ブガッティ シロン に早くも中古車…新車価格の1.5倍、357万ユーロで販売中
【ジュネーブモーターショー2017】1台3億円ってマジですか!?
http://matome.response.jp/articles/1421台3億円とも言われるフランスの超高級車ブガッティ『シロン』。ジュネーブモーターショー2017の会場では、新色「ロイヤルブルー」をまとった1台が公開された。
世界最速、最強、そして最も高価なスポーツカー、ブガッティ『シロン』。納車が開始されたばかりの同車の中古車が、早くも登場し話題になっています。
シロンは、『ヴェイロン』の後継車。ミッドシップに搭載される新開発の8.0リットルW16気筒+4ターボは、新たに2ステージターボ化されており、最大出力1500hp/6700rpm、最大トルク163kgm/2000-6000rpmを発生。ヴェイロンの最大出力1200hp、最大トルク153kgmに対して、300hp、10kgm強化されました。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ。駆動方式は4WD。シロンは、0-100km/h加速2.5秒、最高速420km/h(リミッター作動)という世界最高峰のパフォーマンスを実現してます。
シロンの中古車を販売しているのは、ドイツ・シュトゥットガルト近郊の自動車ディーラー、「autoseredin」。ボディカラーはホワイトでブルーのアクセント入り、内装はベージュの1台を販売中。
走行距離はわずか30kmということもあり、価格は357万ユーロ(約4億2130万円)。新車価格のおよそ1.5倍の値付けが行われました。
ほぼフルオプション仕様となっているため、この価格設定になったようです。
中古とはいえ、これはなかなか手が出しづらい!?価格ですね…。
ブガッティ、シロン。デザインは機能に裏付けされたもの
そのデザインに関して、ブガッティ オートモビルズ S.A.S.社 取締役セールス、マーケティングおよびカスタマーサービスの担当責任者のステファン・ブルングス氏は、「機能に裏打ちされたデザインで、それは今も昔も変わらない」と述べる。
具体的には「馬蹄形のグリルは過去も現在も大量の空気を取り入れるためにデザインされており、また、シロンのセンターピラー(ルーフ中央からリアにかけてのライン)は、『T57アトランティック』をモチーフにし、いずれも機能のもとにデザインされている」という。シロンではこれがあることで、直進安定性が向上し、アトランティックではマグネシウム合金のボディを接合するため、当時の技術では溶接が不可能だったことから、ボルト止めを実施。そのためのものであった。
また、新たに“Cライン”と呼ばれるキャビンを取り囲むようなデザインが取り入れられた。これは、「創業者、エットーレ・ブガッティのサインをモチーフにしている。頭文字Eをベースにそれ以降の文字にアンダーラインを引くようなサインを書いており、それをアレンジしたものだ」と話す。そのCラインの後端にはエンジンへのエアインテークが設けられているのだ。
シロンのエンジンは、これまで同様W16気筒4ターボだが、1500psの目標が掲げられたことから新設計され、最高速度は420km/h(リミッター作動)、0-100km/hは2.5秒未満だという。
■ちなみに、2017年の納車台数は
現在抱えている、200台以上のバックオーダーの内、2017年中に約80台を顧客の元へ届ける予定だそうです。
これだけ時間がかかるのは、顧客のこだわりのリクエストに答える完全オーダーメイドだからで、1台完成までに半年以上費やし、デリバリーは早くても9ヶ月、遅れれば1年の月日を要するとのこと。
さすがスーパーカー。購入できても納車まで首を長くして待つ必要がありそうです。
【ジュネーブモーターショー2017】1台3億円ってマジですか!?
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