新しい顔つきと横長の情報表示を採用。ガソリンとEV、それぞれで磨くスポーツセダン
BMWは2026年9月30日、新型「3シリーズ」を世界初公開しました。ブランドを代表するスポーツセダンが、外観からデジタル機能まで大きく進化。ガソリンエンジンを搭載するモデルと、電気自動車の「i3」が、共通するデザインのもとに展開されます。
ひと目で変化が分かるのはフロントマスクです。BMW伝統のキドニーグリルとヘッドランプを一体的にまとめ、従来の造形を新たな表現へと置き換えました。すっきりした面構成や車体と一体化したドアハンドルも、次世代モデルらしい印象を強めています。
ガソリンモデルには48Vマイルドハイブリッド技術を採用。高性能仕様の「M350 xDrive」は3.0リッター直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力326kW(443PS)を発揮します。四輪駆動を組み合わせ、0-100km/h加速は4.1秒。電動化が進む中でも、直6エンジンを楽しむ選択肢が残されています。
一方、次世代電動車「ノイエ・クラッセ」の技術を採用するi3も、3シリーズの新たな一翼を担います。「i3 50 xDrive」は最高出力345kW(469PS)、最大トルク645N・mを発生。容量108.7kWhのバッテリーを備え、航続距離は最大912km(WLTPモード)とされています。なお、これらはドイツ市場向けの公表値です。
室内で目を引くのは、フロントウインドウ下部に情報を横長に映し出す「BMWパノラミック・ビジョン」。17.9インチの中央ディスプレイと組み合わせ、運転中に必要な情報や車内の操作を整理した新しいコックピットを構成します。
新世代の「BMWパノラミックiDrive」は、BMWオペレーティングシステムXを基盤に採用。視線を大きく移動させずに情報を把握できる表示と、中央画面での操作を組み合わせた設計です。
BMWは今後、i3の高性能モデルやプラグインハイブリッドの展開も予定しています。直6エンジンの味わいとEVならではの走りを、それぞれの方法で追求する新型3シリーズ。各市場への導入について、今後の追加情報を待ちたいところです。


