シトロエンのコンパクトハッチ「C4」に大幅改良
フランスの自動車メーカーであるシトロエン。現在は多くのメーカーを抱えるステランティスグループの一員です。そんなシトロエンが展開する「C4」は、2004年に誕生したCセグメントのハッチバックモデルです。
現行モデルは2020年に誕生した3代目。独創的なスタイリング、独自のサスペンションシステム、アドバンストコンフォートシートがもたらす優れた乗り心地を有するモデルです。
そんなC4の新たなマイナーチェンジモデルが、2025年3月27日に公開されました。シトロエン初のハイブリッドモデルで、1Lあたりの航続可能距離は23.2km(WLTCモード)を達成し、輸入車のCセグメントモデルの中でトップの燃費性能を誇るといいます。
ボディサイズは、全長4,375mm×全幅1,800mm×全高1,530mm、ホイールベースは2,665mmです。
エクステリアでは、2022年のパリモーターショーで発表した「Oli concept(オリ コンセプト)」の流れを汲む次世代シトロエンデザインを随所に採用。
フロントフェイスでは、シトロエン創業時のロゴをオマージュしたシトロエンバッジをセンターに配したほか、中央からリズミカルに広がるブラックの模様が、見る人の視線を特徴的な3つのセグメントで構成されたフロントライトへと繋がります。
また、シルバークローム スキッドプレートを組み込み、タフ感を演出。垂直に伸びるサテンゴールドのカラークリップがデザインを際立たせています。
リアでは、ダブルシェブロンのブランドバッジをCITROËNのアルファベット文字ロゴに置き換え、より洗練された姿になっています。
カラーは、新色の「マンハッタングリーン」と「ブルーエクリプス」に加え、「ルージュエリクシール」、「ブランオケニトゥ」の合計4色から選択可能です。
インテリアでは、デジタルインストルメントパネルを従来の5インチから7インチに拡大し、視認性を改善。
ホワイトが基調のアドバンストコンフォートシートには、素材にアルカンターラとテップレザーが用いられ、シート縁にはオレンジ色のステッチを施しています。
座面内部には、15mm厚のフォームパッドを使用し、サスペンションの「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」と合わせて、シトロエン独自のしなやかな乗り味を演出。グレーの天井内装色も相まって、エレガントな空間としています。
パワートレーンは、新開発のガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルトランスミッションを組み合わせた、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムを採用。システム最高出力145馬力を発揮します。
電動モーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速を味わえるほか、低速時の100%電動走行も実現。走行状況によって、最大約30km/h まで電気による走行が可能です。
信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となるといい、燃費はWLTC モードで、23.2km/Lを達成しています。
価格は432万円から。発表と同時に販売がスタートしています。
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