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フェラーリ現行車種一覧 気になる新車価格や中古価格をまとめて公開

フェラーリ現行車種一覧 気になる新車価格や中古価格をまとめて公開

多くの人が憧れるフェラーリの新車価格・中古車価格を中心にフェラーリの種類や性能をまとめてみました。購入を検討している方は是非参考にしてください。


フェラーリの現行車種はいくつある?

フェラーリの2019年現在の現行車種としては今回ご紹介する9台となります。

その中にはディーラーで普通に購入できるものから特別な審査を経て「購入権」を獲得した人しか手にすることが出来ないスペシャルモデルも含まれています。

フェラーリは伝統と革新を融合させた世界で最も有名なスポーツカーメーカーのひとつです。

最新モデルでは想像をはるかに超越した最新技術が惜しみなく投入されています。
単純に見た目が派手な車ではなく、才色兼備な高度に調律された性能と見た目の美しさを兼ね備えた真のスーパーカーです。

この9台はそれぞれに個性があり明確なコンセプトがあります。
これらを知るだけでもフェラーリというものが何なのか、どのような考えで車づくりをしているのかを知るきっかけになるかもしれません。

① 812スーパーファスト

812スーパーファストはFRレイアウトのクーペ「F12ベルリネッタ」の後継モデルとして登場しました。

常識的な価格で誰もが手にすることができるフェラーリとしてはフラッグシップモデルにあたります。

812とは800馬力、V12エンジンを意味しておりスペックとしてもフェラーリ史上最強最速のロードゴーイングモデルです。

コンベンショナルなFRレイアウトを継承し、その驚異的なパワーは後輪のみで路面に伝えられます。
車重はわずか1.5トンほどで、800馬力というのは想像をはるかに超えた獰猛さを備えています。

しかし通常の走行においては驚くほど快適で素直な一面も備えており、ジェントルさと強烈な加速が表裏一体となっています。
極めて高い性能と意外なほどの乗りやすさ、そして実用的なトランクスペースまでも備えた超優秀モデルです。

[スペック]
エンジン V型12気筒DOHC NA 6,496cc
最高出力 800PS/8,500rpm
最大トルク 73.2kgfm/7,000rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 FR
車両重量 1,525kg
タイヤサイズ フロント 275/35 ZR20 10.0J
タイヤサイズ リア 315/35 ZR20 11.5J
全長 4657mm
全幅 1971mm
全高 1276mm
ホイールベース 2720mm
最高速度 340km/h
0-100km/h加速 2.9sec
価格 3,910万円

② GTC4ルッソ

GTC4ルッソはフェラーリ初の4人乗りかつ4WDモデルである「FF(フェラーリフォー)」の後継モデルです。
ルッソとはイタリア語で「ぜいたく」を意味します。

「FF」で採用された4WDシステムは革新的なもので、後輪はエンジンからの出力をプロペラシャフトでリヤにマウントされたトランスミッションで減速するトランスアクスルレイアウトを採用しています。

フロントが特に特徴的で、エンジンのクランクシャフトから直接コンパクトな減速ユニットのギヤボックスを介して駆動するというユニークなものです。

油圧の多板クラッチを介入することで任意に前後左右のトルク配分をコントロール可能でフェラーリの特許技術となっています。

これまで後輪駆動だけで進化してきたフェラーリが突然生み出した4WDシステムは世界中を驚かせる革新的なものでした。

この技術にGTCルッソでは4輪操舵システムが新たに加えられ「4RM Evo」という4WDシステムへ更に進化しています。
そのような驚きはこのGTC4ルッソにはたくさん散りばめられています。

V12型690馬力の大パワーを美しいシューティングブレイク(ワゴン)ボディと組み合わせ、大人4人が快適に移動できる室内空間を実現させています。

さらに450Lもの広大なラゲッジスペースはリヤシートを倒せば800Lにまで拡大します。
常識破りとも言える4WDシステムと独創的なパッケージングは非常に個性的です。

[スペック]
エンジン V型12気筒DOHC NA 6,262cc
最高出力 690PS/8,000rpm
最大トルク 71.1kgfm/5,750rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 4WD
車両重量 1,790kg
タイヤサイズ フロント 245/35 ZR20 8.5J
タイヤサイズ リア 295/35 ZR20 10.5J
全長 4922mm
全幅 1980mm
全高 1383mm
ホイールベース 2990mm
最高速度 335km/h
0-100km/h加速 3.4sec
価格 3,470万円

③ F8トリブート

F8トリブートは488GTBの後継車種として2019年に登場した最新モデルです。
ハイパフォーマンスモデルの488ピスタ同様に720馬力のV8ターボエンジンを搭載しています。
これは限定モデルではないレギュラーラインナップのフェラーリV8エンジンとして最高の性能を誇ります。

このF8トリブートというモデルがどのような位置づけなのかを探るにはそのネーミングにフォーカスを当てる必要があります。
Fはフェラーリを意味し、8は8気筒モデルを意味します。
トリブート(トリビュート)とは賛辞や感謝という意味があり、まさしく歴代の8気筒モデルフェラーリをオマージュし現代へ蘇らせたモデルといえます。
その片鱗は随所で見られ、特にリヤのウインドウスクリーンのルーバーは伝説の名車「F40」をイメージしたものだとわかります。

長い歴史と最新スペックのV8エンジンを味わえるF8トリブートは8気筒フェラーリファンに捧げるフェラーリからの贈り物かもしれません。

[スペック]
エンジン V型8気筒DOHC ツインターボ 3,902cc
最高出力 720PS/8,000rpm
最大トルク 78.5kgfm/3,250rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 MR
車両重量 1,330kg
タイヤサイズ フロント 245/35 ZR20 9.0J
タイヤサイズ リア 305/30 ZR20 11.0J
全長 4611mm
全幅 1979mm
全高 1206mm
ホイールベース 2650mm
最高速度 340km/h
0-100km/h加速 2.9sec
価格 未発表(約3,500万円~と予想)

④ 488GTB/488スパイダー

488GTB/488スパイダーは458イタリアの後継モデルとされています。
V8ツインターボエンジンをミドシップに搭載したMRレイアウトを採用しており、フェラーリらしさを背後に感じられる一台です。

MRならではのエアインレットをリヤフェンダー部に設けておりエンジンのインテーク用とインタークーラー冷却用の2段構えとなっています。

基本に忠実に、極端なことをせずにバランス良く仕上げられているのが特徴で相当なパワーを街乗りからサーキットまで幅広く駆使することが可能です。

オープンモデルのスパイダーも用意され、リトラクタブルハードトップを採用することでボディ剛性を損なうことなく流麗なフェラーリらしいスタイリングを具現化しています。

[スペック] ※488スパイダー
エンジン V型8気筒DOHC ツインターボ 3,902cc
最高出力 670PS/8,000rpm
最大トルク 77.5kgfm/3,000rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 MR
車両重量 1,370kg
タイヤサイズ フロント 245/35 ZR20 9.0J
タイヤサイズ リア 305/30 ZR 20 11.0J
全長 4568mm
全幅 1952mm
全高 1213mm
ホイールベース 2650mm
最高速度 330-km/h
0-100km/h加速 3.0sec
価格 3,450万円

⑤ 488ピスタ/488ピスタ スパイダー

488ピスタ/488ピスタ スパイダーは488GTBのハイパフォーマンスバージョンです。
ロードゴーイングモデルのV8エンジンでは最強の720馬力を発揮しており、スパイダーモデルであってもこれは同じです。

最強最速のスパイダーと称される488ピスタ スパイダーは痛快なドライビングが味わえること間違いありません。

バランスと軽量化を徹底的に施されたパッケージングにより誰もがフェラーリらしい最高のドライビングを愉しめる仕立てになっています。
よりレーシングカーとしての性能に磨きをかけ、高度に制御を加えることで街乗りでも気軽に乗れる車に仕上げられています。
純粋なトラックモデルではないものの、そのレーシングスピリットはフェラーリの神髄を感じさせるものです。

[スペック] ※488ピスタ
エンジン V型8気筒DOHC ツインターボ 3,902cc
最高出力 720PS/8,000rpm
最大トルク 78.5kgfm/3,000rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 MR
車両重量 1,280kg
タイヤサイズ フロント 245/35 ZR 20 9.0J
タイヤサイズ リア 305/30 ZR 20 11.0J
全長 4605mm
全幅 1975mm
全高 1206mm
ホイールベース 2650mm
最高速度 340km/h
0-100km/h加速 2.85sec
価格 3,230万円

⑥ GTC4ルッソT

GTC4ルッソTはV12エンジンを搭載して4WDのGTCルッソをV8ターボへ変更し軽快なFRレイアウトを採用したモデルです。

基本的なエクステリアやインテリアに大きな変更はありません。
オリジナルの4WDは独創的なシステムにより大幅な重量増が無かった分、トータルでも約50kgのシェイプアップのみとなっています。

しかしそのほとんどがフロントセクションの重量減であることから、より軽快なハンドリングになっていると言えます。
一方で価格は約500万円安くなっており、より「普通」のパッケージングにすることで求めやすいシューティングブレークのフェラーリとなっています。

スタイリングは独特ですが、V型8気筒ツインターボ、FRレイアウト、4人乗車というパッケージもフェラーリ初となります。

[スペック]
エンジン V型8気筒DOHC ツインターボ 3,855cc
最高出力 610PS/7,000rpm
最大トルク 77.5kgfm/3,000-5,250rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 4WD
車両重量 1,740kg
タイヤサイズ フロント 245/35 ZR20 8.5J
タイヤサイズ リア 295/35 ZR20 10.5J
全長 4922mm
全幅 1980mm
全高 1383mm
ホイールベース 2990mm
最高速度 320km/h
0-100km/h加速 3.5sec
価格 2,970万円

⑦ ポルトフィーノ

ポルトフィーノはカリフォルニアTの後継モデルにあたります。
しかしフェラーリはこれを否定し白紙から設計したニューモデルであると言います。
実際にシャシーは新規に開発され、デザインも一新されました。

エンジンもブロック以外は一新され、パワステも電動化されトランスミッションからデフまでほぼすべてに手が入れられています。

この2+2の4名乗車のクーペカブリオレというパッケージングは初めてのフェラーリを所有する導入モデルとしても人気で、比較的求めやすい価格と流麗なスタイリング、十分なパフォーマンスと実用性をバランスよく備えています。

先進装備も多数投入されており、コストパフォーマンスの高さも特徴で最初の1台におすすめです。
ポルトフィーノというのはイタリアの風光明媚な高級リゾート地で地中海に面した街の名前です。
フェラーリ・ポルトフィーノはリゾート感覚で愉しめるユーザーフレンドリーな一台と言えます。

[スペック]
エンジン V型8気筒DOHC ツインターボ 3,855cc
最高出力 600PS/7,500rpm
最大トルク 77.5kgfm/3,000-5,250rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 FR
車両重量 1,545kg
タイヤサイズ フロント 245/35 ZR20 8.0J
タイヤサイズ リア 285/35 ZR20 10.0J
全長 4586mm
全幅 11938mm
全高 11318mm
ホイールベース 2670mm
最高速度 320km/h
0-100km/h加速 3.5sec
価格:2530万円

⑧ モンツァSP1/モンツァSP2

モンツァSP1/SP2は極めて特殊な限定生産スポーツカーです。
フェラーリの「Icona(イーコナ)」シリーズと呼ばれる新たな限定モデルの第一弾となっています。
SP1は1シーター、SP2は2シーターモデルですが、そのいずれにもフロントガラスやルーフは存在しません。
一目でただものではないフェラーリとわかるそのスタイルは独特で車高は1.2mを下回ります。
その特徴は「とことん追求された美意識」と「フェラーリ史上最強最速のV12エンジン」から形作られました。

一筆書きのよなエッジで構成されたボディは美しく、その独創的なスタイルから未来の車のようです。
一方でクラシックフェラーリのような佇まいも感じさせ、これこそが新たなシリーズの第一弾としてのフェラーリの回答かもしれません。

812スーパーファストのエンジンを更にブラッシュアップして810馬力にまで高められたエンジンは、わずか1.5トンの非常にフラットなボディに架装されます。

そのドライビング体験はピラーやガラスに遮られることのない「F1」のそのものといえます。
フロントガラスが無くても空力的に設計されてシールドされるというバーチャルウインドシールドという特許技術が搭載され、実用面にも配慮はなされています。

これだけのスペックを持っていながら最高速度が300km/h「以上」と発表されていることは、オープンボディからくる限界を数値化できなかったのか、無限の可能性を秘めているのかは計り知れません。
このような先鋭的なコンセプトの限定モデルをリリースすることもフェラーリがフェラーリであり続けるために必要なことなのでしょう。

[スペック]
エンジン V型12気筒DOHC NA 6,496cc
最高出力 810PS/8,500rpm
最大トルク 73.3kgfm/7,000rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 FR
車両重量 約1,500kg(SP1)/約1,520kg(SP2)
タイヤサイズ フロント 275/30 ZR21 10.0J
タイヤサイズ リア 315/30 ZR21 11.5J
全長 4657mm
全幅 1996mm
全高 1155mm
ホイールベース 2720mm
最高速度 300-km/h
0-100km/h加速 2.9sec
価格 約2億1000万円
限定数:SP1/SP2併せて500台

⑨ ラフェラーリ アペルタ

ラフェラーリ アペルタはフェラーリの歴代スペシャルモデルの最新版です。

GTO、F040、F50、エンツォ・フェラーリの後継モデルであり、アペルタは後に追加されたそのオープンモデルです。

スペックにおいてもまったく申し分なく、800PSを誇るV12のNAエンジンにHY-KERSと呼ばれるハイブリッドシステムと組み合わせています。

車両のシステム最大統合出力は驚愕の963PSに達し、トルクも91.8kgfmとショッキングな数値をたたき出しています。

車両重量はわずか1.25トンほどで、最高速度も350km/h“以上”とアナウンスされています。

クローズドクーペモデルは499台と+1台(チャリティーオークション用に追加生産)の500台が生産され、オープンモデルのアペルタはわずか200台のデリバリーでした。

欲しいと言っても簡単には買えないのがフェラーリのスペシャルモデルで、単にコレクションとしてフェラーリを買う者や転売目的と思われる購入希望に対しては“完売しました”という返事がフェラーリから来るようです。

SNSなどもフェラーリ側にチェックされ、総合判断により“購入権”が与えられたものが超高額の代金を支払い手にすることができます。
その時代を1台に表現したような最新技術と、職人のこだわりと伝統が随所に生きておりファンならずとも美しさと性能を持ち合わせています。
なかなか実車を目にする機会も無いと思いますが、一度は実際に見てみたい車ですね。

[スペック]
エンジン V型12気筒DOHC NA 6,262cc (800PS/9,000rpm)
モーター HY-KERS 163PS(120kW) ハイブリッドシステム
システム最高統合出力 963PS
システム統合最大トルク 91.8kgfm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 MR
車両重量 1,255kg
タイヤサイズ フロント 265/30 ZR19
タイヤサイズ リア 345/30 ZR20
全長 4702mm
全幅 1992mm
全高 1116mm
ホイールベース 2650mm
最高速度 350-km/h
0-100km/h加速 -3.0sec
価格 約4億円(カーボンルーフ仕様)
限定数:世界限定209台(実際には200台がデリバリーされた)

中古価格も中々落ちないフェラーリ

フェラーリは中古車価格が一般的な相場通りに変化しません。
例えばメルセデスベンツのSクラスやBMWの7シリーズは数年で新車時価格の半分以下まで寝落ちして、その後価格が上昇することはほとんどありません。
しかしフェラーリは違います。安くても数百万円を下回ることはほぼあり得ません。

その最大の理由はフェラーリの生産数が圧倒的に少なく希少価値が高いことがひとつの要因といえます。

ベンツやBMWなどの1000万円以上の高級車は想像以上に世界でたくさん走っています。
より良いコンディションの車がたくさんあればそれ以下の車は値段が落ちます。ごく普通の市場原理によって価格は落ちていきます。

フェラーリはその独特の商品性からも一度手にしたオーナーは簡単には手放さないこと、またそもそも流通する台数が少ないこと、人気車種でも数十台程度といった背景があります。

プレミアム性とも言われますが、その圧倒的な希少性が高い商品価値を生み出し値段が落ちないばかりか高騰してしまうんですね。

さらにフェラーリはクラシケと呼ばれるクラシックフェラーリのためのサービスを提供しています。
製造から20年以上経過したロードモデルやレースカーを認定ディーラーなどで入念に鑑定しメーカーが公式にその品質やオリジナルであることを証明する制度を用意しており、鑑定により証明書が発行されます。

この証明書こそが品質保証書として古いフェラーリにさらに高い価値を生み出します。
古い車も大切にして、ブランドを保持し続けるフェラーリのある種の愛情こそが高い水準の価値を維持し続けていると考えられます。

高い価格水準でも…!いつかは欲しいフェラーリ

どのモデルも簡単には手に入れることのできない、名実ともに高級スポーツカーの代名詞となっているフェラーリ。
それは象徴的な美しさだけではなく、最新の技術により常に鮮明な色を持ち続けています。
色あせることのないフェラーリの魅力は誰もが虜になります。
芸術作品とも言われるフェラーリは確かにただ眺めているだけでもため息が出るほど素晴らしいものですが、真の価値はアクセルを踏みワインディングを駆け抜けることで味わうことができるのかもしれません。
価値ある一台にはそれ相応の価格がつくのは当然といえば当然です。
フェラーリの魅力はこれからもずっと輝き続けます。

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