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【デフオイルとは】交換時期と掛かる費用、交換方法|粘度や漏れの対処も

【デフオイルとは】交換時期と掛かる費用、交換方法|粘度や漏れの対処も

デフオイルの交換はきちんと行っていますか?高い走行性や性能を維持するために必要なオイルです。デフオイルの交換を忘れてしまった場合のサインや交換時期、交換方法など、初心者にもわかりやすいように紹介していきます。

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デフオイルとは

デフオイルとはディファレンシャルギアと呼ばれる装置を動かすのに必要とするものです。ディファレンシャルギアと関係があるので、「デフ」オイルと呼ばれているわけです。

■ディファレンシャルとは

ディファレンシャルとはディファレンシャルギアのことで、車がカーブを曲がる際に必要になるパーツです。車が曲がるときにはタイヤの外輪と内輪で回転に差が生まれます。この回転の差を調整して、車がスムーズにカーブを曲がるようにするのがディファレンシャルギアです。ディファレンシャルギアは車の種類によって駆動輪1対に対し1つ、または前後に1つずつなど、ついてる位置が異なります。

デフオイルとエンジンオイル、ギアオイルの違い

エンジンオイルは潤滑油とも呼ばれています。エンジンオイルには潤滑、冷却、機密、正常分散、防錆防食の5つに役割がありますが主となる役割が潤滑なので潤滑油と呼ばれているわけです。金属がこすれあうときの摩擦によって金属は摩耗し、発熱してしまいます。これをエンジン内部を潤滑することで減らし、「エンジン」を正常に保つというのがエンジンオイルの主となる役割です。

ギアオイルとは潤滑油のうち、トランスミッション、トランスファー、ディファレンシャルを潤滑させることを目的としているもののことを言います。デフオイルはギアオイルのうち、ディファレンシャルに用いられるものとも言えます。

デフオイルとは「ディファレンシャルギア」を正常に保つということが主な役割です。ディファレンシャルを構成するディファレンシャルギアは、名前の通り歯車がいくつかかみ合っています。ギアがオイルなしで別のギアとかみ合っている状態は非常に危険度が高いです。このディファレンシャルギアができるだけ滑らかにかみ合うことをサポートするのがデフオイルの役割になります。よって、ディファレンシャルにはデフオイルはかかせないものとなります。

デフオイルとエンジンオイルでは、使用する場所と用途が違うというわけです。

■デフオイルとして利用する場合の粘度

デフオイルはエンジンオイルと同じく粘度があります。5W‐20や10W‐40Wのような書き方をします。数値が小さいほどオイルの粘度はやわらかくなり、数字が大きいほどオイルの粘度は硬くなります。最初の数字は低温時の粘度、低温時の指導性の目安を示します。Wはwinter(冬)の略称です。最後の数字は高温時の粘度、高温時の油膜保持性の目安になります。難しい書き方をしましたがまとめると、最初の数字が小さいと低温時(冬場)でも効率よく、最後の数字が大きいと高温時(夏場)でも効率よくディファレンシャルギアが機能するということです。

この時に表記される数字の大きさは規格によって変わるので、デフオイルを購入する際には、安易に数字だけを見て決めるのではなく、自分に必要なデフオイルの粘度の規格がそれであっているのかをキチンと確認する必要があります。

どの粘度がいいのか、というのは一概には言えないので自分の車の使い方によって選びましょう。

デフオイルの交換時期

一般的にデフオイルは、使用期間が約2年もしくは走行距離が約5万kmに達したときというのが交換の目安になります。デフオイルはカーブをするときに消耗するのでカーブを多く通るのであれば、少し早めの交換が求められるかもしれません。

デフオイルは交換しない放置していると、酸化して劣化していきます。そうなってしまうと燃費が悪くなる、走行時に異音がする、などの症状が出てきます。

最終的にはディファレンシャルギアの稼働がスムーズに行われなくなり、破損する可能性もあります。ディファレンシャルギアが破損した場合の修理代はかなり高額です。車種によって多少は変わりますが約20万円程はかかると考えてよいです。

中古車などではもともとデフオイルが劣化している可能性があるので中古車を購入した場合は必ずメンテナンスを行いましょう。

■デフオイルが劣化したサインは

デフオイルが劣化している場合、ハンドルが振動したり、ハンドルを切っても曲がりにくくなったり、ディファレンシャルギアから異音がしたりするなどの症状がでてきます。ですが異音以外の症状はどれもはっきりとわかるものではないので定期的なメンテナンスをすることが重要になります。

デフオイルの交換料金と交換方法

デフオイルの交換はDIYでもできますし業者に頼んでもすることができます。作業時間はあまりかからないですがジャッキ類、廃オイル受け、サクションガン、ヘキサゴンレンチが必要になります。ジャッキ類はものによりますが少し値段が張りますし、その他のものもよく使うものではないです。なのですべてを購入するよりは業者に頼んだほうが早いですし、安全性も高いと言えるかもしれません。

■DIYでの交換方法

まずDIYとは「Do It Yourself」の略で専門業者ではない人が、自分で修理、作成をすることです。DIYでの作業手順は以下のようになります。

1.デフオイルを温める

デフオイルはとても粘度が高いです。そのため温めずにデフオイルを抜こうとしても少し抜きにくいことがあります。なのでデフオイルを温めるために10分ほど、冬場であればもう少し車を動かしましょう。
新品のデフオイルも温めてからのほが入れやすいので温めておくとよいでしょう。

2.ジャッキアップをする

車の下にもぐって作業を行うため、フロントとリアの両方をジャッキアップして平行な状態で作業を行います。ジャッキアップした後に、もし万が一ジャッキスタンドから車が落ちてきた場合に挟まれないためにスペアタイヤを、フロントタイヤとリアタイヤの左右両方の間においておくとよいでしょう。スペアタイヤを持っていない場合は車をジャッキアップした後にその車についているタイヤを2本外しておいておきましょう。

3.注入プラグを外す

注入プラグが外せなかった場合、デフオイルを注入できなくなるため、まず注入プラグを外します。ドレンプラグよりも先に外すことに意味があるため、忘れないようにしましょう。

4.ドレンプラグを外す

ヘキサゴンレンチを使ってドレンプラグを外していきます。このとき一気に外すのではなくゆっくりと緩めながら外していきましょう。一気に外してしまうとオイルが急に流れ出てしまう可能性があるためです。焦らず慎重に作業を進めていきましょう。

5.新しいデフオイルを注入する

サクションガンにデフオイルを吸わせて、デフオイルを注入していきましょう。デフオイルを注入する前にはドレンボルトを締めておくことも忘れずに。注入プラグからデフオイルがあふれてきたら終了です。注入し終わったら注入プラグを締めます。

6.オイル漏れがないか確認する

もしオイルが漏れていたら大事故につながる危険性があるため、作業が終了したら一度、各ボルト・プラグからオイル漏れがないかを確認しましょう。

7.試運転をしてみる

ここまでの作業が終わったら、試乗してみましょう。試乗して確認することは交換前に確認した異常が治ったかどうかです。異音は発生していないか、曲がりやすさはどうかなどです。異音はするかしないかなので簡単に確認することができますが、曲がりやすさというのはわかりにくいものなので気を付けましょう。

■業者での交換費用・工賃

デフオイル自体の値段は1000~1万円ほどで、メーカーによって変わります。デフオイルの交換を業者に頼んだ場合の工賃はだいたい2000円前後が相場です。
一例として、AUTOBACSでデフオイルの交換をするときの工賃は税抜き1500円で時間は約15分となっています。

デフオイルが漏れている場合の対処方法と修理費用

デフオイルが漏れる原因としてあげられるものの代表例として、デフケースが外部からの衝撃によって破損してしまっていることと油漏れを防止する役割を持つオイルシールが劣化していることが挙げられます。

デフオイルの漏れを放置してしまうと、スムーズにカーブが曲がれなくなったり、ギアがスムーズにかみ合わないことが原因でギアが破損したりするなど非常に危険な状態になります。さらに、デフオイルというのはオイルの残量や欠損を非常に確認しずらいです。定期的なメンテナンスが自分や周りの安全につながるので忘れないでメンテナンスをしておきましょう。

一時的ではありますが漏れ止め材というものもあり、添加剤のさまざまな作用によって一時的にオイル漏れを軽減することができます。オイル漏れの程度が低い場合は試してみる価値はあるはずです。

■修理費用

デフオイル漏れを修理する場合、上で挙げたデフケースやオイルシールなど、どこかの部分が破損している場合が多く、さらに組み替える作業にも手間がそこそこかかるため、破損部位によりますが工賃と部品の値段で合わせて平均5万円ほどと高めになってしまうようです。

まとめ

デフオイルは劣化しているか、異常が起きていないかを確認するのが簡単ではありませんし、異常が起きていた時の危険性も高いです。工賃も時間もあまり多くはため定期的なメンテナンスを忘れずに行うことが重要になります。定期的なメンテナンスをしておくと無駄な出費や修理時間を減らしてくれるはずです。新車の場合は問題ありませんが中古車を買った場合もデフオイルは劣化している、といった場合もあるためメンテナンスを忘れずにしておくとよいでしょう。


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