助手席14.6インチ、後席は31.3インチも。移動時間の楽しみを広げる旗艦セダン
《画像提供:Response》《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》 BMW 7シリーズ 改良新型
BMWは2026年10月29日、「7シリーズ/i7」の大幅改良モデルを国内で発売しました。4月の世界初公開を経て、日本向けの価格とラインアップが確定。3.0リッター直6エンジンを搭載する740と、電気自動車のi7を揃え、11月から納車を始める予定です。
今回は世代交代ではなく、現行モデルの一部改良という位置づけです。ただし、外観だけを整える変更にはとどまりません。BMWが次世代モデル群で展開する「ノイエ・クラッセ」の技術を取り入れ、操作系や車内での過ごし方まで大きく見直しました。
フロントには新しいキドニーグリルと、発光する「BMWアイコニック・グロー」を採用。クリスタル・ヘッドランプも新設計となり、水平基調のリアとあわせて、旗艦セダンの表情を一新しています。カラーの仕立ても特徴的で、上部を高光沢、下部をマットに仕上げる2トーンの「デュアル・フィニッシュ」が新たに選べます。
《画像提供:Response》《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》 BMW 7シリーズ 改良新型
室内で目を引くのが、17.9インチのセンターディスプレイと、助手席専用の14.6インチ「BMWパッセンジャー・スクリーン」です。助手席でも映像やゲームを楽しめるほか、車内カメラを使ったオンライン会議に対応。運転中にドライバーが助手席側の映像を見ると表示を一時停止する機能も備えています。
後席には、31.3インチ・8K対応の「BMWシアター・スクリーン」を選択可能。新たに地上波テレビの視聴にも対応し、映画鑑賞から仕事まで、後席の活用範囲を広げました。なお、地上波テレビを再生できるのは車内の1画面のみで、複数画面での同時視聴はできません。
走りの選択肢は、エンジンと電気の2本立て。740は3.0リッター直列6気筒ガソリンに48Vハイブリッドを組み合わせ、システム最高出力294kW、最大トルク580N・mを発揮します。一方のi7は113kWhのバッテリーを搭載し、「60 xDrive」が400kW、最上級の「M70 xDrive」が500kWという構成です。
一充電走行距離は、i7 60 xDriveが706km、i7 M70 xDriveが686km(いずれもWLTCモード)。高出力だけでなく長距離移動にも目を向け、電動のフラッグシップとしての実用性を確保しています。
車両本体価格は、740のエクセレンス/Mスポーツが各1,683万円、i7 60 xDriveのエクセレンス/Mスポーツが各1,852万円、i7 M70 xDriveが2,330万円(いずれも税込)。自ら運転する時間にも、助手席や後席でくつろぐ時間にも新しい価値を加えた今回の改良。7シリーズの進化は、車内のどの席でも実感できる内容となっています。


