「魔法の絨毯」の乗り心地をEVへ。独創的なキャビンと最新のLFPバッテリーを採用
《画像提供:Response》〈写真提供:ステランティスジャパン〉シトロエン e-C3
ステランティスジャパンは2026年5月14日、シトロエンブランドの新しいデザインアイデンティティを全面的に採用した最初の量産モデル、新型フル電動コンパクトハッチバック「e-C3」を発表し、同日より販売を開始しました。
新型e-C3は、1919年の創業時をオマージュした新しい楕円形のブランドロゴをフロント中央に配置。ボディサイズは全長4,015mm、全幅1,755mm、全高1,595mmと、よりSUVスタイルらしいフォルムへと進化しました。これにより、視認性の向上とともに、コンパクトな外観からは想像できないほど広い室内空間とヘッドクリアランスを確保しています。
《画像提供:Response》〈写真提供:ステランティスジャパン〉シトロエン e-C3
走りの面での最大の特徴は、このクラスのEVとして初採用された「シトロエン・アドバンスト・コンフォート・サスペンション」です。独自のプログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)を装備し、路面からの強い衝撃を吸収。シトロエンの代名詞である「魔法の絨毯」のようなフラットでしなやかな乗り心地を、重量のあるEVにおいても高い次元で実現しています。
インテリアには「C-ゼン・ラウンジ(C-Zen Lounge)」コンセプトを導入。従来のインストルメントパネルを廃止し、フロントガラス下部の黒いセクションに情報を投影するヘッドアップディスプレイ方式を採用。これにより、遮るもののない広々とした前方視界を提供します。また、上級グレードには、ソファのような座り心地を実現したアドバンスト・コンフォート・シートが備わります。
《画像提供:Response》〈写真提供:ステランティスジャパン〉シトロエン e-C3
パワートレインには、最高出力83kW(113ps)のモーターと、44kWhの「LFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリー」を組み合わせています。コバルトフリーで耐久性に優れるLFPバッテリーの採用は、コスト低減と安全性、そして388km(WLTCモード目安)という実用的な航続距離の両立に寄与しています。充電は100kWの急速充電(CHAdeMO)に対応し、約26分でバッテリー残量20%から80%までのリチャージが可能です。
注目のラインアップと価格については、充実した標準装備を備える「e-C3 PLUS」が399万9000円、さらに17インチアルミホイールや3Dナビゲーションを搭載した上級仕様の「e-C3 MAX」が425万円(いずれも消費税込)となっています。


