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ダイハツ ムーヴ VS ホンダ N BOX┃ハイトワゴンの解説やスペック等一覧

ダイハツ ムーヴ VS ホンダ N BOX┃ハイトワゴンの解説やスペック等一覧

軽自動車のハイトワゴンの部門では、激しい競争が展開されていますが、ダイハツのムーブとホンダのN BOXではどちらが優位に立っているのでしょうか。今回は、この2台に焦点を集めて比べてみましょう。


現在の軽自動車のハイトワゴン化の流れ

軽自動車の世界では今、ハイトワゴンが主流になっていますが、この流れを作ったのは諸説ありますが1993年に登場したワゴンRもハイトワゴン登場のきっかけになった車と言われています。その流れにダイハツのムーブも入っていくのです。ホンダのN BOXの登場には今しばらくの時間が必要でした。

ダイハツMOVEの登場

1995年ワゴンRに対抗すべくダイハツムーブの登場です。ムーブは最初からライバルとしてワゴンRを目標に投入された車ですが、今ではスズキのワゴンRを追い抜きトールワゴン部門では、ホンダのN BOXに次いで2位の座にいますが、1位のN BOXはまだまだ先を走っている様です。

全国軽自動車協会連合会の発表を見てみましょう。
2019年5月の軽四輪車 通称名別 新車販売確報から見てみると、5月の販売台数トップは、次の通りです。

1位 ホンダ N-BOX 22231台
2位 スズキ スペーシア 13391台
3位 日産 デイズ 11883台
4位 ダイハツ タント 10993台
5位 ダイハツ ムーブ 9345台

ちなみにムーヴのライバルとされていたワゴンRは7位で6981台でした。

ちなみに年間販売台数ですと次の通りです。

1位 ホンダ N-BOX 23万9706台
2位 スズキ スペーシア 15万8397台
3位 ダイハツ タント 14万2550台
4位 日産 デイズ 14万0053台
5位 ダイハツ ムーヴ 13万2320台

ここでもスズキのワゴンRは7位でした。
ちなみにこの前年はムーブが2位の販売実績を誇りました1位はN-BOXです。

こう見てみますと、各メーカーがしのぎを削っていることが、良く分かるのですが、それでもやはりホンダのN-BOXの強さは抜きんでています。

ダイハツMOVEの新型と旧型の比較とスペック

大きく分けてムーブは新型と旧型に分かれ、その違いについてとそのスペックを解説します。

何年式までを旧型と呼ぶかは議論の分かれるところですが、今回は2017年にムーブがマイナーチェンジを行いましたので、それ以前を旧型2017年のマイナーアップ以降を新型と呼び、分類してみていきましょう。

・旧型の良い所
ダイハツ・ムーブは1995年に発売され、現在も販売され続けている車です。これほど息の長い軽自動車は数えられるほどしか存在増しませんが、ムーブは発売当初より、人気の高い軽自動車です。ライバルと呼ばれる車も年を超えるごとに変わってきています。

当初ライバルはスズキ・ワゴンRでしたが、近年のライバル車はホンダのN-BOXとなって来ているようです。このN-BOXは中々手強い相手になりましたが、ムーブも多くのマイナーアップデートなどを経て進化し続けています。

旧型と呼ばれるモデルでもこの車の長所は数多くあります、その名前の通りハイトールワゴンの名に恥じないような積載能力を備えていました。

旧モデルも全高が高いので、車内空間にはデッドスペースと呼ばれる空間がありますが、その空間も含め、積載物の収容能力が高いことや、ガラス面積が全体的に大きいため、見晴らしが良く安全性にも貢献していました。

この時代の軽自動車にしては珍しく、リアシートがスライド式で、足元が広く中型セダンに匹敵するとも言われる車内空間を備えていました。

・新型の良い所
新型にマイナーチェンジされましたが、改良された箇所はマイナーと呼ぶには多すぎる程数々の箇所に最新技術が投入されています。

そこでも一番の改良点は、スマートアシストで衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)の進歩といえます。

スマートアシスト

世界で初めてスマートアシスト機能を導入したのはダイハツです。2012年12月のマイナーチェンジから、ダイハツの軽自動車ムーブに初めてスマートアシストが装着されました。

お手頃な価格で衝突回避支援ブレーキなどの先進機能が、装備できるようになったのはこの年からでした。

2015年4月には、今までのレーザーレーダーだけに頼らず単眼カメラを装着した、スマートアシスト2を、また2016年11月に発売されたムーブには、小型ステレオカメラを搭載し、衝突警報機能(対車両・対歩行者)(衝突回避支援)ブレーキ機能(対車両・対歩行者)という進化をとげ、スマートアシスト3として発表されました。

ホンダN BOXの登場、その出発点とスペックなど

2011の東京モーターショーに出品された「N CONCEPT」モデルが、2012年に発売開始されたN BOXの原型モデルという事は有名な話です。ここからN BOX を交えた軽自動車のトールワゴンにおける熾烈な競争が始まるのです。N BOXの一人勝ちの理由も考えてみましょう。

そもそもホンダの軽自動車事業の見直しを行った結果、マーケティング調査で軽ラインアップがライバルに車に比べ手薄であることが車内から指摘されました。

そこで、軽自動車市場の約3割を占める人気カテゴリーでありながらも、今までの既存のホンダ軽自動車のラインアップにはなかった軽自動車規格のミニバンである、軽スーパーハイトワゴンを開発することとなりこれがN-BOXに繋がっていくのです。

この戦略は見事的中し、今や軽ハイトワゴンはN-BOXの一人勝ち状態が続いています。ホンダの先見性と技術・お客様のニーズを読み切っのはマーケティングの勝利かも知れません。

市場における優位性はどの車にあるのか、今一番売れている軽自動車

現在一番売れている軽自動車は、やはりホンダのN BOXの様ですがその理由は、割とわかりやすい理由の様です。しかし、まだ市場を独占している訳ではないようなのですが、その理由とは何でしょうか。

結論からいえば、まず1番にN-BOXの魅力は広い室内空間の確保が出来ているという点と、多彩なモデルの存在、後はホンダお得意の走行性能の良さに相まってエクステリアの秀逸さも加えなければならないでしょう。

・N-BOXの基本スペック
全長3395mm全幅1475mm全高1780mmとなり、ガソリンタンクの形状の新設計などにより形を大きく変化させ、車体の株に位置させるといった事から、室内の広さはクラス最高の広さを誇っています。エンジンは660ccの制限がありますので、そこはノンターボとターボで差別化を測っているようです。

しかし、他のメーカーも続々と衝突安全技術の向上された技術を次々とアップデートさせている為、ホンダの一人勝ち状態が続くかは今後の他のメーカーの動向次第ではないでしょうか。ダイハツのムーブもスズキのワゴンRもまだまだ市場拡大を狙っている事は間違いありませんから。

現在国内自動車の生産台数のパーセントは40%が軽自動車といわれています。それは今後も続いていき、保有台数で50%を超えるのも時間の問題かも知れません。それほどに軽自動車の未来は明るいと言えるでしょう。

まだまだ続く軽自動車のハイサイトの理由と今後の流れ

軽自動車のミニバンとも言われるハイトワゴン車の今後についての展望と、N BOXの独占をストップさせるのはどのメーカーになるかの予想を少し考えてみましょう。

正直言うならまだ当分N-BOXに取って代わるモデルは見辺りません。それほど、N-BOXはよくできた車です。
しかし、ダイハツのスマートアシストに象徴される、安全の取り組みは今後も益々各メーカーが力を入れて来ることでしょうから、技術の進歩は私たちが想像するより速い進化の過程を辿ってゆくのでしょう。

それに伴い軽自動車のハイトワゴンの未来は明るいと言えると思います。

まとめ

ダイハツMOVE対ホンダN-BOXの比較は、現在ではN-BOXの一人勝ちのように見えますが、今後どのメーカーもメジャーアップデートを伺っている状態である事は間違いありません。そういった意味においてもまだまだ熱い軽自動車のハイトワゴンといった車種の攻防からは目が離せません。現在の国内の道路状況や軽自動車の性能の大幅な向上において、軽自動車の需要は上がる事はあっても下がる事はないでしょう、それが時代のニーズになって来ているのではないでしょうか。

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