サーファー向けのおすすめの車種10選！サーフィンに適した選び方まで徹底解説！

サーフィンに適している車を選ぶときは、海辺まで長距離運転することが多いので燃費、未舗装路や砂浜などの悪路走行ができる走行性能、車の中で休むための居住性、サーフボードや荷物を載せるための荷室の広さ、以上4点に注目して車を選びましょう。

自宅からサーフスポットまでが近い恵まれた環境の方は問題ないですが、サーフスポットから遠い場所にお住まいの方は、長距離を運転することになります。

また、当日の波の状態を調べるためにサーフスポットを巡ることもあるため、燃費が良さは重要です。

車には2WD（2輪駆動）と4WD（4輪駆動）があります。この2つの違いは、動力を伝える車輪の数で、2WDは前輪2本もしくは後輪2本、4WDはすべての車輪に動力を伝えて車を走行させています。

2WDは4WDよりは安価で小回りが利き、燃費も良い傾向がありますが、4WDに比べ出力が低いのが特徴です。一方、4WDは2WDに比べ出力が高いため、未舗装路や砂浜でも難なく走行できますが、車両の値段が高価なことが多く、2WDに比べ燃費が悪いのが特徴です。

サーフスポットまでの長距離運転の途中やサーフィンの前後で休憩する際、車中で快適過ごすためには、席の広さやシートの硬さ、リクライニングできる角度など居住性の高さが重要になります。また、後部座席がフルフラットにできれば、快適に車中泊ができます。

サーフボードには長さの違う「ショートボード」「ミッドボード・ファンボード」「ロングボード」の主に3種類があり、身長や体重、技術の高さ、波の状態などから自分に合うサーフボードを選択します。

サーフボードを車内に積んで運びたい場合は、選ぶサーフボードを積み込めるサイズの車を選ばなければなりません。また、サーフボードを車中に積めない場合は、シートレールやルーフキャリアを利用して屋根の上に乗せて運ぶ必要があります。

サーフィンのために車を選ぶ際には、サーフボードや荷物を積むためにワゴンやバン、SUVなどの車格が大きめの車がおすすめです。車の性能については、4WDで価格が一番安いモデルを紹介します。みなさんも車を選ぶ際は、こちらで紹介する車のメリットやデメリットを参考にして、サーフィンに適した車を探してみてください。

ハイエース バンは、ベースが商用車であるため荷室が広く、力強くパワフルなエンジンを搭載しています。今回紹介するDXは、4WDかつ5ドア、3/6人乗りです。ショートボードなら平置きできるほど荷室が広く、シートの選択をすると複数人での移動も可能になります。

ランドクルーザーには、70シリーズ・250シリーズ・300シリーズと3種類ありますが、今回は300シリーズを紹介します。300シリーズは悪路を走破するオフロード性能を持ちながら、走行シーンに応じてモード選択ができる最新機能を備えています。

エクステリアは、スタイリッシュで品格があるデザインで、インテリアはラグジュアリーでありながら、機能性にも優れています。

ハイラックスは悪路走行可能なフレーム構造を採用し、人が乗る客室と荷物を載せるデッキスペースが完全に分かれている点が特徴です。デッキスペースには最大500kgの荷物を積載可能で、ボディには防錆鋼板や錆・腐食に強い素材を採用しているので雨風にも強く、ラフな使い方にも対応しています。

悪天候の際は荷物が雨風に晒されるので、荷台カバーなどを活用して荷物が濡れないように工夫する必要があります。

アルファードは、スタイリッシュで洗練されたエクステリアで、スポーティかつ高級感のあるデザインのミニバンです。インテリアは豪華で広々とした室内が特徴的で、積載能力はもちろん車内での着替えもスムーズに行えます。比較的高価で、車体が大きく回転半径も小さいため機動力には劣ります。

ヴォクシーは、コンパクトで、都市部やファミリー向けとしての日常使いもしやすいミニバンです。ガソリン車・4WDで約328万円（税込）〜と、比較的手の届きやすい価格なのも魅力的。その上、さまざまなモデルがあるため、自分自身の使用状況に一番合う車が選べるのも嬉しいポイントでしょう。

FJクルーザーは、アドベンチャー志向のSUVです。エクステリアは、かくばったボディがアイコニックで、4WDや堅牢なサスペンションにより悪路や未舗装路を走行できるオフロード性能を持っています。また、FJクルーザーにはスイングドアがあるため、荷物の積み下ろしがしやすく、アウトドア向きです。現在は販売終了しているため、中古車から選ぶことになります。

デリカD:5は、アクティブで多彩なライフスタイルに合うミニバンです。エクステリアは独特なフロントグリルやかくばったフォルム、インテリアは多彩なシートアレンジが可能で、特に後部座席が広く快適な乗車空間を実現しています。また、軽いオフロード走行も可能で、アウトドアのアクティビティに適しています。

セレナはファミリー層から特に支持されているミニバンです。ファミリー向けということもあってか乗り心地や燃費が良く、家族やグループでの長距離ドライブに適しています。広々とした室内は、着替えや荷物の運搬など、使い勝手にも優れています。都市部や高速道路向けにデザインされているため、走行性能に関して本格的なオフロード性能を持った車には劣ります。

キャラバンには、商用・貨物車として使用されるバンモデルや人や、荷物の輸送に適したミニバンモデルがあります。バンモデルは、頑丈な構造と商用向けの耐久性を備えており、タフな使用環境に対応しています。ミニバンモデルは、広々とした室内を提供し、長距離運転中も快適な時間を過ごすことができます。車体が大きいため都市部や狭い駐車場の運転にはあまり適さずいないのが難点です。

エクストレイルは、快適な乗り心地と使い勝手の良さが特徴のコンパクトSUVです。やわらかいサスペンションが採用されているため、乗客が疲れにくく快適な乗り心地を実現しています。また、SUVならではの高い座高で得られる視認性の良さや、車線維持アシストや衝突回避支援などの安全性能も充実しているため、長距離ドライブも安心です。

ステップワゴンは、ユーザビリティの高いデザインや室内の快適性が特徴のミニバンです。コンパクトなミニバンとしては燃費が良く、長距離運転が多い方にはコスパの高い一台といえるでしょう。また、車内が広く多彩なシートアレンジも魅力です。しかし、積載能力や快適性を重視しているため、走行性能がほかのスポーティな車種に比べると劣ることがあります。

サーフィンをする方におすすめの車は、主に走行性能が良く荷室が広い車です。今回はすべて日本車からピックアップしましたが、サーファーに人気な外車もあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
一人ひとり置かれている状況が異なりますので、自分に合った車を選び、より良いサーフィンライフを楽しみましょう。