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トライク(3輪バイク)の免許や維持費、おすすめのトライクを紹介!

トライク(3輪バイク)の免許や維持費、おすすめのトライクを紹介!

トライクは自動車とバイクの両方の特徴を持ち合わせ、両方のいいところを体感できる画期的な乗り物です。今回は、トライクの特徴や運転免許、維持費、レンタル情報などをまとめました。

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トライクとは?

《写真提供:Response》originalマツダレンタカー、トライクをレンタル---チョイ悪おやじへ

トライクとは、「3輪で走行する乗り物」を指す言葉で、主に3輪バイクのことを言います。

日本ではトライクに該当する車両を規定する法律に「道路交通法」と「道路運送車両法」があるため、どちらの法律に沿って見るかで、トライクの定義が微妙に異なります。

道路交通法の車両区分でトライクは「普通自動車」に分類されますが、道路運送車両法では「側車付二輪車」または「側車付軽二輪」に分類されます。

こうした背景もあって、トライクは自動車とバイクの両方の特徴を持ち合わせ、いいとこ取りな乗り物といえるかもしれません。

トライクはバイクと比べて転倒の心配が少なく安全性が高い一方、自動車と比べて走りの爽快な乗り心地を得やすいことや跨るだけでスタートできるお手軽感など、両方の優れた面を持ち合わせています。

トライクの運転免許について

《写真提供:Response》カンナム・スパイダーRT

前述のとおり、トライクは道路交通法では「自動車」に分類されるため、運転するには「普通自動車免許」が必要です。

「普通自動車免許しかないけど、バイクには乗りたい」といったニーズにバッチリ答えてくれる乗り物です。ただし、車種と排気量によっては、ほかの免許が必要になる場合もあるので注意しておきましょう。

トライクには大きく分けて「トライク」、「リバーストライク」、「リーントライク」の3種類があります。

一般的な「トライク」は前輪が1つで後輪が2つの3輪バイク、「リバーストライク」は前輪が2つで後輪が1つのタイプの3輪バイク。トライクとリバーストライクは構造が逆(リバース)と覚えておくとわかりやすいですね。これら2つのタイプのトライクは、法律上の区別や運転免許が同じ分類になります。

しかしリーントライクの場合、車体を傾けながら旋回するといった運転特性がバイクに近いという理由で、法律上「二輪車(バイク)」扱いになるため、二輪免許が必要となります。

そして必要な二輪免許も排気量に応じて変わります。50cc以下であれば原付免許、125cc以下であれば小型自動二輪免許、400cc以下であれば普通二輪免許、それより大きな排気量であれば大型二輪免許がなければ運転できません。

つまり普通自動車免許だけで乗れるのは、「トライク」と「リバーストライク」、そして「リーントライク」の50cc以下の車種です。

このように、ひと口にトライクといっても普通自動車免許だけでは乗れるタイプと乗れないタイプがあるので、購入の際はしっかり確認してください。

ヘルメットについて

このように、トライクには普通自動車免許で運転できるタイプと、二輪免許を必要とするタイプがあり、ヘルメットの着用義務もこの区分によって変わってきます。

具体的には、普通自動車免許で運転できるタイプのトライクはヘルメットの着用義務がなく、二輪免許を必要とするタイプのトライクにはヘルメットを着用する義務があります。

とはいえ、タイプにかかわらず、トライクで走行する際はヘルメットの着用が強く推奨されています。

多くのトライクは普通自動車に区分されるとはいえ、実質は自動車よりバイクに近い特徴を持った乗り物です。ドアやフロントガラスがなく、ドライバーを守ってくれるものが自動車に比べて少ないため、転倒や接触事故によりドライバーには重大な影響がおよびます。

自動車であれば、飛び石被害はガラスやボディが少し傷つく程度で済みますが、トライクだとドライバーが大けがを負い、それが原因で重大な交通事故につながるおそれもあります。ですから着用義務がないタイプでも、ヘルメットやグローブなどで完全装備をしたほうがいいでしょう。

維持費について

トライクはバイク並みの維持費を実現できます。

自動車やバイクの維持費で大きなウェイトを占めるのは、車検代や保険代。トライクは排気量によって車検の必要有無が変化します。通常のバイクと同じように250cc以下であれば、「側車付軽二輪」と区分されるため、車検の必要はありません。もちろん、250ccを超えるトライクでも普通自動車と比べれば車検にかかる費用はかなり安くなります。

もし250cc以下に該当する「側車付軽二輪」のトライクであれば、年間の自動車税は3,600円、初回登録時に必要となる重量税が4,900円、自賠責保険が12カ月で7,540円(令和3年4月1日以降始期の契約で、沖縄県を除く離島以外の地域に適用される保険料)で、これが所有するのに最低限必要な維持費になります。

任意保険でもトライクは有利で、排気量相当のバイクと同じ保険に加入できるため、自動車として保険に加入するよりもかなりお得といえます。

おすすめのトライク

《写真提供:Response》《撮影 吉田凌》カンナム・スパイダーRT

ではここからは、おすすめのトライクを紹介していきます。

ハーレーダビッドソン TRI GLIDE ULTRA

《写真提供:Response》《撮影 青木タカオ》ハーレーダビッドソンブース

ハーレーダビッドソンが手掛ける「2022 TRI GLIDE ULTRA」は、長距離向けのツーリングトライクで、バイク乗りなら誰もが憧れるハーレーダビッドソン Ultra Limitedがベースになっています。

エンジンはツーリングモデルクラスでは最高クラスの排気量となる1,868cc「Twin-Cooled™ Milwaukee-Eight™ 114」を搭載。スペック公称値は最高出力が65kW(87PS)/5,020rpm、最大トルクは159N・mと申し分ありません。

全長は2,670mmでホイールベースは1,670mm、シート高は735mmと圧倒的な存在感。車両重量は564kgもあるため、体力に自信のない人が取り扱うのは難しいことも事実ですが、それだけ充実した装備を誇り、風防効果が高いバットウィングフェアリングを搭載。カーゴスペースも十分に備え、充実したオーディオシステムが快適なツーリングを約束します。

カラーはビビッドブラック、ガーントレットグレーメタリックとビビッドブラックのツートンカラー、ミッドナイトクリムゾンとビビッドブラックのツートンカラーという合計3タイプが用意されています。車両本体価格(税抜)はビビッドブラックが484万8,000円、ツートンカラーが504万6,000円です。

普段は自動車を乗っている方でも、ハーレーダビッドソンなら乗ってみたいというユーザーも少なくないでしょう。バイクであれば大型二輪免許が必要なので、かなり高いハードルです。ところがハーレーダビッドソンのトライクなら、普通自動車免許(マニュアル免許が必要)で運転できてしまうので、憧れのハーレーがぐっと身近になった印象です。

BLAZE EV TRIKE(ブレイズEVトライク)

《写真提供:Response》《画像:ブレイズ》ブレイズEVトライク

BLAZE EV TRIKEは、株式会社ブレイズから2020年に発売された小型EVトライクです。

小型で取り回しがよく、搭載された高性能リチウムイオンバッテリーは取り外しが可能。充電のためにバイク本体をコンセントにつなぐ必要がなく、駐車スペースに電源を持ち込めないユーザーでも快適に使用できます。しかも家庭用コンセントで充電できるため非常に経済的です。

全長1,980mm×全幅1,000mm×全高1,270mmで、車両重量は67.5kgと非常にコンパクトなボディサイズ。モーターの定格出力は0.59kW、最大出力は1.6kw、最大トルクは2.56N・mと原付1種レベルの性能を発揮します。

液晶ディスプレイ、LEDヘッドランプ、前後輪ディスクブレーキ、大型ステップ、ディファレンシャルギアなどを備え、街乗りやちょっとした買い物には必要十分な装備です。またBLAZE EV TRIKEには、通常のバイクにはないバック機能を標準装備しており、切り返しなどが難しい狭い道でも力を発揮します。

気になる航続距離は30km(30km/h 定地走行テスト値)で、長距離のツーリングは難しいですが、ちょっとした外出なら十分。また交換用バッテリーを用意すれば、充電のタイムロスなく航続距離を伸ばせます。バッテリーの充電時間は約4時間です。

トライクはレンタルできるのか?

《写真提供:Response》《画像 HARLEY-DAVIDSON JAPAN》ハーレーのトライクは、これで2機種がラインナップされる。手前はトライグライドウルトラ。

トライクを体験してみたいなら、まずはレンタルしてみるのがおすすめです。レンタカーやレンタルサイクルのように多くの業者が行っているわけではありませんが、トライク専門店でレンタルも実施している店舗があります。

神奈川県横浜市都筑区に店舗を構える「PERFORMANCE BROTHE'S」では、「YAMAHA MAXAM250」、「SUZUKI SKYWAVE650」といったトライクのレンタルが可能。料金は、YAMAHA MAXAM250なら3時間で4,400円、6時間6,600円、24時間16,500円です。ただし、契約時に別途損害保険料金として1,100円かかります。対人・他異物無制限、車両補償や搭乗者補償も付帯された損害保険なので、安心してレンタルができます。

日本初の輸入トライクを専門に扱うレンタル店「NOBUNAGA resort」では、前述の「Harley-Davidson Tri Glide Ultra」や「BRP Can-Am Ryker 600」といった北米の大型トライクのレンタルを手掛けており、公式ホームページから簡単に空き状況の確認でき予約ができます。

料金はHarley-Davidson Tri Glide Ultraが3時間で9,800円、6時間19,800円、24時間で24,800円です。なお土日祝日に関しては特別料金が設定されていますので、ご利用の際は公式ホームページから確認してください。

岐阜トライク専門店 NOBUNAGA resort 

https://www.rentacar-samurai.jp/nobunaga?lc=x

NOBUNAGA resortの予約サイトです。岐阜県でレンタカーをお探しの方は、是非当店へ。岐阜県羽島市足近町6丁目8番地

まとめ

《写真提供:Response》《撮影 宮崎壮人》カンナム・ライカー(Can-Am Ryker)

今回はトライクについて、運転免許や維持費、レンタルに関する情報をまとめました。

自動車とバイクのいいとこどりができるトライクは、新しい可能性の扉を開いてくれる存在です。今回の記事を参考に、トライクの購入やレンタルを検討してみるのはいかがでしょうか。

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