大阪・関西万博の基本情報とアクセス手段

カーナリズム スタッフ撮影
大阪・関西万博がついに開幕し、夢洲会場では連日、多くの来場者でにぎわいを見せています。公式来場者数も右肩上がりとなっており、現地では各国のパビリオンを目当てに国内外の観光客が列をなしています。
そんな中、会場までのアクセスは「いかにスムーズに、ストレスなくたどり着けるか」が鍵になります。電車やシャトルバス、旅客船・フェリー、そして車など多様な手段がありますが、それぞれにメリットと注意点があるため、事前に確認しておきましょう。
■開催期間・会場の場所
大阪・関西万博は、2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの半年間にわたって開催されます。
会場は、大阪市此花区にある人工島「夢洲(ゆめしま)」で、もともと物流拠点やIR候補地として注目されていたエリアで、広大な敷地を活かし、国際的な博覧会の舞台にふさわしいスケールで計画が進行中です。会場内には、国内外の国や企業、自治体が出展するさまざまなパビリオンが建ち並び、未来の技術や暮らしを体験できる展示が目玉とされています。
開催期間中には約2,820万人の来場者が見込まれており、1日あたり平均15万人前後の来場者が想定されています。特に夏休みなどの繁忙期は混雑が集中するため、アクセス手段の選択や時間帯の工夫が必要になるでしょう。
さらに、チケットの事前購入や予約制の導入も進められており、入場制限や交通規制といった対応策も合わせて発表される予定です。そのため、事前情報をチェックしながら計画を立てることが、快適に楽しむための第一歩となります。
■会場アクセスと一般車両の乗り入れ可否
大阪・関西万博の会場である夢洲へは、基本的に公共交通機関を使っての来場が推奨されています。というのも、会場周辺の道路やインフラは限定的で、渋滞緩和と安全確保のために、一般車両の乗り入れが禁止されているからです。
具体的には、夢洲まで直接アクセスできるのは万博専用のシャトルバス、地下鉄中央線(夢洲駅)を利用する来場者、あるいは万博P&R(パークアンドライド)を通じて、特定のルートで指定バスに乗車した人に限られています。
自家用車を使いたい方には、会場から離れた指定駐車場に車を止めて、そこからシャトルバスで移動する方法が用意されています。これが、後述するP&R駐車場の仕組みです。この方法であれば、混雑した都市部を避けて郊外で車を止められ、バスでゆったりと会場までアクセスできます。
ただし、このP&R駐車場にも注意点があります。ひとつは、事前予約が必要なこと。無断で乗り入れたり、予約なしで駐車場に向かっても利用できませんので、来場日が決まったら早めに予約をしましょう。
なお、タクシーや送迎車についても、夢洲の乗降場での対応は制限されています。登録された業者に限るエリアや、乗降専用レーンなどが設けられており、個人車両が自由に行き来することはできません。
大阪・ 関西万博会場周辺の駐車場情報

大阪・関西万博の会場となる夢洲には、原則として一般車両の直接乗り入れができません。そのため、夢洲のすぐそばに駐車して徒歩で入場するといった方法は現実的ではありません。ただし、会場周辺とされる範囲においては、一部の臨時駐車場や商業施設の駐車場の利用可否が話題になることもあります。
ここでは、実際に会場近辺で車を停められるのか、どこまでが“周辺駐車場”といえるのか、利用時の注意点について詳しく解説します。
■会場周辺に駐車場はある?利用可否と注意点
大阪・関西万博の会場である夢洲エリアには、来場者向けに開放される一般用の常設駐車場は基本的に存在しません。これは、夢洲の構造が埋立地であり、会場周辺のインフラが来場者用の駐車スペースを想定していないためです。会期中は会場周辺に交通規制が敷かれており、原則として自家用車での乗り入れは不可となっています。
では、万博会場の“周辺”には駐車場があるのか?という点ですが、これも非常に限定的です。
夢洲に隣接する此花区エリアには一般のコインパーキングが点在していますが、開催期間中は地域全体が混雑しており、空いている駐車スペースを見つけるのは至難の業です。
さらに注意すべきなのは、路上駐車や私有地への無断駐車など、マナー違反が厳しく取り締まられているという点。警察や警備員による巡回が強化されており、違反した場合にはレッカー移動や反則金の対象にもなり得ます。
要するに、会場のすぐ近くで車を止められる可能性は極めて低く、確実に車で訪れたい方は、次に説明するP&R駐車場の利用を強くおすすめします。
万博P&R(パークアンドライド)駐車場とは
自家用車で大阪・関西万博に行きたいと考えている方にとって、もっとも現実的で安心な方法が「P&R(パークアンドライド)」の活用です。これは、会場から少し離れた場所にある専用駐車場に車を停め、そこからシャトルバスで会場にアクセスする仕組みです。
この方式であれば、夢洲の会場への直接乗り入れができないという規制をクリアしつつ、車での移動の利便性も確保できます。ここからは、P&R駐車場の基本から具体的な運用内容まで、順を追って解説していきます。
■P&R駐車場とは
P&Rとは、郊外に設置された駐車場に車を停め、そこから公共交通機関を使って目的地に移動する交通方式を指します。大阪・関西万博においてもこの方式が採用されており、夢洲の会場まで自家用車で直接乗り入れることができない代わりに、指定されたP&R駐車場を活用することでスムーズなアクセスが可能になります。
このP&Rの特徴は、公式に設けられた専用駐車場を使い、そこから専用のシャトルバスで会場まで送迎されるという点にあります。シャトルバスは5分~10分間隔で運行しており、会場へのアクセスだけでなく、帰りの移動も含めて計画的に利用することができます。
現在、大阪・関西万博のP&R駐車場は、舞洲・尼崎・堺の3箇所にあります。それぞれの駐車場は、シャトルバスで夢洲まで概ね15分〜35分圏内の場所に設置されており、交通渋滞の影響を抑えながら、来場者を効率的に会場へ送り届けることができます。
また、P&Rを利用することで、現地の交通規制や混雑を避けられるだけでなく、CO₂排出の削減にもつながるという環境面でのメリットもあります。実際、主催者側も「できるだけ公共交通機関やP&Rを活用してほしい」と呼びかけており、会場周辺の快適な運営のためにも、P&Rの利用が強く推奨されています。
■P&R駐車場の場所一覧
舞洲万博P&R駐車場
舞洲万博P&R駐車場は4つに分かれています。自家用車の場合、A・C・D・Eの4つから利用する駐車場を選んで予約しましょう。
尼崎万博P&R駐車場
尼崎駐車場は、周辺の交通混雑緩和のため、神戸市以西にお住まいの方向けの駐車場になっています。
堺万博P&R駐車場
堺万博P&R駐車場は2つに分かれています。A・Bの2つから利用する駐車場を選んで予約しましょう。
利用者数が増える週末や祝日は、会場に近い舞洲は早期に満車となるケースもあるため、可能であれば来場日より最低でも1〜2週間前には予約を済ませておくと安心です。
■P&R駐車場の予約方法
大阪・関西万博でP&R駐車場を利用するためには、事前予約が必須です。当日いきなり現地に向かっても、予約なしでは駐車することができません。すべてのP&R駐車場がオンライン予約制となっており、台数・時間帯が厳密に管理されているため、早めの手続きが快適な万博体験の第一歩です。
予約方法は、公式予約サイトを通じてのオンライン予約です。大阪・関西万博の公式ウェブサイトまたはP&R専用予約ページにアクセスすると、利用可能な駐車場一覧が表示され、日付ごとに空き状況を確認しながら申し込みができます。利用希望日と希望駐車場を選んだら、人数や車両情報を入力し、クレジットカードで決済すれば予約が完了します。

万博P&R駐車場予約システム | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
https://parking-reserve.expo2025.or.jp/「万博P&R駐車場予約システム」は2025年開催の大阪・関西万博来場者の安全かつ円滑な来場の実現に向けて導入された来場者専用の駐車場の事前予約システムです。
P&R駐車場は15分刻みで入庫予定時間を入力して予約します。選択した時間に合わせて現地に到着しなければなりません。早すぎても駐車場が開いておらず、遅すぎても予約が無効になる恐れがありますので注意しましょう。
なお、入庫時には予約時に登録した車両ナンバーをカメラで認証することでゲートが開きます。ゲートが開かないときには予約の詳細画面にあるQRコードの読み込みが必要になるので、あらかじめQRコードが表示できるよう準備しておくと安心です。
また、予約のキャンセルポリシーにも注意が必要です。利用日の前日まではキャンセル料はかかりませんが、当日のキャンセルはできず、返金もされませんので、天候や体調不良などで予定が変更になる可能性がある場合は注意しましょう。
P&R駐車場の枠は日ごとに限りがあり、特に土日祝や大型連休などは予約が取りづらくなります。「空いていれば使う」ではなく、「行くと決めたらすぐに予約を取る」ことが、ストレスのない移動を実現するカギです。
■P&R駐車料金
大阪・関西万博のP&R駐車場を利用する際には、駐車場ごとに設定された利用料金が発生します。1台あたりの基本料金は、尼崎・堺P&R駐車場が5,000円、舞洲P&R駐車場が5,500円となっており、繁忙期や閑散期、混雑時間帯の入庫によって料金が上下500円~1,000円変動します。
なお、上記の基本料金に対して、繁忙期や閑散期、混雑時間帯の入庫によって料金が変動します。混雑が少ない時間帯や平日利用を選ぶことで、数百円単位で安く利用できることもあります。こうした割引情報は、予約時の説明欄や注意事項に記載されているため、見落とさずチェックすることがポイントです。
車種 (料金区分) |
施設 | 利用料金 | 基本料金 | 変動料金 | 高速道路 イオンピア※1 |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日 | 混雑時間帯 | |||||||
繁忙期 | 通常期 | 閑散期 | 8~10時台 | 阪高中心部 迂回 |
||||
自家用車 | 舞洲 | 4,500~ 6,500円 |
5,500円 | 500円 | 0円 | ▲500円 | 500円※2 | ▲500円 |
尼崎 | 4,500~ 6,000円 |
5,000円 | ー | |||||
堺 | 4,000~ 6,000円 |
▲500円 |
※1 自家用車・バスの利用料金について、阪高指定出口を利用しない場合は、上表に一律1,000円(バスは2,000円)を加算した料金を予約時に徴収します(自動二輪車・自転車・バスにおける夢洲第2交通ターミナル(乗降のみ)は除きます)。
※2 自家用車・自動二輪車の混雑時間帯の利用は、万博P&R駐車場の入庫予約時間で判定します。
また、前述の通り、支払い方法はクレジットカードによるオンライン決済のみになっており、現地での現金支払いには対応していません。当日のキャンセルは返金不可ですので、予約時に条件をよく確認しておく必要があります。
P&R駐車場を予約しておけば、シャトルバスは無料で利用できますので、全体として、P&R駐車場の料金は事前予約+シャトルバス移動の安心感を買う価格と考えれば非常に合理的です。特に家族やグループでの来場を予定している方にとっては、費用対効果の高い選択肢といえるでしょう。
万博P&R駐車場利用と遠方に駐車しての電車移動ではどちらがお得?

大阪・関西万博に車で行く場合、多くの方が直面するのが「P&R駐車場を使うべきか、それとも少し離れた駅周辺の駐車場に止めて電車で行くべきか?」という選択です。どちらにも一長一短があり、費用や時間、移動の快適さ、混雑状況などをトータルで比較する必要があります。
ここではまず費用面から両者を比較し、その後に移動時間や当日のスケジュールの組みやすさといった観点も含めて、どちらが本当にお得なのかを詳しく見ていきましょう。
■費用比較
万博に行く際に「どこに車を停めるか」は、移動費用に大きく影響するポイントです。P&R駐車場と、会場からある程度離れた駅周辺に車を止めて電車で向かう方法とでは、費用の構成要素が少し異なります。ここでは具体的なケースで比較してみましょう。
まず、P&R駐車場を使う場合、「1日あたりの駐車料金」として一括で支払います。前項で解説したとおり、基本料金に変動料金を含めて料金は4,000円~6,500円です。
たとえば、家族4人で舞洲P&R駐車場を利用した場合、駐車・送迎込みで5,500円とすると、一人あたり1,375円という計算になります。万博会場まで直行シャトルバスで移動でき、会場近くの乗降場所までスムーズにアクセスできることを考えると、費用対効果はかなり良いといえるでしょう。
一方、離れた駅の近くに車を停めて電車で移動する場合、まずコインパーキングなどの駐車料金が1日1,000円〜2,000円ほどかかります。これに加え、電車賃(往復)が人数分発生します。たとえば、大阪駅周辺に駐車し、大阪駅から夢洲駅まで片道560円とすると、家族4人で往復4,480円。駐車場代を含めると、合計6,000円程度となり、P&R駐車場とあまり大差がないか、やや割高になるケースも見られます。
加えて、電車移動では時間帯によっては混雑や乗り換えが発生するため、小さな子どもや高齢者を伴う家族連れにとっては、負担が大きくなることもあります。
一方、1人や2人など少人数での来場の場合は、電車移動の方が割安になるケースもあるため、人数と移動距離によってコスト感が変わる点に注意が必要です。
つまり、家族・グループ単位の来場であれば、P&R駐車場を利用するほうがコストパフォーマンスに優れ、電車移動は少人数かつ都市部在住の方に適しているといえます。
■移動時間・滞在時間の比較
大阪・関西万博へ車で向かう際、P&R駐車場を利用する場合と、遠方の駅近くに駐車して電車で移動する場合とでは、費用以外にも「所要時間」や「会場での滞在可能時間」に違いが出ます。ここでは、移動にかかる時間と現地での過ごし方の自由度に焦点を当てて比較してみましょう。
まずP&R駐車場を利用した場合、駐車場に到着してからシャトルバスに乗り込み、会場に着くまでの時間は20分〜60分程度です。距離や道路状況によって変動はありますが、バスは専用レーンや直行ルートを使うため、比較的スムーズに運行されています。
予約時に選んだ時間帯に合わせて駐車場へ向かい、時間通りにバスに乗る流れなので、無駄な待ち時間が少なく、スケジュールが組みやすいのが特長です。
一方、駅近くに駐車して電車で夢洲駅まで行く場合、移動にかかる時間はエリアによって大きく異なります。たとえば、梅田や難波周辺からであれば片道30〜40分で到着しますが、郊外からアクセスする場合は乗り換えを含めて1時間以上かかることもあります。また、万博開催中の朝夕ラッシュ時は車内が混雑するため、座れない可能性も高く、特に子連れや高齢者には体力的な負担がかかります。
さらに、電車移動は時間に自由度がある反面、到着や出発のタイミングを自分で調整する必要があり、スケジュール管理の手間が増えるという側面もあります。帰りの電車が混雑していた場合、時間をずらすなどの調整が求められ、結果的に滞在時間が短くなるケースもあるでしょう。
一方で、P&R駐車場の利用なら、朝8時頃~夜22時50分頃まで、朝夕は約5分間隔でシャトルバスが運行していますので、スケジュール管理の手間もなく、滞在時間を効率的に使えます。
以上をふまえると、「交通混雑を避けつつ計画的に動きたい」「小さな子どもや高齢の家族がいる」といったケースではP&Rの方が圧倒的に快適です。逆に、1〜2名の少人数で混雑もあまり気にしない方には、電車移動の柔軟さがメリットになるかもしれません。
どちらの方法にも良さがありますが、会場での滞在時間をより有意義に使いたいなら、P&R駐車場の活用が時間的にも効率的な選択肢といえるでしょう。
大阪・関西万博での駐車場利用で失敗しないためのポイント

大阪・関西万博に車で行く場合、「どこに停めるか」を事前にしっかり決めておかないと、当日のトラブルやストレスの原因になります。とくに来場者数の多い週末や連休中は、混雑や満車によって予定通りに動けないケースも多発しています。
ここでは、P&R駐車場の利用を前提にしながら、予約のタイミング・交通規制の確認・当日の持ち物といった観点から、後悔しないための駐車場選びのポイントをまとめてご紹介します。
■直前だと満車リスク大!利用の際は早めの予約を
大阪・関西万博のP&R駐車場は、すべて事前予約制となっています。そしてこの予約のタイミングが、現地での快適さに直結するといっても過言ではありません。なぜなら、来場予定者の多くが早い段階で予約を済ませているため、直前になって空いている駐車場を探すのは非常に困難だからです。
万博会場に近い舞洲P&R駐車場は、シャトルバスの所要時間も短いため、早めに埋まりやすい傾向があります。公式予約サイトでは日付別の空き状況が確認できますが、週末や祝日は2〜3週間前の時点で満車になるケースも珍しくありません。
そのため、大阪・関西万博に車で行くことを決めた段階で、まず来場日を決定し、その日のうちに駐車場の空き状況を確認し予約確定まで進めてしまうのが理想です。
また、P&R駐車場は予約時に入庫予定時間を入力する必要があり、空いているからといって好きな時間に入れるとは限りません。とくに朝一番のバスを狙う場合は、希望の時間枠がすぐに埋まる傾向があるため注意が必要です。
いずれにせよ、直前まで待ってから探し始めるのではなく、特に夏休みなどでの来場を検討されている方は1〜2ヶ月前には予約を済ませておくことで、当日の安心感と行動の余裕が大きく変わってきます。大阪・関西万博を思いきり楽しむためにも、駐車場の確保は旅行計画の最優先事項として考えておくとよいでしょう。
■交通規制情報も確認しよう
大阪・関西万博の開催期間中、夢洲周辺および主要アクセスルートでは、交通規制が実施されています。
特に注意すべきなのが、夢洲駅周辺には車両通行止めエリアがあるという点です。事前の確認なしに、万博会場の周辺を目指して走ると、規制エリアに入り込んでしまい、警備員に止められてUターンを強いられたり、余分な時間と燃料を浪費することにもなりかねません。
したがって、事前に交通規制マップを確認し、利用予定のルートに影響がないかをチェックしておくことが、ストレスのない移動の第一歩です。
大阪府警察のホームページにて、対象エリアに関する情報が掲載されていますので、必ず目を通しておきましょう。

万博開催期間中(4月13日から10月13日)は 万博会場へのマイカーの乗り入れはできません。 会場周辺道路は駐停車禁止です。 (送迎・写真撮影など、短時間の駐停車もできません。) 一時的な交通規制や検問が実施される場合があります。皆さまのご理解とご協力をお願いします。
■万博P&R駐車場利用者必見のチェックリスト
P&R駐車場を利用して大阪・関西万博へ行く場合、「車で移動 → シャトルバス → 会場」という流れになるため、通常のドライブや電車移動とは異なる注意点があります。当日のトラブルを避け、スムーズに万博を楽しむためには、事前の準備がとても重要です。
ここでは、実際にP&R駐車場を利用する方に向けて、当日までに確認しておきたいポイントをチェックリスト形式でご紹介します。
①駐車場の予約確認とQRコードの準備
P&R駐車場は事前予約制です。駐車場への入庫は車両ナンバーで識別されてゲートが開きます。レンタカーの利用などで予約時に車両ナンバーの入力をしていない方は、車両ナンバーが確定次第、忘れずに登録を行いましょう。
また、入稿時車両ナンバーが識別されなかった場合に備えて、予約詳細画面に発行されたQRコードを念のため準備しておきましょう。スマホに保存、または紙に印刷しておくと安心です。
②駐車場の住所とナビ設定を事前確認
予約したR&P駐車場の住所をナビに直接入力するか、Googleマップで事前にルート確認をしておきましょう。特に舞洲万博P&R駐車場や堺万博P&R駐車場をご利用の方は、駐車場が複数箇所に分かれているので、ご注意ください。
③出発時間の逆算と時間帯予約の確認
P&R駐車場は15分刻みで入庫予定時間を入力して予約します。予約した入庫予定時間に遅れると入場できない場合もあるため、渋滞や休憩を見越して、余裕のあるスケジュールを組んでおきましょう。
なお、P&R駐車場から万博会場行きのシャトルバス予約は駐車場予約と同時に完了します。利用日当日になると、予約詳細画面からシャトルバス乗車券が表示できますので、乗車券を係員に提示して乗車しましょう。
④現地で必要な持ち物と服装
万博会場内は非常に広く、歩く時間も長くなりがちです。動きやすい靴・帽子・飲み物・モバイルバッテリーは必需品です。天気によっては雨具や熱中症対策グッズも忘れずに。
⑤渋滞・交通規制のリアルタイムチェック
当日の道路状況は変化しやすいため、Yahoo!カーナビやGoogleマップ、公式SNSでリアルタイム情報をチェックしながら行動すると安心です。
このように、事前にしっかり準備をしておけば、当日の焦りや不安を最小限に抑え、会場での時間を最大限楽しむことができます。せっかくの大阪・関西万博、ストレスなくスタートできるよう、チェックリストを活用して抜け漏れのない準備を心がけましょう。
まとめ:大阪・関西万博の駐車場をうまく活用して快適な一日を!

カーナリズム スタッフ撮影
2025年の大阪・関西万博は、連日多くの来場者でにぎわいを見せており、車でのアクセスを検討している方にとって、駐車場の選び方が当日の快適さを左右する重要なポイントとなります。会場近くに直接車で乗り入れることはできないため、P&R駐車場の活用が基本となります。
P&Rの予約方法、料金、各駐車場の立地や所要時間、そして混雑や交通規制への対応まで、事前に情報をしっかり把握しておけば、当日のトラブルを避けることができます。特に家族連れや遠方からの来場者にとっては、安心して車を使えるルート設計が万博の楽しさを支える土台となります。
また、移動手段として電車との比較を行うことで、それぞれのスタイルに合ったアクセス方法を選ぶヒントも見えてきます。滞在時間や費用、移動の快適さをふまえ、自分たちにとってベストな選択肢を見つけてください。
大阪・関西万博は一生に一度の貴重な機会です。駐車場の手配を含めたアクセス準備を万全にして、現地での体験を思いきり楽しんでください。