カーシャンプーとは?
洗濯をする時や食器を洗う時には、基本的に「洗剤」を使いますよね。車を洗う時、つまり洗車をする時に使用する「洗剤」がカーシャンプーです。
カーシャンプーならどれを使ってもいいのかというと、実はそういうわけではありません。カーシャンプーには色々な種類があり、それぞれによって得られる効果も違ってきます。また、車によっては使ってはいけないカーシャンプーもあったりするので注意が必要です。
今回は、カーシャンプーの種類や効果の解説をしつつ、おすすめのカーシャンプーを紹介していきます。
カーシャンプーはやっぱり必要なの?
手洗い洗車時には、カーシャンプーの使用をオススメすます。
クルマのボディには、ホコリ以外にも油性でこびりついた汚れ等の、水だけでは落とせない汚れが付着しています。カーシャンプーを使う事で、それらのしつこい汚れを効果的に落とす事が出来ます。
また、水とスポンジだけでボディを洗うよりも、カーシャンプーの泡でボディを包みながら洗った方が、塗装への負担を減らすことが出来ます。
また、汚れ落とし以外に、ワックスや撥水コーティング等の機能をもったシャンプーも発売されていますので、それらの製品を使う事で洗車の手間を減らしつつ、愛車をよりキレイに保つことが出来ます、
カーシャンプー購入の際のポイント
カーシャンプーを購入する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
■車の色をチェック
「車の色も関係があるの?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は関係してきます。
カーシャンプーは、洗浄成分以外にも色々な成分が含まれている場合があります。純粋なシャンプー成分のみであれば特に車体の色は気にしなくても大丈夫ですが、他の成分が入っている場合は適応している色が書かれているので、チェックしてから買うようにしてください。
■成分や得られる効果
カーシャンプーによっては、ワックスやコーティング効果のあるものがあります。洗うだけで撥水効果を得られたりするため、車を綺麗に保つことが出来ます。
また、汚れが目立つときはコンパウンド(研磨剤)入りのものがおすすめです。しかし、汚れが落ちる反面、コーティングが取れてしまったり、車体の色によっては傷が目立ってしまう場合もあるので注意が必要です。
コーティング車専用のカーシャンプーも発売されています。
■洗浄成分
カーシャンプーの洗浄成分も種類があり、酸性・中性・アルカリ性に分かれています。
中性の物は、コーティングや塗装が剥がれる心配がないので普通に洗車するのにはおすすめです。
油汚れが気になるマフラー周りや足周りを洗いたい場合には、アルカリ性がおすすめです。より高い効果が欲しければ酸性のものを使うのもおすすめですが、洗浄力が強力なためコーティングや塗装が剥がれないように注意をしてください。
■場合によっては液体タイプ以外のものも
カーシャンプーは液体のものをそのまま使ったり、希釈したりする場合が多いですが、中にはスプレータイプのものも存在します。
泡が直接出てくるので、洗車時間を早めることが出来ます。急ぎで洗車をしたい場合などにもおすすめです。
おすすめカーシャンプー 10選!
■シュアラスター カーシャンプー1000
カーシャンプーの中でも人気が高いのが、シュアラスター カーシャンプー1000です。
ノーコンパウンドで中性なので全ての色の車に使うことができ、コーティング車も洗うことが出来ます。泡切れもいいので、リピート率も高いカーシャンプーです。
■ソナックス グロスシャンプー
ソナックスのカーシャンプーも非常に人気の高い商品の1つです。
ノーコンパウンドで中性ですが、特殊洗浄成分を配合しており洗浄力に定評があります。
■ウィルソン 泡仕立てシャンプー
泡にこだわりたい方であれば、この泡仕立てシャンプーがおすすめです。
天然ヤシ油100%で作れる泡はシルクの様にきめ細かくなっています。車にとっても優しいカーシャンプーです。
■シュアラスター ワックスinシャンプー
洗車はしたいけど仕上げにそこまで時間をとれないという方には、こちらのカーシャンプーがおすすめです。
洗うだけでワックスがけまで完了するので、時短をしたい方はチェックしてみてください。
■Autobrite Direct MAGIFOAM
こちらは、スノーフォーム洗車に適したカーシャンプーです。
同社のヘビーデューティフォームランスと組み合わせて使用することで、手を触れずに車全体に泡を吹きかけることが出来ます。洗車にこだわりたい方におすすめです。
■インフィニクス VOODOORIDE JUJU
少し価格は高めですが、泡立ち、泡切れが非常に良く、ワックス成分で、洗車後に車に艶が出るカーシャンプーです。
人によっては、洗車後の水滴跡から解放されたとの声も上がるほどの優れものです。
■キーパー コーティング専門店のカーシャンプー
名前を見て思わず買いたくなるカーシャンプーです。
泡立ちに関しては賛否両論ありますが、仕上がりに関しては文句無しの一品です。キーパーコーティングを施している車を持っている方は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
■シュアラスター クリーナーinシャンプー
水アカを綺麗に落としたい方におすすめのカーシャンプーです。
コンパウンド入りで、弱アルカリ性になっているのですが、あまりにもひどい汚れだと落ちにくいようなので、注意が必要です。
■AZ CCL-002 カーシャンプー
非常にコストパフォーマンスが良いカーシャンプーとして人気なのがCCL-002 カーシャンプーです。
通常の量よりも少し少なめでも十分という評価が多いので、1回当たりの価格を抑えたい人は要チェックです。
■シーシーアイ スマートミスト 水アカ取りシャンプー
こちらは、スプレータイプのカーシャンプーになっています。
水アカもしっかり落ちて手軽に洗車をすることが出来るため、手軽に洗車をしたい方にはおすすめです。
商品名 | 特徴 | |
---|---|---|
シュアラスター カーシャンプー1000 | ノーコンパウンドで中性のため、すべての色の車に使うことができる。 | |
ソナックス グロスシャンプー | 特殊洗浄成分を配合しており、洗浄力に定評がある。 | |
ウィルソン 泡仕立てシャンプー | 車に優しい天然ヤシ油100%の泡が作れる。 | |
シュアラスター ワックスinシャンプー | 洗車するだけでワックスがけまで完了する。 | |
Autobrite Direct MAGIFOAM | 同社の「ヘビーデューティフォームランス」と組み合わせて使用することで、手で触れずに車全体に泡を吹きかけることが可能。 | |
インフィニクス VOODOORIDE JUJU | 泡立ち、泡切れが非常に良く、洗車後に艶が出る。 | |
キーパー コーティング専門店のカーシャンプー | 2種類の界面活性剤を配合しており、泡立ちに優れている。 | |
シュアラスター クリーナーinシャンプー | 弱アルカリ性のカーシャンプー。 | |
AZ CCL-002 カーシャンプー | コストパフォーマンスが良い。 | |
シーシーアイ スマートミスト 水アカ取りシャンプー | 水アカが落ちやすい。 |
カーシャンプーに関するFAQ
■カーシャンプーって、使った方がいいの?
手洗い洗車時には、カーシャンプーの使用をオススメすます。クルマのボディには、ホコリ以外にも油性でこびりついた汚れ等の、水だけでは落とせない汚れが付着しています。カーシャンプーを使う事で、それらのしつこい汚れを効果的に落とす事が出来ます。
また、水とスポンジだけでボディを洗うよりも、カーシャンプーの泡でボディを包みながら洗った方が、塗装への負担を減らすことが出来ます。
■カーシャンプーって、どうやって選べばいいの?
まず、ディーラー等でボディコーティングを施しているクルマは、コーティング車専用か、シンプルな洗浄剤のみの中性シャンプーを選びましょう。汚れ落としのコンパウンド等が入っているカーシャンプーをボディコーティング済のクルマに使ってしまうと、コーティングが落ちてしまう事があるので注意です。
特にボディコーティング等を施していないクルマの場合は、ワックス機能や汚れ落としの機能がついたシャンプーを、ご希望の用途に合わせて選択すれば大丈夫です。
■カーシャンプーって、どんな種類があるの?
汚れ落としの機能のみのシャンプーが基本となります。これらのシャンプーは中性洗剤が中心で、ボディに負担をかけないので、コーティング済のクルマも含め、多くのクルマにマッチします。
しつこい水アカ等が付いている汚れのヒドいクルマ等には、コンパウンドを含んだ洗浄力の強いシャンプーも発売されています。
また、油汚れが付着した部分を洗浄力するための、アルカリ性のシャンプーも発売されています。
用途に合わせて、カーシャンプーを選ぶ事が大切です。