2024年 ゴールデンウィーク(GW)はいつからいつまで?
2024年のゴールデンウィーク(GW)は4月27日(土)からはじまります。翌週4月29日(月)の昭和の日と3日間の平日を経て、5月3日(水)の憲法記念日、5月4日(木)のみどりの日、5月5日(金)のこどもの日、そして振替休日の5月6日(月)が最終日になります。
■2024年 ゴールデンウィーク(GW)は最大10連休
連休の中日の4月30日から5月2日の平日に休みを取得できれば、今年2024年のゴールデンウィーク(GW)は最大10連休になります。
【渋滞予測】ゴールデンウィーク(GW)高速道路の混雑日は?
3連休と4連休があり、平日の休みを取れば最大10連休になり、長期旅行も計画しやすい2024年のゴールデンウィーク(GW)のスケジュール。旅行の計画や宿泊先の手配をはじめている方も多いのではないでしょうか。
ここからは、ゴールデンウィーク(GW)に高速道路を利用しての旅行を検討されている方に向けて、先に紹介した2024年 ゴールデンウィーク(GW)のスケジュールと、昨年度の交通量や渋滞長・渋滞回数の傾向から、2024年のゴールデンウィーク(GW)の高速道路の渋滞ピーク日を予測します。
■下り線(帰省ラッシュ)の渋滞ピーク
ゴールデンウィーク(GW)における高速道路下り線は、後半の連休初日から翌日にかけて旅行先への出発移動が集中する傾向があります。
こちらと昨年の渋滞実績を加味すると、連休後半の5月3日の午前7:00から午前9:00にかけて渋滞ピークを迎えると予測されます。その後、翌日4日(土)まで交通量の多い状況が続き、断続的に渋滞が発生するでしょう。
前半の連休初日も比較的交通量が増える傾向がありますが、連休後半ほどではありませんので、混雑を避けるために、4月27日から29日の3連休に旅行を計画するのも良いでしょう。
■上り線(Uターンラッシュ)の渋滞ピーク
ゴールデンウィーク(GW)における高速道路上り線は、出発移動と帰宅移動が重なる5月3日から5日にかけて混雑が集中する傾向があります。
5月3日から5日は高速道路の慢性的な混雑により、各線で渋滞が多発します。そのなかでも5日が最も交通量が多く、15:00から18:00の間に長い渋滞が発生するでしょう。
後半の連休最終日の6日には3日から5日と比べると、比較的交通量が落ち着いてきますので、旅行先からの戻る日は6日に計画すると長い渋滞に巻き込まれることも少なくなるでしょう。
ここからは、これら渋滞予測の根拠とした高速道路の昨年の交通状況を紹介します。ゴールデンウィーク(GW)の旅行の目的地が決まったら、利用する高速道路における混雑日や渋滞の起きやすい箇所、時間帯も確認しておきましょう。
高速道路各社発表の最新渋滞予測はこちらをチェック
2024年GWの高速道路の渋滞はいつがピーク?2024年GWは昨年より渋滞が増加見込み | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/6218NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、(公財)日本道路交通情報センター及び首都高速道路株式会社から、2024年ゴールデンウィーク(GW)期間(2024年4月26日から5月6日の11日間)における渋滞予測が発表されました。2024年ゴールデンウィーク(GW)の高速道路はいつ、どのぐらいの混雑になるのでしょうか。
【過去傾向】昨年のゴールデンウィーク(GW)の渋滞状況振り返り
■NEXCO東日本 2023年 ゴールデンウィーク(GW)の実績
NEXCO東日本管内での昨年のゴールデンウィーク(GW)の交通量(日平均)は、前年比で109%と増加しましたが、コロナ禍以前と比較すると80%に留まりました。また、10km以上の渋滞回数は前年比97%、コロナ禍前比54%と減少しました。
下り線の交通量・渋滞回数(帰省ラッシュ参考)
上り線の交通量・渋滞回数(Uターンラッシュ参考)
特に長い渋滞発生箇所と渋滞日時(ピーク)
■NEXCO中日本 2023年 ゴールデンウィーク(GW)の実績
NEXCO中日本管内での昨年のゴールデンウィーク(GW)の交通量(日平均)は、前年比で103%に増加しましたが、コロナ禍以前の2019年と比較すると81%に減少しました。また、10km以上の渋滞回数は前年比99%と同程度、コロナ禍前(2019年)比では51%に減少しました。
下り線の交通量・渋滞回数(帰省ラッシュ参考)
上り線の交通量・渋滞回数(Uターンラッシュ参考)
特に長い渋滞発生箇所と渋滞日時(ピーク)
■NEXCO西日本 2023年 ゴールデンウィーク(GW)の実績
NEXCO西日本管内での昨年のゴールデンウィーク(GW)の交通量(日平均)は、前年比で106%に増加しましたが、コロナ禍以前の2019年と比較すると81%に留まりました。また、10km以上の渋滞回数は前年比109%に増加、コロナ禍前(2019年)比では48%に減少しました。
下り線の交通量・渋滞回数(帰省ラッシュ参考)
上り線の交通量・渋滞回数(Uターンラッシュ参考)
特に長い渋滞発生箇所と渋滞日時(ピーク)
■首都高速 2023年 ゴールデンウィーク(GW)の実績
首都高速道路での昨年のゴールデンウィーク(GW)の交通量(1日あたりの利用台数)は、前年比で106%に増加。コロナ禍以前の2019年との比較では同程度となりました。なお、渋滞量(渋滞長さ×渋滞継続時間)は前年比136%に増加しましたが、コロナ禍前(2019年)比では88%に減少しています。
首都高速利用台数
期間 | 利用台数 | 前年比 | コロナ禍以前(2019年)比 |
---|---|---|---|
4月28日~5月7日(10日間) | 881,243台/日 | 106% | 100% |
渋滞量(渋滞長さ×渋滞継続時間)
期間 | 渋滞量 | 前年比 | コロナ禍以前(2019年)比 |
---|---|---|---|
4月28日~5月7日(10日間) | 213km・時/日 | 136% | 88% |
■2024年 ゴールデンウィーク(GW)の交通量は増える?
次に昨年のGW(ゴールデンウィーク)期間、お盆期間、年末年始の交通量の推移を見てみましょう。
期間 | (1) 期間中の交通量 |
(2) 集計日数 |
(3) 平均日交通量(1)/(2) |
コロナ禍以前(2019年) との平均日交通量対比 |
---|---|---|---|---|
2023~2024年 年末年始 |
290,400台 | 8日 | 36,300台/日 | 95% |
2023年 お盆期間 |
352,800台 | 8日 | 44,100台/日 | 93% |
2023年 ゴールデンウィーク 期間 |
420,000台 | 10日 | 42,000台/日 | 81% |
上表の通り、直近の大型連休の交通量はコロナ禍以前の水準に戻っていることがうかがえます。
人の移動が増加する要因になる観光需要喚起策の実施状況としては、3月16日から「北陸応援割」が開始されています。ただし、こちらはゴールデンウィーク(GW)前の4月26日の宿泊分までが対象。
一部で第2弾の開催も予定されているとの報道もありますが、こちらもゴールデンウィーク(GW)後からになりますので、今年のゴールデンウィーク(GW)期間内が直近の大型連休の傾向から突出するということはなさそうです。
上記もふまえて、2024年 ゴールデンウィーク(GW)期間の交通量は、昨年より増えますが、コロナ禍以前と同水準となるでしょう。
長時間運転や渋滞に巻き込まれても快適に!おすすめの車載アイテム
■常備しておきたい定番の携帯用トイレ
高速道路走行中はトイレに行きたくなってもすぐには行けません。渋滞がはじまる前にSA・PAに入ってトイレを済ませておこうと思っても、入口で渋滞してしまいなかなか入れないこともあります。
そんなときに用意しておきたいのが携帯用トイレ。小さなお子さん用としてはもちろん、水分補給や眠気覚ましのコーヒーなどの影響で、突然トイレに行きたくなる可能性もゼロではありません。気分が悪くなったときのエチケット袋としても使えるので、車内に常備しておきたいアイテムのひとつです。
■前後座席対応したUSBカーチャージャー
運転用のナビの代わりに、また運転時や渋滞中の同乗者の手持無沙汰をしのぐための動画視聴やゲームなどにスマホやタブレットは今や手放せないアイテム。動画やゲームで使われる方はあっという間に充電がなくなってしまうことも多いのでは。
後部座席の方もスマホやタブレット、携帯ゲーム機などを利用する場合には、前後座席で一緒に使えるUSBカーチャージャーがおすすめ。1.2mのケーブル付きでPD・QC3.0の2種類のUSBポートを備えており、最大5台のデバイスを同時に充電することができます。
■アウトドアにも使えるポータブル車載冷蔵庫
ゴールデンウィーク(GW)は気温が上がってくる時期でもあります。そんなときの運転に気を付けたいのが車内熱中症。外が快適な温度でも車内の温度は外の気温以上に上がりやすく、熱中症リスクも高くなりますので、水分補給は欠かせません。
そんな時に役立つのが、ポータブル車載保冷庫。保冷庫があればいつでも冷たい飲み物を手軽に取り出すことができるのと、ちょっとした食事の保存にも役立ちます。
長距離移動時の車載用としてだけでなく、キャンプやBBQでの利用やご自宅のセカンド冷凍冷蔵庫としてもマルチに使えるものがおすすめです。
まとめ
直近の大型連休での高速道路の交通量は、コロナ禍以前の水準まで回復しています。例年の傾向と比べて突出して交通量が増加することはありませんが、多くの人が同時に移動する大型連休は押しなべて渋滞は増えます。また、普段運転に不慣れな方も高速道路を利用するため事故による渋滞も発生しやすいので、まったく予測しない場所で渋滞に巻き込まれることも。
紹介した渋滞予測をふまえた事前の計画とあわせて、お出かけ当日には高速道路と目的地周辺の最新の交通情報を確認し、計画通りの充実した2024年のゴールデンウィーク(GW)を楽しんでください。