見た目だけではないスポーツ仕様。専用LSDとダンパーで、大柄なLXを意のままに
《画像提供:Response》《写真提供 トヨタ自動車》 レクサス LX700h F SPORT(ニュートリノグレー)
レクサスは2026年10月1日、フラッグシップSUV「LX」を一部改良し、新グレード「F SPORT」を追加して発売しました。本格的な悪路走破性と高級車らしい快適性を持ち味とするLXに、運転する楽しさをより鮮明に打ち出した選択肢が加わります。
F SPORTは、スポーティな装飾を加えただけのモデルではありません。前後のパフォーマンスダンパーやトルセンLSD、リヤスタビライザーを標準装備し、電動パワーステアリングと減衰力制御システム「AVS」にも専用チューニングを実施。ハンドルを切ったときの反応と車体の安定感を磨き、大柄なSUVでもドライバーの操作に素直に応える走りを追求しています。
その性格は、外観からも伝わってきます。ブラックのメッシュグリルに低く構えたフロントまわりを組み合わせ、足元には22インチの鍛造アルミホイールを装着。リヤバンパーにもメッシュとディフューザー形状を取り入れ、前後で統一感のあるスポーツスタイルに仕立てました。レッド塗装のブレーキキャリパーはオプションで選べます。
《画像提供:Response》《写真提供 トヨタ自動車》 レクサス LX F SPORT
インテリアの主役は、横方向の動きに対するホールド性を高めた専用スポーツシートです。ステアリングとシフトノブには握りやすさに配慮したディンプルレザーを用い、アルミ製ペダルや専用のメーター表示も用意。豪華さを保ちながら、運転席に座ったときの雰囲気をぐっと引き締めています。
既存グレードにも手が入りました。全仕様で電動パワーステアリングの制御を見直し、サスペンション特性も最適化。パワートレインの違いにかかわらず、操縦安定性と上質な乗り心地を高めています。
悪路走行を重視する「OVERTRAIL+」では、タイヤを従来の265/65R18から265/70R18へ変更。外径を大きくして最低地上高を高め、岩場などでの走破性を引き上げました。全仕様で選べる新たなカラー「ホワイトノーヴァガラスフレーク」の追加も、今回の変更点です。
価格はLX全体で1,560万円から2,210万円(税込)。注目のF SPORTは、3.5リッターV6ツインターボを積むLX600が1,700万円、同エンジンをベースとするハイブリッドのLX700hが1,800万円で、いずれも5人乗りと7人乗りを設定しています。悪路を楽しむOVERTRAIL+に、舗装路での走りを磨いたF SPORT。LXの選び方が、装備だけでなく走りの好みにも広がる一部改良です。


