2025年 お盆休みはいつからいつまで?
一般的なお盆期間は、盆の入り(迎え火)の8月13日から盆明け(送り火)の8月16日までの4日間を差し、この期間に連なる休日を含めて「お盆休み」として、多くの企業や学校が休暇を取ることが一般的です。
2025年(令和7年)のお盆期間のカレンダーでは、盆明けの8月16日の直後が日曜日になりますので、8月13日(水)から17日(日)までの5日間をお盆休み(夏季休暇)とする企業・学校が多くなると思われます。

2025年(令和7年)お盆期間 カレンダー
■2025年のお盆休みは最大9連休も
昨年2024年のカレンダーでは最大9連休という”超”大型連休でしたが、今年2025年はお盆休み直前に3連休があり、平日を1日挟んだ”飛び石”連休です。
上述の通り、一般的な企業・学校のお盆休みは5連休になりますが、飛び石の間の平日1日にお休みが取れれば、最大9連休も可能な日程になっています。
2025年 お盆の渋滞をズバリ予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ起こる?
■下り線:ピーク日(帰省ラッシュ)は?
帰省ラッシュにあたる下り線の混雑ピークは8月8日(金)と9日(土)となり、10km以上の渋滞回数が増加する見込みです。
お盆期間の帰省ラッシュは、前半の連休初日とその前日に発生する傾向があります。飛び石連休の場合、前半の連休と後半の連休初日でやや分散しますが、基本的に連休初日とその前日がお盆期間のなかで一番渋滞が発生しやすい日と覚えておくのがよいでしょう。
なお、昨年2024年に高速道路各社から発表されたお盆期間の渋滞実績によると、下り線においては連休開始前日に交通量が増加し、10km以上の渋滞が多数発生しました。
2024年 下り線 渋滞実績
■上り線:ピーク日(Uターンラッシュ)は?
Uターンラッシュにあたる上り線の混雑ピークは8月15日(金)から16日(土)となり、10km以上の渋滞回数が増加する見込みです。
お盆期間のUターンラッシュは、後半連休最終日から遡って1~2日目に発生する傾向があります。今回は飛び石連休なので、前半の3連休に帰省・旅行に向かわれた方のUターンで、8月10日(日)にも注意が必要です。
なお、昨年2024年に高速道路各社から発表されたお盆期間の渋滞実績によると、上り線においては連休の中腹で交通量・渋滞回数の増加がありました。
Uターンラッシュとしては、報道などでもご覧の通り連休終盤に発生するイメージですが、上り線という括りだと、旅行中の移動などを多く含むため、最新の交通情報をチェックしておきましょう。
2024年 上り線 渋滞実績
お盆の高速道路はどこが混む?過去の渋滞多発ポイント振り返り
お盆の帰省や旅行では、高速道路を利用する人が一斉に動くため、毎年同じような場所で渋滞が発生しています。目的地に早く着きたいと思っても、思わぬ混雑に足止めされてしまうケースは少なくありません。
特に長時間の渋滞に巻き込まれると、体力だけでなく気力も消耗してしまいます。そのため、事前に「どこが混みやすいのか」を知っておくことは、スムーズな移動に欠かせません。
昨年2024年に高速道路各社から発表されたお盆期間の渋滞実績で、特に長い渋滞発生箇所と渋滞ピークとなった日時を確認しておきましょう。
2024年 渋滞発生箇所
また、参考情報として、一昨年2023年(令和5年)の実績で、特に長い渋滞発生箇所と渋滞ピークとなった日時も紹介します。
2023年 渋滞発生箇所
予期せぬ渋滞に備えよう!夏の車内に常備しておきたいアイテム

お盆の高速道路では、どんなに入念に予定を立てても、突然の渋滞に巻き込まれることがあります。特に夏場は暑さが加わり、車内の環境が悪化しやすいため、事前の備えが快適なドライブを左右します。
渋滞中はサービスエリアにもすぐ立ち寄れないケースがあり、不便さや不安を感じやすくなります。そんなときに役立つのが、車内に常備しておく便利グッズ。いざというときに「持っていてよかった」と思えるものを紹介します。
■水分補給が多い夏場だからこそ!定番の携帯用トイレ
夏場の高速道路では、気温が高くなることで水分補給の回数も自然と増えます。その結果、トイレに行きたくなる回数も増えますが、渋滞に巻き込まれると、すぐにサービスエリアやパーキングエリアに立ち寄れないことも珍しくありません。特に小さな子どもや高齢の方が同乗している場合は、トイレの問題が深刻なストレスにつながることもあります。
そこで役立つのが、車内に常備しておける携帯用トイレ。最近では使いやすさに配慮されたタイプも多く、使用後は凝固剤でしっかり固めて密封できるため、臭いも気になりません。コンパクトで場所を取らず、1人分ずつ個包装されたものなら、家族分を備えておくのも簡単です。
緊急時だけでなく、夜間の山道やトイレのない道の駅などでも安心して使えるので、1セットは必ず車に積んでおくことをおすすめします。
■エアコンの効率を上げよう!車内熱中症対策アイテム
真夏の車内は、エアコンをつけていても日差しや外気温の影響で温度が高くなりがちです。とくに後部座席や窓際の席は、冷風が届きにくく、知らないうちに熱中症のリスクが高まってしまいます。渋滞で長時間動けない状態が続くと、車内温度はさらに上昇し、体調不良につながるおそれもあるため、しっかりとした対策が必要です。
そこで役立つのが、エアコンの効率を高めるための対策アイテム。たとえば、側面の窓に取り付けるサンシェードは、直射日光を大幅に遮ってくれるため、エアコンの負担を減らすのに効果的です。
また、後部座席用の車載ファンやエアフロー拡張ノズルを設置すれば、冷たい空気を車内全体に行き渡らせることができます。
■眠気覚ましにも!飲み物や暑さ対策アイテムの保冷ケース
夏の長距離ドライブでは、こまめな水分補給が欠かせません。とくに渋滞中は外に出られず、サービスエリアにもなかなか立ち寄れないことがあるため、冷たい飲み物を車内に常備しておけると安心です。しかし、炎天下の車内では飲み物の温度もすぐに上がってしまい、ぬるくなった水やお茶ではリフレッシュ効果も半減してしまいます。
そんなときに活躍するのが、保冷ケース。コンパクトなソフトタイプから電源式の冷蔵機能付きタイプまで種類が豊富で、用途や人数に応じて選べます。氷や保冷剤を入れて使うタイプなら電源がいらず、どこでも手軽に使えるのが魅力です。一方、シガーソケットから電源をとるミニ冷蔵庫タイプなら、長時間冷たさをキープできるので、家族連れのドライブにもぴったりです
冷たい飲み物があることで、眠気の予防にもつながります。加えて、冷感スプレーや冷却ジェルシートを一緒に入れておけば、暑さ対策にも役立ちます。ちょっとした準備でドライブの快適度がぐっと上がるので、ぜひ保冷ケースはひとつ用意しておくと安心です。
まとめ

2025年のお盆休みは、多くの人が車での帰省や旅行を予定しているため、高速道路の渋滞は避けられない状況が予想されます。とくに渋滞のピーク日は、時間帯や通行ルートによっては、数十キロにわたる長時間の渋滞に巻き込まれる可能性もあります。
そのため、事前に渋滞予測や混雑ポイントを把握しておくことがとても重要です。また、渋滞そのものを避けるのが難しい場合もあるため、車内で快適に過ごすためのグッズをしっかり準備しておきましょう。
お盆期間中の安全なドライブには、事前の情報収集と、万が一に備えた準備が欠かせません。焦らず、ゆとりをもったスケジュールと装備で、快適なお盆休みをお過ごしください。