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三菱デリカのDシリーズ、それぞれのモデルを紹介!Dとは何なのか

三菱デリカのDシリーズ、それぞれのモデルを紹介!Dとは何なのか

三菱自動車のカーラインナップにあるデリカ、そのデリカにはDという文字がつけられています。筆者はこれをDシリーズとよんでいます、今回はこれらの車種についての紹介です。Dとは何を示しているのか、どのようなグレードなのかを見ていきましょう。

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デリカとはどういう車なのか

デリカは三菱自動車が生産・販売している自動車シリーズの1つです。デリカにはバンやトラック、そしてカーゴといくつか種類があります。

今回紹介するデリカDシリーズはその中でも乗用車タイプの自動車です。

デリカ自体の歴史は非常に長いです。

初代モデルのデリカトラックは1968年に発売されています。50年近く経過した今でも名前が残っていることからも分かる通り、三菱自動車を代表する名前の1つなのです。

三菱 デリカのDシリーズとは

車名に「D:」のつくモデル

デリカのDシリーズは、三菱自動車のSUV・ミニバンならびにトールワゴンタイプの乗用車です。

Dシリーズという名称がされているわけではなく、デリカの車名の後に「D:数字」という風になっているので今回はDシリーズとしてまとめています。

Dは何を示しているのか

現行モデル・生産終了モデルを合わせて、Dの名称がつくデリカには、デリカD:5、デリカD:2、デリカD:3の3種類があります。

このDの意味はデリカをローマ字表記にしたDELICAのDに由来しているのです。ちなみに、デリカという名称そのものはデリバリー・カーの「デリ」と「カー」をつなぎ合わせてできたものになります。

三菱のデリカシリーズ、それぞれのモデルの概要

Dシリーズには、デリカD:5、デリカD:2、デリカD:3の3種類があります。

ここではそれぞれのモデルについてその概要を見ていきましょう。

デリカD:5

初代デリカD:5

original【三菱 デリカD:5 発表】ダカールラリー完走のポテンシャル(2007)

デリカD:5はデリカスペースギアの後継車として2007年に販売を開始したモデルです。

D:5という名前が初めて登場したのが2005年の東京モーターショーにて発表された「Concept-D:5」で、その後にD:5として販売されることとなりました。

2007年に販売されて以降、マイナーチェンジや特別仕様車の追加やグレードの追加などが行われていて、2019年2月には新型デリカD:5が発表されています。

現在も三菱自動車のラインナップに載っている車で、人気を博している車種の1つです。新型デリカD:5については詳細を後述します。

デリカD:2

三菱 デリカD:2

三菱 デリカD:2

デリカD:2はトールワゴンタイプの自動車です。デリカD:2はスズキからOEM供給を受けて販売している車で、ベースとなっているのはソリオになります。

デリカD:2とソリオの違いとして挙げられているのはエンブレムの違いやグレードの違いです。

スズキのソリオ

スズキのソリオ

初代モデルの販売が始まったのは2011年で2015年まで販売され、同じく2015年に2代目デリカD:2の販売が開始されています。

2代目デリカD:2の販売が始まる4ヶ月前にスズキのソリオが4代目へフルモデルチェンジが行われていたので、それを追う形でデリカD:2もモデルチェンジとなったのです。2代目デリカD:2は現在も販売されています。

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デリカD:3

三菱 デリカD:3

三菱 デリカD:3

デリカD:3は過去に発売されていたミニバンタイプのデリカです。デリカD:2と同様にこちらもOEM車種となっていて、ベース車は日産のNV200バネットとなっています。

基本的な部分は同じで、エンブレムやフロントバンパーならびにフロントグリルをデリカD:3専用にしているのがポイントです。

デリカD:3が発売されたのは2011年で、今年2019年の4月に販売が終了となりました。今回紹介しているデリカのDシリーズの中で唯一、現行ラインナップに載っていないモデルです。

デリカD:3に使われている3という数字は、三菱自動車が自社で規定しているミニバンサイズ(小型車=3)を示す数字になっています。

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現行モデルのデリカD:5の紹介

ここでは、現行モデルのデリカD:5を紹介します。

デリカD:5

現行のデリカD:5は、D:5、D:5アーバンギア、D:5ガソリン仕様の3モデルが展開されています。

それぞれのモデルについて見ていきましょう。

デリカD:5

デリカD:5はディーゼルエンジンを搭載するモデルです。Pグレード、G-パワーパッケージグレード、Gグレード、Mグレードという4種類のグレードが用意されています。

Pグレードが最上位グレードで、Mグレードがベースグレードです。

価格はPグレードが4,216,320円~、そしてMグレードが3,842,640円~となっています。

ボディサイズは前グレード共通の全長4,800 x 1,795 x 1,875mm、その他のホイールベース、トレッド、最低地上高や室内寸法といったところも全て同じです。

車両重量はMグレードの1,930kgが最軽量で、PグレードとG-パワーパッケージそれぞれの8人乗りグレードの1,960kgが最重量となっています。

エンジンは全グレード共通の型式4N14が搭載されています。

2.2LのDOHC16バルブ4気筒エンジンにコモンレール式DI-D インタークーラー付きターボを搭載したクリーンディーゼルターボエンジンです。

最高出力107kW(145PS)/3,500rpmと最大トルク380N・m(38.7kgf)/2,000rpmというスペックになっています。燃費はWLTCモード平均で12.6km/Lです。

走りにこだわる人なら気になるのが足回り、デリカD:5ではフロントにマクファーソン・ストラット式を、リアにマルチリンク式を採用しています。

タイヤサイズはMグレードが16インチでそれ以外のグレードが全て18インチです。

その他、AWCによる四輪の電子制御で高いグリップ力を生み出し、走行シーンに合わせた3つの走行モードも用意されています。

街中からオフロードや雪道まで、どこへでも行くことのできるミニバンとなっているのです。

デリカD:5 アーバンギア

アーバンギア

デリカD:5 アーバンギアは都会的なデザインを求めているユーザーを狙ったデザインのモデルです。専用デザインのフロントメッキグリルやワイドな印象を与えるフロントバンパーやドアガーニッシュ、その他リアバンパーやリアゲートガーニッシュのデザインなど、洗練された都会的デザインにしています。

グレードはG-パワーパッケージとGグレードの2種類です。価格は前者が4,207,680円~、後者が4,067,280円~となっています。どちらも7人乗りタイプと8人乗りタイプを選ぶことが可能です。

各種スペックについては上記で紹介したデリカD:5と同じですから、大きな違いはデザインの違いとなります。

デリカD:5 ガソリン仕様

G-リミテッドパッケージとM-リミテッドパッケージの2つが用意され、それぞれに2WDと4WDが用意されています。2WDと4WDそれぞれの価格は、G-リミテッドパッケージで2,802,600円と3,218,400円、M-リミテッドパッケージで 2,449,440円と2,896,560円です。

エンジンは2WDモデルと4WDモデルで分けられています。2WDモデルのエンジンは2.0L MIVEC SOHC 16 VALVE ガソリンエンジン、そして4WDモデルでは2.4L MIVEC DOHC 16 VALVE ガソリンエンジンです。

前者は最高出力110kW(150PS)/6,000rpmに最大トルク191N・m(19.4kgf)/4,200rpmのスペック、そして後者は125kW(170PS)/6,000rpmに最大トルク226N・m(23.0kgf)/4,100rpmのスペックを備えています。燃費はJC08モードで前者が13.0km /L、後者が10.6km/Lです。

ボディサイズは4,790 x 1,795 x 1,850(4WDモデルは1,870)mmとなっています。ディーゼル車と比べると全長が10mm短いです。最低地上高やトレッドの数値も異なり、特に車両重量については1,680~1780kgと200kg前後近くディーゼル仕様車よりも軽くなっています。

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まとめ

今回はデリカのDシリーズの概要、そしてD:5のモデルやグレードラインナップおよびそれぞれのスペックを紹介しました。

オフロードも走ることのできる走破性に優れたミニバンとして評価されている三菱のデリカD:5は、遊べるミニバンを探している方に是非オススメしたい車です。

ディーゼルエンジンモデルとガソリンエンジンモデル、そしてディーゼルエンジンモデルには都会的なデザインのアーバンギアタイプも用意されています。見た目も走りもこだわる方、おひとついかがでしょうか。

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