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【2019年度上半期新車販売】「N-BOX」自己新記録で3年連続トップもホンダは素直に喜べない?

【2019年度上半期新車販売】「N-BOX」自己新記録で3年連続トップもホンダは素直に喜べない?

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した、9月および2019年度上半期(4~9月)の車名別新車販売台数によると、ホンダ N-BOXが9月度は25か月連続、上半期でも自己新記録で3年連続トップとのこと。 9月は東京モーターショー直前だけに通常の月よりも、より意義のあるランキングとなりそうです。 しかし、発売以来好調な滑り出しを見せた新型N-WGNが生産停止という、ホンダにとって深刻な事態が発生し、思わぬ展開になっているとか…?

⏳この記事は約3~4分で読めます。


9月車名別新車販売台数ランキング

ホンダN-BOX

()内は前年同月比

1位:ホンダN-BOX 2万8484台(26.4%増・5か月連続増)
2位:ダイハツ・タント 2万1858台(84.3%増・14か月連続増)
3位:日産デイズ 1万7841台(18.4%増・6か月連続増)
4位:スズキ・スペーシア 1万5754台(14.2%増・4か月ぶり増)
5位:トヨタ・シエンタ 1万3558台(85.4%増・6か月連続増)
6位:ダイハツ・ムーヴ 1万3497台(21.0%増・2か月連続増)
7位:日産ノート 1万3183台(3.0%減・3か月連続減)
8位:トヨタ・プリウス 1万1158台(16.7%増・6か月連続増)
9位:トヨタ・カローラ 1万1046台(26.5%増・3か月ぶり増)
10位:トヨタ・ヴォクシー 1万0178台(41.6%増・6か月連続増)

9月度 タント新型も及ばずN-BOX が25か月連続トップ

ダイハツタント

N-BOXは25か月連続のトップとなり、7月にフルモデルチェンジされたタントも前年同月比84.3%増の2万1858台と好調でしたが、N-BOXはそれを上回る同26.4%増の2万8484台。前月1444台にまで詰めたその差も、6626台と大きく差を広げて不動のトップは動きませんでした。

トヨタシエンタ

登録車ではトヨタのシエンタが前年同月比85.4%増の1万3558台で2か月連続トップとなりました。

しかし、順位は5位どまりで軽自動車がトップ4を独占しました。トップ10の車種では軽自動車と登録車が5台ずつと分け、好調な販売を続ける車種が並びますが唯一、日産のノートだけが同減となっているのが気になります。

9月度軽自動車新車販売 新型N-WGNが生産停止!!

ホンダN-WGN

N-BOXが25か月連続のトップとなり、しかも前年同月比も 26.4%増とまったく衰えを知らない勢いです。

しかし、喜んでばかりいられない事件が発生。なんと前月6位に急浮上した新型N-WGNが生産停止という事態を受け、8月の3割程度しか販売できませんでした。

発売からたった2ヵ月で生産停止となった原因は新しく装備された「電動パーキングブレーキ」の不具合が発覚したために、部品供給がストップしたことによります。

実はこの部品、発売予定が遅れた原因でもあり、さらに、発売まじかの新型フィットにも採用されるそうなので、かなり深刻な状況。

対策が取られ次第生産は開始されますが、せっかくN-BOXに次ぐホンダの旗艦車種となるはずだったために、今後の影響が気になります。

ダイハツタント

ダイハツのタントは再びN-BOXに大きく差を付けられましたが、前年同月比84.3%増で14か月連続で増加させ、しかも2万台を超えたのはN-BOX以外にはこのタントだけ。

好調なうちにN-BOXを追い詰めておかないと、年末に発売予定の新型デイズルークスが登場すると話題を独占される可能性もあります。

9月度登録車新車販売 やはり来た!カローラベスト10入り!

トヨタカローラ

総合で9位、登録車で4位に登場した新型カローラ。しかも9月17日に発売されたため、半月に満たない実績ながらも 1万1046台を登録しています。

フルに1ヵ月稼働すれば登録者としては久々の2万台も可能性があるのです。N-BOXを押さえるのはタントではなく、このカローラかもしれません。

マツダ3

その他では、マツダ3として新登場した旧アクセラが登録車で11位に入っており、マツダ2(旧デミオ)とともにじわじわと順位を上げています。

ただし、マツダではCX-3、CX-5、CX-8という主力のSUVシリーズが揃って不振なのが気がかりではあります。

SUVではトヨタのC-HR、日産のエクストレイル、スバルのフォレスターがいずれも台数を減らしており、唯一好調だったRAV4も勢いが止まっており、SUV人気に影がさしている?かもしれません。

日産スカイライン

意外だったのが日産のスカイライン。

台数こそ1000台強とランキング下位ですが、なんと前年比3倍以上の伸びをいせています。もっともこれまでが売れなさすぎともいえるのですが、「プロパイロット2」の話題性とスカイライン史上最強と言われる新機種の「400R」が人気となり、名車復活となりそうな勢いです。

2019年度上半期新車販売台数 N-BOX自己新記録で3年連続トップ 

トヨタプリウス

同時に発表された2019年度上半期の販売ランキングでは、ホンダN-BOXが上半期過去最高の13万6047台(前年同期比16.2%増)を販売し、3年連続のトップとなり、2位は7月にモデルチェンジしたダイハツタントで同39.4%増の8万8233台。

3位には日産デイズが入り、4位のスズキスペーシアを含め、トップ10の中に軽自動車は5台が入り、トップ4を独占しました。

そして、登録車トップのトヨタのプリウスは5位どまりとなり、軽自動車優位の状況は続いており、特にトップ4の4台は当分の間不動と思われます。

【2019年度上半期】 車名別新車販売台数ランキング

日産ノート

()内は前年同月比

1位:ホンダN-BOX 13万6047台(16.2%増)
2位:ダイハツ・タント 8万8233台(39.4%増)
3位:日産デイズ 8万1932台(29.7%増)
4位:スズキ・スペーシア 7万9843台(8.5%増)
5位:トヨタ・プリウス 6万6628台(22.5%増)
6位:ダイハツ・ムーヴ 6万2768台(2.7%増)
7位:日産ノート 5万9474台(6.0%減)
8位:トヨタ・シエンタ 5万5602台(43.9%増)
9位:トヨタ・アクア 5万1168台(17.8%減)
10位:トヨタ・ルーミー 4万9206台(10.8%増)

まとめ

ホンダ N-BOXの25か月連続トップ、上半期自己新記録で3年連続トップという誇らしげなホンダのリリースも、新型N-WGNの生産停止というニュースの前にちょっぴりかすんでしまった9月度でした。

そしてSUV人気に影が忍び寄る中、カローラの躍進、スカイラインの復活という新たな展開も見えてきました。

また、東京モーターショウではマツダCX30や三菱の新型軽自動車、そしてホンダのフィットや電気自動車など、新型車が続々と登場します。

さて、10月のランキングはどうなるでしょうか?今から楽しみですね!

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