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発表!”裏10ベストカー”(JCOTY非公認)

発表!”裏10ベストカー”(JCOTY非公認)

「第38回2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー」ノミネート車の上位10台“10ベストカー”が8日、発表されました。という話しは、レスポンス本編を見ていただくとして、ここでは“10ベストカー”に漏れた車種の中から、“10ベストカー”に勝るとも劣らない10台、言うなれば”裏10ベストカー”を選んでみました。


発表!日本カー・オブ・ザ・イヤー”裏10ベストカー”(JCOTY非公認)

日産リーフ

まず、完成車検査における不正問題からノミネート選考の段階で辞退を表明した「日産リーフ」と「スバルXV」を復活させます。そして、表の“10ベストカー”で11位、12位と次点に終わったマツダの2台、「マツダCX-5」と「マツダロードスターRF」を選出。

さらに、表の“10ベストカー”では一台も入らなかった輸入車からは「アルファロメオ ジュリア」、「シトロエンC2」、そして「プジョー3008」、「5008」を選出します。

そして、マイナーチェンジ車がノミネートされない、表の“10ベストカー”に対して”裏”では、マイナーチェンジによって魅力を増した車種から「ホンダ ステップワゴンスパーダ」と「日産ノート」を選びました。

”裏10ベストカー”ノミネート車一覧

スバルXV

・日産 リーフ
・SUBARU XV
・マツダCX-5
・ロードスターRF
・アルファロメオ ジュリア
・シトロエン C2
・プジョー3008
・プジョー5008
・ ホンダ ステップワゴンスパーダ
・ 日産 ノート

本来ならイヤーカー最右翼の「リーフ」

日産リーフ

走行距離を400㎞まで延ばし、「プロパイロット」に加え、「プロパイロットパーキング」といった先進装備を設定するなど、表の“10ベストカー”なら、間違いなくノミネートされ、イヤーカーの最右翼だったはずの新型「リーフ」。完成車検査における不正問題の為に辞退となってことで、関係者の悔しさは測りきれません。また、主催者のJCOTYにとっても、話題性抜群の「リーフ」がいなくなり、残念だったはずです。特に、これで日本独自の軽自動車である「N-BOX」がイヤカーとなると、海外においても賞レースの上位に入るであろう「リーフ」を差し置いての軽自動車の受賞が、どうみられるのかが気になるでしょう。

MCで魅力アップしたノート

ノートe-POWER MEDALIST ブラックアロー

そして日産では、上位に入る可能性があったもう一台がマイナーチェンジされた「ノート」です。「インテリジェント クルーズコントロール」などの自動運転技術の部分採用や、「ブラックアロー」「シーギア」等の特別仕様車を揃え、「リーフ」よりも身近にEVを体現出来るだけでなく、車自体の魅力をさらにアップさせており、イヤーカーに選ばれてもおかしくないはずです。

SUBARU 辞退しなければ10ベスト入りが確定していた「XV」

日産と同じく、完成車検査における不正問題により辞退したSUBARUの新型「XV」。社長を始めとする経営陣の”神対応”の評価は高く、実際、10ベスト入りが確定した直後の辞退だけに、辞退してほしくなかったのが主催者であるJCOTYの本音でしょう。

ただし、昨年度イヤーカーに選ばれた「インプレッサ」の派生車種であるために、どんなに高評価を受けたとしても新鮮味に乏しく、選出されてもイヤーカーになる確率は低かっただけに、SUBARU側の落胆は意外と少なかったでしょう。

インプレッサスポーツを選ぶなら、「XV」の方が断然イイというのが大多数の声です。先代が強く押し出したオフロードイメージはかなりマイルドになり、SUVのカッコ良さだけが残り、使い勝手や居住性能はインプレッサ同様なので折り紙付き。

イヤーカーの実力十分な「CX-5」

マツダ CX-5

CX-5の評価は専門家諸氏よりもユーザーが認めています。フルモデルチェンジで特に追加された装備がなく、インパクトに欠けましたが、それは随時改良されて、改めて追加する必要がないからにほかなりません。代り映えしないデザインもメインカラーも、ち密に計算しつくされた正常進化だからこそ。表のイヤーカーでもおかしくはないはずです。

海外ならもっと評価の高かった「ロードスターRF」

マツダロードスターRF

追加車種であるロードスターRFは、国内より海外での賞レース向き化も知れませんが、パワーアップされたエンジンと、凝ったリトラクタブルトップは秀逸。フルオープンという形にこだわらず、リアクウォーターを残したタルガトップスタイルが個性を際立てています。

これぞセダンの姿アルファロメオ「ジュリア」

アルファロメオ ジュリア

セダンに対する評価は決して低くないのに売れないために魅力的な車種が出現しない日本市場。ようやく「カムリ」がその壁を打ち破りそうですが、この「ジュリア」の前では「カムリ」でさえ影の薄い普通のセダンでしかありません。動力性能とか豪華な内装を別としても、そのスタイリングにはただただ敬服してしまいます。いつの日か、こんなに胸が熱くたぎるようなセダンが日本でも生産されることを期待したいものです。

半端な個性など吹き飛ぶ現代アート「シトロエンC2」

どこもかしこも同じようなデザインのSUVだらけになった現在、この「C2」ほど誰にも真似の出来ない個性を身にまとった車種はないでしょう。どこをとっても他にないデザインは、もはや現代アートの域に達しています。大自然の中でも、都会のビル群の中でも、この「C2」が表れたなら思わず視線が釘付けになるのは間違いなし。

国産車のお手本となるプジョー3008

プジョー3008

「3008」は、現代SUVのお手本。都市にこれほど似合うクルマはまずないほど溶け込むデザインは、もはや4WDは不要となるのもうなずける。ただし、正装、もしくは頑張ってオシャレしなければ、気後れしそうなほどの手ごわさも併せ持っているのです。

新世代のグランドツアラー プジョー5008

プジョー5008

”表”では3008といっしょくたになりますが、あえて、もう一台の車種としてノミネートするのが、ロングボディの堂々たる体躯の中に、多彩なアクティビティに応える広大なスペースと機能性、7人分のシートを併せ持つ「5008」は、単にSUVをストレッチしただけではありません。

全席独立型のシートをそれぞれ格納、折りたたむことで、乗員数、荷物の量、大きさ、形に応じた、まさに自由自在のアレンジメント能力を発揮、カーライフの可能性を大きく広げる一台となります。

もはや別車種のホンダ ステップワゴンスパーダ

ステップ ワゴン SPADA

9月29日のマイナーチェンジにおいて、上級グレードのスパーダの外観を変更するとともに、スパーダのみに、2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」搭載仕様を設定するなど、安全装備以外はスパーダの改良がメインとなったステップワゴン。

25.0km/Lの低燃費性能と、クラス上の「オデッセイ」と同じパワー/トルクを発揮するため、価格も上昇。もはや「ヴォクシー/ノア」のライバルではなく、エスティマやアルファードとの間に位置する新しいクラスを創出したことが、裏のカーオブザイヤーの注目するところです。

まとめ ”裏10ベストカー”選出にあたって

”裏10ベストカー”いかがでしたか?カーオブザイヤーはだれでも納得する結果になるとは限りません。また、やっぱりそうかと、誰もが想像する通りになることもあります。軽自動車と、1000万円以上もする輸入車を同じ土俵で評価しようというのですから、そこには無理が通れば道理が引っ込む世界ですから、駆け引きもあるようです。

したがって、100人いれば100通りの結果が出てもおかしくはありません。エントリーされた30台は国産車に限れば発売されたニューモデルのほぼ全て。どれもが最新の魅力ある車種ばかりです。また、今回ノミネートされなかった既存車種であってもニューモデルに負けない車種だってありますから、2年連続で栄冠を手にしたっていいはずです。

”裏10ベストカー”。ちっとも裏っぽくないのですが、是非、10ベスト以外の車種も注目してみてください。最後に一言、「日産さんしっかりしてください。」

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