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王者の威光を再び。日産「新型エルグランド」は全幅拡大と専用パワートレインで攻勢へ

王者の威光を再び。日産「新型エルグランド」は全幅拡大と専用パワートレインで攻勢へ

日産自動車のグローバルデザイン本部に所属する入江慎一郎氏が、今夏のフルモデルチェンジを控える新型「エルグランド」のデザインコンセプトを明かしました。現行比で全幅を45mm拡大し、「e-POWER」と「e-4ORCE」を採用するなど、具体的な進化の方向性が語られています。

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コンセプトは「ザ・プライベート・マグレブ」。緻密な日本の美意識と先進の走りを融合

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉日産 エルグランド 新型

今夏に発売が予定されている新型「エルグランド」の事前取材会が行われ、グローバルデザイン本部の入江慎一郎氏が、次期型に込められた意図や具体的なアプローチについて言及しています。

高級ミニバン市場の開拓者であるエルグランドにとって、今回のフルモデルチェンジはブランドの立ち位置を再構築する極めて重要な転換点です。入江氏は新型のデザインテーマとして、初代モデルが築き上げた「威厳を取り戻すこと」を掲げました。

具体的なデザインコンセプトは「ザ・プライベート・マグレブ」と名付けられています。「マグレブ」とはリニアモーターカーを意味し、「静かでありながら速い」という次世代の乗り味を視覚的に表現する言葉として選ばれました。

これを裏付けるように、新型エルグランドのパワートレインは、日産独自のハイブリッド技術である「e-POWER」と、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を組み合わせた仕様に一本化されることが明かされています。高いパフォーマンスと静粛性を予感させる佇まいが、エクステリア全体に反映されています。

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉日産 エルグランド 新型

プロポーションの面では、現行モデルと比較して全幅を45mm拡大。これにより、フラッグシップにふさわしい威風堂々としたスタンスと安定感を強調しました。フロントフェイスには、日本の伝統工芸である「組子」をモチーフとした緻密なグリルを採用。四角形のドットパターンは一つひとつサイズや配置が綿密に計算されており、レンズの奥で光を反射する複雑な構造を取り入れることで、圧倒的な質感の高さを表現しています。

入江氏は、こうした細部への徹底したこだわりについて、人間が「無意識の意識」で感じる上質さや作り込みの凄みを表現するためだと語っています。パッと見た瞬間に伝わるオーラと存在感こそが、新型エルグランドの目指す「威厳」そのものです。

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉日産 エルグランド 新型

なお、具体的なグレード構成や車両本体価格、および正式な発売日については現時点ではアナウンスされていません。先進のパワートレインと日本の美意識を纏った新型エルグランドの全貌が明かされる日へ向け、さらなる期待が高まります。

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