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【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年7月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、6月に新型となったダイハツ「ムーヴ」は2位から降格し3位に。代わりにこれまで2位常連だったスズキ「スペーシア」が浮上しました。ムーヴの躍進も終わり、このままの順位で固定化されてしまうかもしれません。

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2025年7月はどんな軽自動車が登場した?

《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ・アルトラパン LC 改良新型

2025年6月は、乗用車ではマツダの人気SUV「CX-5」の3代目となる新型モデルが世界初公開されたほか、スズキ初の電動モデル 「e ビターラ」や、待望のデートカーホンダ「プレリュード」の先行情報が公開され話題となりました。

軽自動車では、軽EV新型「N-ONE e:」の先行情報が公開されたほか、スズキの軽ハッチバック「ラパン/ラパンLC」のデザイン変更を伴う一部改良モデルが発表されたほか、三菱の軽「eKクロス/eKワゴン」、マツダ「キャロル」の一部改良モデルも登場しました。

今すぐランキングに影響を与える車種はありませんが、6月には、需要の高い「スライドドア」を有する新型「ムーヴ」も投入されており、これらが定着することで、ランキングにどのような変化があったのでしょうか。2025年7月の軽自動車販売台数ランキングを確認しましょう。

ダイハツ新型「ムーヴ」降格も好調は続く

《画像提供:Response》〈写真撮影:島﨑七生人〉ダイハツ タント RS良新型

昨年一度だけ、ホンダ「N-BOX」とスズキ「スペーシア」の順位が入れ替わるという“事件”がありましたが、その後同じような逆転劇は起こらず、これまでと変わらず2025年7月の1位もやはりN-BOXとなりました。前年比も102.5%と安定的な変容を見せており、このまましばらくはこの地位を維持するものと思われます。

続く2位には、先月6位から2位浮上し、大躍進を見せたダイハツ「ムーヴ」の姿はなく、2位常連だったスズキ「スペーシア」が復活。その人気を誇示しました。前年比も101.6%と堅調で、スペーシアもこの地位を維持することでしょう。

続く3位は、2位から降格したムーヴ。ハイトワゴンというスタイルは変わらずに新たにスライドドアを備えたモデルへと変化し、大きな変革を遂げた新型ムーヴですが、やはりさらに背の高いスーパーハイトワゴンが望まれているのか地位を維持できませんでした。

前年比は438.8%と凄まじいですが、先月よりは下落。また11,300台と多くの販売台数を記録しながらも少し下落しています。今後さらに下落してしまうのか、好調な販売台数をキープできるのか注目です。

そして4位は先月同様ダイハツ「タント」、5位も先月同様スズキ「ハスラー」、6位も先月同様スズキ「ワゴンR」、7位も先月同様日産「ルークス」、8位も先月同様「デリカミニ/eK」、9位も先月同様「アルト」、10位も先月ダイハツ「ミラ」がランクイン。上位陣の固着化が顕著に見られました。

不正問題明けのダイハツの大躍進が終了し、その地位を取り戻した結果なのか、変化が見られなくなってきた7月といえるかもしれません。

ランキング下位は全く変化はなし

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産・デイズ ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション

2025年7月のランキングでは、上位陣にはほとんど変化がありませんでしたが、11位以下にはどのような変化があったのでしょうか。

ランキングをみていくと、11位には13位から上昇した日産のハイトワゴン「デイズ」がランクイン。前年比は83.4%と芳しく無く、大幅な改良が必要なようです。

12位には11位から降格したスズキ「ジムニー」が、13位には12位から降格したダイハツ「タフト」が、それぞれ押し出される形でランクインしました。

続く14位にはホンダ「N-WGN」が、15位にはスズキ「エブリイワゴン」が、ランクインしており、先月と同様です。

11位以下では僅かな変化は見られたものの、大幅な変化はありませんでした。

新型ムーヴはランキング上位をキープできるか

《画像提供:Response》〈写真撮影:高木啓〉ホンダ N-ONE e:

2025年7月のランキングは、ダイハツの大躍進が収まり、ランキングに平穏が訪れました。新型ムーヴについては、新型車効果で好調な販売を記録していますが、このまま同様の数値をキープできるかはわからず、注目のポイントの一つです。

直近では、順位を買えてくれそうな新型車の情報はありませんが、軽EV新型N-ONE e:がまもなく登場する見込みのほか、デリカミニに改良が行われるという噂もあります。今後のランキングがどのような展開を見せるのか、期待が集まります。

2025年7月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 N-BOX ホンダ 16,715 102.5
2(↑) 3 スペーシア スズキ 14,661 101.6
3(↓)  2 ムーヴ ダイハツ 11,300 438.8
4(ー) 4 タント ダイハツ 7,782 181.3
5(ー) 5 ハスラー スズキ 7,215 96.3
6(ー) 6 ワゴンR スズキ 6,170 90.1
7(ー) 7 ルークス 日産 5,860 99.3
8(ー) 8 デリカミニ/eK 三菱 5,338 95.5
9(ー) 9 アルト スズキ 5,031 83.8
10(ー) 10 ミラ ダイハツ 4,479 151.9
11(↑) 13 デイズ 日産 3,446 83.4
12(↓) 11 ジムニー スズキ 3,299 125.7
13(↓) 12 タフト ダイハツ 3,116 229.8
14(ー) 14 N-WGN ホンダ 2,764 85.3
15(ー) エブリイワゴン スズキ 1,783 108.7
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

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