ライブ、花火大会、テーマパーク、駅前への送迎。こういったシーンでは、目的地に着いてから駐車場を探すだけで、予定がずれ込みがちです。タイムズのBは、「着いたのに停められない」を避けたい人向けの、予約制の駐車場サービスです。
ただし、コインパーキングとは使い方が少し違います。料金は駐車場ごとに決まり、支払いは予約完了時のオンライン決済。キャンセルは利用日の1日前まで無料ですが、当日は利用料金の100%が発生します。
この記事では、タイムズのBの料金・使い方・キャンセル条件・コインパーキングとの違いを、初めて使う人にも分かりやすく解説します。
タイムズのBとは?
タイムズのBは、Webから予約して全国の月極駐車場や個人宅などの空きスペースを使える、タイムズクラブ会員限定サービスです。
タイムズクラブは入会金・年会費無料で登録できます。運営はタイムズ駐車場でおなじみのパーク24グループで、「B」は予約を意味する英語「Booking」の頭文字をとった名称です。
まず、全体像を押さえておきましょう。
| サービス内容 | 空き駐車スペースをWebで事前予約して利用 |
| 予約単位 | 1日単位 |
| 予約できる期間 | 利用日の最大13日前から予約可能(駐車場・日付により異なる) |
| 支払い | 予約時にオンライン決済 |
| 料金 | 駐車場ごとに異なる |
| キャンセル | 利用日の1日前まで無料/当日は利用料金の100% |
| 予約変更 | 車種名・車両ナンバーのみ可。普通車・軽自動車などの車種区分や日付を変える場合はキャンセルして再予約 |
| ポイント | 利用額100円につき1タイムズポイント。1ポイント1円で予約制駐車場に利用可能 |
| 会員登録 | タイムズクラブ会員限定(入会金・年会費無料)。会員はログインすることで入力を省略できる |
コインパーキングのように「着いてから空きを探す」のではなく、行く前に停める場所を押さえておける。これがタイムズのBの最大の特徴です。
また、料金や条件を知っておくと、目的地の近さだけで選んで後悔するリスクを減らせます。
料金・支払い・キャンセル・ポイント
タイムズのBを使ううえで、最初に理解しておきたいのが料金と支払い、そしてキャンセルの条件です。ここを押さえておけば、予約後の「思っていたのと違った」を防げます。
■料金は「駐車場ごと」に決まる
料金は全国一律ではなく、駐車場ごとに設定されています。目的地に近い区画ほど便利ですが、少し離れた区画まで含めて探すと、料金と徒歩距離のバランスを見ながら選べます。予約時に表示される金額が、その区画のその日の料金です。
駐車代を抑えたいなら、目的地のすぐ近くだけでなく、少し離れた区画まで含めて探してみましょう。徒歩数分の差で金額が変わることもあるため、「どこまでなら歩けるか」を先に決めておくと選びやすくなります。
あわせて、貯まったタイムズポイントを充てれば、実質的な負担をより軽くできます。
■支払いは予約完了時のオンライン決済
支払いは、予約が完了した時点でのオンライン決済です。事前に決済まで済むため、駐車場を使う当日に精算機で支払いをする必要はありません。
着いたら停めるだけ、という手軽さは、荷物が多い場合や子ども連れで移動する日ほど助かります。
■キャンセルは1日前まで無料、当日は100%
キャンセルは、会員のマイページの予約一覧から行えます。
キャンセル料は、利用日の前日までは無料、利用日当日は利用料金の100%です。予約時に一度決済される仕組みのため、無料キャンセルの場合、返金処理のタイミングはクレジットカード会社によって変わります。
■ポイントは100円につき1ポイント
利用額100円につき1タイムズポイントが貯まり、貯まったポイントは予約制駐車場で1ポイント1円として利用可能です。
タイムズの他サービスでポイントがよく貯まる人なら、そのまま駐車代に回せます。
予約から駐車までの使い方
タイムズのBは、Webで完結します。初回のみ会員登録(無料)が必要ですが、一度登録すれば、次回以降は駐車場を探して予約するだけで利用できます。
■ステップ1:駐車場を探す
行き先の周辺で、空いている駐車場を地図やエリアから探します。料金・目的地までの距離・区画の条件を見比べて、候補を絞り込みます。
タイムズのBは利用日の最大13日前から予約でき、各駐車場の空き状況は毎日0:00に更新されます。人気施設やイベント周辺で使うなら、予約開始のタイミングを意識して確認しておくと、選択肢を広げやすくなります。
■ステップ2:利用日を選んで予約する
使いたい日を選び、支払い情報などを入力して予約に進みます。予約は1日単位です。当日利用ができるかは駐車場やタイミングによって変わるため、予約画面の空き状況で確認してください。
■ステップ3:オンラインで決済する
予約時に決済まで進みます。ここまで済ませておけば、当日の精算は不要です。予約内容は、マイページの予約一覧からいつでも見返せます。
■ステップ4:当日、予約した区画に停める
当日は、予約した駐車場へ向かい、指定の区画に停めます。区画ごとに入出庫のルールや利用できる時間が決まっている場合があるため、予約時の案内を控えておきましょう。
■予約内容を間違えたときは
予約後に変更できるのは、車種名と車両ナンバーのみです。普通車・軽自動車などの車種区分、日付、駐車場を変えたいときは、直接変更はできないため、一度キャンセルして再予約します。
前日まではキャンセル無料ですが、当日は利用料金の100%が発生するので、誤りに気づいたら早めにマイページの予約一覧で見直しておきましょう。
混雑しそうな日ほど、事前に確保しておくと安心です。行き先が決まっているなら、まずは周辺の空き状況を見ておきましょう。
タイムズのBとコインパーキングとの違い
タイムズのBと、いわゆるコインパーキング(当日先着で停める駐車場)は、向いている場面が違います。比較すると分かりやすいのは、「確実性」と「料金の読みやすさ」です。
| 事前確保 | できる(最大13日前から) | できない |
| 満車リスク | 予約さえできればリスクなし | 混雑時は空き待ちになることがある |
| 料金 | 予約時に確定(駐車場ごと) | 利用時間で変動しやすい |
| 支払い | オンライン事前決済 | 当日精算 |
| 出し入れ | 利用時間内なら追加料金なしで出し入れ可能(一部例外あり) | 駐車場による。出庫で精算終了が多い |
| 向く場面 | 混雑日・遠出・長時間利用 | 短時間・近場・予定が読めないとき |
差が出やすいのが「出し入れ」です。
タイムズのBは、利用時間内であれば追加料金なしで車を出し入れできるため、途中で別の場所へ移動してまた戻る、といった使い方ができます。
ただし、機械式やゲート式など一部の駐車場では、入出庫が1度に限られていたり、時間や追加料金の条件が付くケースもあるため、その点には注意が必要です。
出し入れを予定しているなら、予約前に駐車場の詳細ページをよく確認しておきましょう。
迷ったら、混雑する日かどうかで考えると判断しやすくなります。短時間・近場なら当日利用、混雑日や遠出なら予約制、という分け方です。
タイムズのBが向く人・向かない人
タイムズのBは万能ではなく、相性があります。自分の使い方がどちらに近いか、早見表で確かめてみてください。
| ライブ・花火・テーマパークなど混雑地へ車で行く人 | 向く | 駐車枠を事前に確保でき、満車で探し回るリスクを減らせる |
| 遠出や旅行で、初めての土地に行く人 | 向く | 現地で駐車場を探す不安を減らせる |
| 当日の精算やお金のやり取りを省きたい人 | 向く | 事前決済で当日は停めるだけ |
| タイムズをよく使う人 | 向く | 100円につき1ポイント貯めて使える |
| 短時間だけ停めたい人 | やや不向き | コインパーキングのほうが手軽かつ安い場合がある |
| 予定が直前まで読めない人 | 要確認 | 前日まで無料のキャンセル期限を踏まえて判断 |
料金や時間の条件は駐車場ごとに違うため、「自分の使い方に合う区画があるか」は、行き先の掲載状況を実際に見て判断するのが確実です。
使う前にありがちな失敗と回避策
初めて使うときは、予約時の見落としでつまずきがちです。よくある失敗を先回りして知っておくと、当日のトラブルを避けられます。
入出庫できる時間を確認せず、夜に車を出せなかった
区画ごとの利用できる時間を、予約時に確認しておく。
出し入れできると思い込んでいた
機械式・ゲート式など、入出庫が1度きりの駐車場もあり。詳細ページで出し入れの可否を見ておく。
料金を一律だと思い込み、想定と違った
料金は駐車場ごとに変わるため、表示金額をその都度確認する。
予約日を間違え、当日キャンセルで100%かかった
日付の変更はできず、キャンセルして再予約になる。予約前はもちろん、予約直後にも日付・場所・車両を見直しておく。
予約前に見るべきポイントは、料金よりも先に「停められる車のサイズ」と「入出庫できる時間」です。ここを確認しておくと、当日の迷いを大きく減らせます。
予約前に確認したいチェックリスト
予約を確定する前に、次の項目を確認しておくと、当日のトラブルを避けやすくなります。
・目的地までの距離と徒歩ルートを確認した
・その日の料金(駐車場ごとの表示)を確認した
・入出庫できる時間帯・出し入れの可否を確認した
・自分の車のサイズが車室に合うか確認した
・予約した日付・場所・車両ナンバーに誤りがないか確認した
・キャンセル期限(前日まで無料/当日100%)を確認した
特にイベント日や連休中は、近い区画から埋まりやすくなります。目的地が決まっているなら、まずは周辺の空き状況だけでも見ておくと、当日の駐車場探しに時間を取られにくくなります。
まとめ
タイムズのBは、全国の空き駐車スペースをWebで事前予約できる、パーク24グループのタイムズクラブ会員限定サービスです。
料金は駐車場ごとに決まり、予約完了時にオンライン決済まで済むため、当日は停めるだけで使えます。
コインパーキングとは使いどころが違い、「確実に停めたい混雑日や遠出」で力を発揮します。予約前には、料金・入出庫時間・出し入れの可否・車室サイズ・キャンセル期限を確認しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
■タイムズのBとは何ですか?
予約できる駐車場サービスです。全国の月極駐車場や個人宅などの空きスペースを、Webから1日単位で予約して使えます。運営はパーク24グループで、「B」は予約を意味する「Booking」の頭文字です。
■何日前から予約できますか?
利用日の最大13日前から予約できます。各駐車場の空き状況は毎日0:00に更新されるため、混雑が見込まれる日は予約開始のタイミングを意識して確認しておくとよいでしょう(駐車場・日付により異なります)。
■料金はいくらですか?
一律ではなく、駐車場ごとに設定されています。予約画面にその区画・その日の料金が表示されるため、都度確認してください。
■キャンセルはできますか?キャンセル料は?
キャンセルはマイページの予約一覧から行えます。利用日の1日前までは無料、利用日当日は利用料金の100%がキャンセル料として発生します。予約時に一度決済されるため、無料キャンセルでも返金のタイミングはクレジットカード会社によって変わります。
■予約内容は変更できますか?
変更できるのは、車種名と車両ナンバーのみです。普通車・軽自動車などの車種区分や、日付・駐車場を変えたい場合は、直接変更はできないため、一度キャンセルして再予約します。前日まではキャンセル無料ですが、当日は利用料金の100%が発生します。
■当日、予約した駐車場を使わなかった場合は返金されますか?
利用日当日のキャンセルは、利用料金が100%発生します。急な予定変更がありそうなときは、前日までにキャンセルするかどうかを、マイページの予約一覧から判断しておくとよいでしょう。
■車のナンバー登録は必要ですか?
必要です。予約内容と実際に駐車する車両が一致するよう、車種名と車両ナンバーを登録・確認しておきましょう。車両情報が予約と違うと不正駐車として扱われることがあります。
予約後に車が変わった場合も、車種名と車両ナンバーはマイページの予約一覧から変更できます。ただし、普通車・軽自動車などの車種区分は変更できません。
■利用時間内なら車の出し入れはできますか?
利用時間内であれば、追加料金なしで出し入れできる駐車場があります。ただし、機械式・ゲート式など一部の駐車場では1度きりだったり、時間や追加料金の条件が付いたりします。予約前に駐車場の詳細ページで確認してください。
■支払い方法は?
予約完了時のオンライン決済です。事前に決済まで済むので、当日は精算の必要がありません。
■ポイントは使えますか?
利用額100円につき1タイムズポイントが貯まり、貯まったポイントは予約制駐車場で1ポイント1円として使えます。


