タイで人気の三菱自動車

三菱自動車の創業100周年を示すプレート
三菱自動車はタイにおいて、SUVの「パジェロ」やピックアップの「トライトン」などで絶大な人気を獲得しているメーカの一つです。

タイ国内で販売される看板車種は「パジェロスポーツ」
ショーでは全ラインナップを揃える中、100周年を記念して同社が作製したレプリカ「三菱A型」に注目が集まりました。

こちらが三菱『A型』レプリカ
同社資料によれば、三菱『A型』は、日本で初めての量産乗用車として、ヨーロッパ車を参考に1917年(大正6年)から三菱造船株式会社神戸造船所で試作。1921年まで計22台が製作されたようです。

「三菱A型」レプリカの前にあった紹介プレート
ボディは木のフレームに鉄板を貼ったもので、室内には英国製毛織物が使用され、すべて手作りで生産されたよう。今回出展されたレプリカはこのモデルをベースに作製されました。

シンプルなインテリアの中に「三菱」のマーク

レプリカの乗車定員は1名。内装には本革を使用。
オリジナルは2765cc4気筒/35psエンジンを搭載し、7人が乗車できましたが、レプリカはボディサイズを大幅にスケールダウンした1人乗り用として製作されました。エンジンもコルト「1000」などに搭載されていたKE43型(977cc4気筒/55ps)を搭載しています。

メータも実にシンプル
デザインなどは、当時の資料を基に当時のものを出来る限り忠実に再現した作り。残念ながら手を触れることさえNGでしたが、それでも注目度の高さは抜群だったようです。

