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【9月17日発売】トヨタの新型カローラ 新型になってどう変わった?

【9月17日発売】トヨタの新型カローラ 新型になってどう変わった?

9月17日に発売されたトヨタの新型カローラとツーリングは、TNGAなどグローバルなプラットフォームを採用しながらも、サイズやデザインの随所に国内専用の設計が採り入れられていました。カローラは新型になってどう変わったのかをご紹介しましょう。(※情報は2019年10月現在のもの)

⏳この記事は約3~4分で読めます。


国内専用モデルを用意した真意とは?

カローラは、150以上の国で販売されており、年間販売台数150万台、累計世界販売台数4750万台を誇るトヨタを代表するグローバルカーであるとともに、日本を代表する国民車であります。

国産セダンは苦戦中?カローラはどうなる

すでに数えるほどしか残っていない国産セダンであっても、カローラは孤軍奮闘しているとはいえ、カローラが消滅する可能性はゼロとはいえません。

すでにアクアやヴィッツといったハッチバックがコンパクトカーの主力として定着しており、トヨタがセダンとして類別しているプリウスも一般的には5ドアハッチバックであり、ほとんどの人はセダンとは思っていません。

トヨタとしても、世界でいちばん多く生産された乗用車としてギネス認定もされているカローラを、日本市場だけだからといって消滅させたくはないはずです。

しかし、セダン不況を真剣に食い止める自信はトヨタにも無いのか、予定生産台数も3車種のうちもっとも少なく見積もっているのです。

トヨタの新型カローラの特徴

トヨタ・カローラ・ハイブリッド W×B

トヨタ・カローラ・ハイブリッド W×B

新型カローラの特徴は低重心とロバスト(堅牢性)を意識したスタイリング。そして新開発のダンパーやサスペンションチューニングと新設計のボディフレームが生み出す走りの性能。また、トヨタセーフティーセンスを全車種標準搭載とした安心・安全機能の充実と、カローラスポーツで対応したT-Connectの新しいコネクテッド機能があります。

トヨタの新型カローラ 大きくなったボディサイズ

トヨタ カローラ新型

さらに日本専用としてこだわった点は、国内道路事情、駐車場事情にあわせたボディサイズで、セダンで全長4495mm、全幅が1745mmとなっており、グローバルモデルのカローラより全長で135mm短く、全幅で35mmほどコンパクトになっています。とはいえ、セダン、ツーリング(フィルダー)ともに従来モデルより大きくなって、全幅を従来モデルより50mm広い1745mmとし、1966年の初代登場から初めて「3ナンバー」サイズとなっています。

それでも、取り回しの良さを損なわれないよう最小回転半径は従来型と同等の5mに抑えられています。そのため、フェンダー、ドア、バンパー、そしてルーフも国内モデル専用のデザインにしており、ドアの取り付けやミラーの角度なども、車幅を押さえるための工夫が施されています。

トヨタの新型カローラ 3つのパワートレーンは走りの楽しさを強化

ハイブリッド車とガソリンエンジンは、1.5Lから1.8Lに変更し、気持ち良いと実感できるシームレスな加速感を実現させ、ハイブリッド車にはE-Four(電気式4WDシステム)を設定しています。

1.2L直噴ターボエンジン車にはSuper CVT-i(10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付)に加え、6MTも設定されています。従来モデルにあった1.5L車は設定されていません。

トヨタの新型カローラ 安全装備も充実

レーントレーシングアシスト

自転車や夜間の歩行者検知が可能な、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備し、駐車場など低速時に壁や車両を検知する「インテリジェントクリアランスソナー」、後方から接近してくる車両を検知し、衝突被害軽減に寄与する「リヤクロストラフィックオートブレーキ」を設定する他、7つのSRSエアバッグ、全方位コンパティビリティボディ構造で、万が一の衝突安全に対応しています。

それでは次に、セダンとツーリングのスタイリングについてそれぞれの特徴を見てみましょう。

カローラ(セダン)

カローラ・ハイブリッド W×B

セダンのエクステリアは「Shorting Robust」をコンセプトに、大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルが統一されたフロントには、LED化された一文字形状のヘッドランプを装備。リヤは、水平基調のリヤコンビネーションランプとし、ワイド感を強調しています。イメージとしては小さな「カムリ」というのがわかりやすいでしょう。非常によく似ています。そして従来の「アクシオ」というサブネームは廃止され、単に「カローラ」というネーミングとなっています。

ツーリング(旧フィルダー)

カローラツーリング・ハイブリッド S

従来モデルの「フィルダー」改め「ツーリング」というグローバルネームを採用したワゴン。実はこれこそが新型カローラシリーズの主役であり、計画販売台数がもっとも多いモデルなのです。

エクステリアでは、フロントはセダンと共通であるものの、サイドビューは、後方への抜けの良いサイドウインドウグラフィックとなっており、ドアショルダー部で伸びやかさを表現させ、従来型より緩やかに傾斜する樹脂バックドアを採用することで、立体的な造形を実現させています。

カローラツーリング (ワゴン)ハイブリッド

ラゲッジルームでは、リバーシブルデッキボードを設定し、荷室床面の高さを2段階に調節可能とし、デッキボードの裏面は樹脂製として、タフユースに対応することでワゴンとしての実用性を高めています。

まとめ

カローラスポーツ・ハイブリッド G“Z”

9月17日の発売から1カ月にあたる10月16日時点での新型カローラの受注状況は、全体で約22,000台と好調な立ち上がりとなっているようですが、内訳をみると次のようになっています。

車種別内訳(月販目標台数)
カローラ:5,400台(1,700台)
カローラ ツーリング:13,700台(5,400台)
カローラ スポーツ:3,000台(2,300台)
※トヨタ公式サイトより

計画通りツーリングがもっとも多い受注を獲得していますが、セダンが計画の3倍以上を受注しています。

これは大量の顧客を中心とした代替えが順調に行われた結果かと考えられ、代替えが一巡すると計画取りに落ち着くとみられます。

そして、やっかいなことに現在のトヨタのコンパクトカーの主役であるヴィッツ改め「ヤリス」が発表されたことで、若い層を取り込む予定のツーリングも少なからず影響を受ける可能性があるかもしれません。

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