモデルチェンジ

トレーラーを牽引するセミトラクター系は従来型が継続販売されていましたが、遅れて2018年にモデルチェンジしました。
この時に高度なクルーズコントロールシステムであるスキャニングクルーズはⅡに加えてⅢが登場しており、渋滞時の運転性能を大幅に向上しています。
セミトラクター独自の進化点としてはトレーラーとトラクタの連結状態をチェックするためにボタンを押すことでトレーラー側にのみブレーキを描けることができる作業用トレーラブレーキを新たに設定しています。
幅広いトレーラーを牽引するためにセミトラクターの連結部(カプラー)なども位置や仕様を改良しています。

プロフィアの内装

プロフィアの内装はコクピット周辺にこだわりが見られます。
操作シーンごとにインパネをセクション分けし直感的な操作を可能としており、操作ミスも防止しています。
またユニバーサルデザインのメータークラスターや機能的なステアリングスイッチなどあらゆるドライバーが快適に操作できる環境を提供しています。

シートもシートサスペンションの減衰力調整機構をもたせることで快適性を確保したほか、高級タイプにはシートベルト内蔵のシートを採用しより快適なドライビングを可能としています。
収納なども豊富に用意され、大型トラックならではの至れり尽くせりの快適な居住空間を生み出しています。

日野プロフィアの価格について

日野プロフィアは大型トラックであり、新車価格は約1500万円~2500万円もします。
これだけの荷物を積める高額のトラックを個人で購入することはほぼ無いと言えます。
しかし大型トラックは小型トラックよりもはるかに耐久性が高く設計されており、100万km走行することも珍しくありません。

大型トラックのドライバーは長距離を走行することも多く、業務の大半を運転席で過ごすことから高額の装備や快適性の配慮も必要な投資と捉えることが出来ます。
代表的な仕様の新車価格と中古車相場の状況を解説します。

新車価格について

日野プロフィアの価格は大型トラックとしてその仕様や架装状態などにより価格が大きく変動します。
参考までに一般的な「ウイングトラック」と呼ばれる車両の仕様と価格をご紹介します。
エンジン型式A09C<AT-X>279kW(380PS)にPro Shift12(プロシフト12)トランスミッションを搭載した株式会社トランテックス製の架装を施したウイングバン完成車の型式「2RG-FW1AXHG」の東京地区販売価格は2,405万1,600円(税込)となっています。
大型トラックも各メーカー間での競合があるため、同一仕様として極端に高かったり安かったりするものではありません。
数十万キロの長距離輸送に耐え、先進の安全装備と快適性を備えた車なので大型トラックとしてはこの価格でも法外に高い訳ではないようです。

中古車価格について

大型トラックは事業用自動車として通常の乗用車のような中古車市場で流通することは少ないです。
トラックやバスなどを専門とした「バントラ専門」などと呼ばれる流通市場で取引されることが多く、中古車価格の相場を単純に示すことは難しくなっています。

プロフィアにおいても現行型はモデルチェンジからまだ2年ほどしか経っていないことから中古車としてはほとんど流通していません。
トラックは最低でも5年~10年は使用します。

大手中古車サイトに掲載されていた現行型のアルミパネルのウイングトラックも走行0.1kmの未使用車で約2650万円です。

また同じく現行型のダンプは同様の未使用車ですが約1500万円ほどで販売されています。
2代目プロフィアの場合は走行距離不明のトラクタが120万円ほどで販売されています。

トラックの中古車価格は走行距離を含めた車両状態と架装により大幅に価格が変動するため同一仕様も少なく価格を見極めるのは難しいといえます。

まとめ

トラックによる物流・輸送業界は様々な問題を時代の変化と共に抱えており苦境に立たされています。
そもそもその原動力となるトラックドライバーの減少や高齢化、業務の多忙化にも関わらず一層の安全運行や環境負荷の軽減が要求されています。

鉄道輸送や航空機、船舶による輸送もありますが、小口の運搬も含めると流通の大半はトラック輸送であり、輸送ルートや積載量、時間を自由に決められるのはトラック輸送の大きなメリットです。
今回は新型のプロフィアをご紹介しましたが、この大型トラック市場は各トラックメーカーの技術力を示すカテゴリとなっています。

大型トラックそのものへ様々な要求が高まりドライバーの疲労軽減や安全装置、環境負荷の軽減などが日々進歩しています。

新型プロフィアは日本を代表するレベルのトラックのひとつであり、コクピット周辺の操作性が大幅に改良され快適性にも配慮されることで女性ドライバーでも簡単に操作可能な優しい未来のトラックに仕上がっています。

また先進のスキャニングクルーズにより安全性も大幅に向上しています。
日野が謳う未来のトラックのひとつの具現化とも言えるでしょう。

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