トップへ戻る

マクラーレンのスポーツカー「マクラーレン570S」

マクラーレンのスポーツカー「マクラーレン570S」

マクラーレン570Sは、マクラーレン初のスポーツカーセグメントに位置するモデルとして発表されました。シャーシーはカーボンファイバー・モノコックシャシー「モノセルII」を採用、ボディにはアルミを採用することで軽量コンパクトなモデルに仕上げられました。今回はこの570Sについてご説明します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


軽量スポーツカー570S

マクラーレン 570S  デザインエディション

マクラーレン 570S  デザインエディション

パワフルでありながら、非常に軽い車であることはマクラーレン570Sの大きな魅力です。

この軽さの秘密に、アルミ製のボディパネルや標準装備のカーボンセラミックブレーキ、さらに、MP4-12C由来のF1マシンの技術の粋であるカーボンファイバー製のモノコックシャーシ、モノセルIIを採用することでより一層軽量化が図られています。

これらの効果により、加速および最高速度を大幅に高めることが可能となりました。

実用的なマクラーレン570S

マクラーレン 570S デザインエディション リア

マクラーレン 570S デザインエディション リア

スポーツカー形式というと、目を引く精悍なルックスと引き換えに実用性が低いという印象を持つ方も多いかもしれません。しかしマクラーレン570Sの特徴の1つである、緻密なコントロール性能によってその印象を大きく覆してくれます。

微低速であっても安定したアクセル挙動を可能とするため、停車と発進を頻繁に繰り返す街中であっても実に素直で柔らかな反応を示し、快適な運転を支えます。その扱いやすさを倍増させるのが、7速DCTのトランスミッションです。

発進時の繋がりは実にスムーズで、シフトの上下の際もシームレスであり猥雑さを感じさせない優れた操作性が肝となります。

570ps/600Nmという強力なエンジンを積んでいながらスムーズな動きを実現しており、少し右足に力を込めるだけで、どの回転からでもシームレスに欲しいパワーとトルクが発揮される点も特筆すべきポイントと言えるでしょう。

スーパースポーツと呼ばれる車種の中でも、飛び抜けて扱いやすいエンジンです。

また、カーボンセラミックのローターを搭載した、ブレーキのタッチやコントロール性能も高い水準を誇っています。ミッドシップタイプの車としては、驚異的な視界の良さもその魅力の1つです。

オプションでは、輪止めが見辛いという欠点を、カメラ位置を低くつけてバックモニターでサポートすることにより克服しています。スポーツタイプでありがちな、ディフューザーを擦ってしまうという事故も未然に防ぐことが可能です。

他にも段差に乗り上げる際にも、車高を5cmアップできるスイッチを利用することでストレスなく街中を自由に走れます。

マクラーレン570S、ライバルは650S

マクラーレン 570S デザインエディション 運転席

マクラーレン 570S デザインエディション 運転席

2015年のニューヨークモーターショーで発表されたマクラーレン570Sは、同社のスポーツシリーズの第一弾という位置づけです。

マクラーレンにおけるエントリーモデルであり、650Sよりも手が届きやすくなっています。650Sはスーパーカーセグメントですが、570Sはスポーツカーセグメントとなります。

エンジンの最高出力は、モデル名の通りそれぞれ650psと570psです。

ライバルである650Sのボディパネルはカーボン製であり、570Sはアルミ製です。速度に応じて角度が変化する可動式空力パーツを搭載している650Sに対して、570Sは全ての速度において変化を持たせない固定式となっています。

このように単純なスペックだけを比較するとライバルである650Sに見劣りするように感じますが、そういった仕様の差は技術の進歩により大幅にカバーされているのは特筆すべき点です。

構造や技術によって570Sよりも高いスペックの車にも肉薄する、優れた車と言えます。

デザインに関しても、同社のハイブリッドハイパーカーであるP1に由来する新世代デザイン言語が全体に適用されている点が大きな魅力となっています。

スポーツカーらしい軽快さやスマートなシェイプ、スタイリッシュな見た目は非常にポイントが高いです。

650Sについて詳しく知りたい方はこちら

マクラーレン570Sの車種

マクラーレン 570S デザインエディション リア

マクラーレン 570S デザインエディション リア

イギリスの自動車メーカー、マクラーレン・オートモーティブがリリースしているスポーツカーである570Sにはいくつかのモデルがあります。ここでは数ある車種のうち派生モデルや、厳密にはシリーズではないけれども類似モデルとして挙げられる車種などを見ていきましょう。

マクラーレン570Sクーペ

マクラーレン 570Sクーペ 運転席

マクラーレン 570Sクーペ 運転席

マクラーレン社がその技術の粋をスポーツカーのカテゴリーにつぎこんだ、スポーツシリーズにおいての上級モデルにあたるのがマクラーレン570Sクーペです。

カーボンファイバー製のモノセルIIのシャーシを採用しており、エンジンは最高出力570psをマークし、3.8LのV8ツインターボです。

マクラーレン570Sスパイダー

マクラーレン570Sスパイダー

マクラーレン570Sスパイダー

570Sクーペをベースとしており、さらにオープントップ構造を加えています。エンジンの最高出力やツインターボの構造はクーペ同様であり、カーボンファイバー製のボディ構造も引き継がれているのがポイントです。

時速40kmの走行時においても、リトラクタブルハードトップにより15秒間で開閉します。またオープン構造でありつつも、マクラーレン社独自によるディへドラルドアも搭載しているのも特筆すべき点です。なお3.8Lツインターボと7速のシームレスギアとのコンビネーションにより、最高時速328km/hを実現します。

マクラーレン570GT 等

マクラーレン 570GT

マクラーレン 570GT

正確には570Sシリーズではないものの、570の名が付いたGTも取り上げておくべきでしょう。2016年3月のジュネーブモーターショーにて発表されたモデルであり、スポーツシリーズの第三弾です。

新たにグラスルーフとグラスハッチが搭載され、220Lものラゲッジスペースも追加されています。レザーをふんだんに使用した内装はシックなデザインとなっているのが特徴です。

ガラスハッチは横から開く構造になっています。また、左右のドアはマクラーレンらしく上向きに開くディヘドラルドアですが、570GTにはマクラーレン初となるソフトクローズ機能が装備されたので、より優雅に乗り込むことができます。

また、ラゲージスペースを設置したことにより、フライングバットレス構造ではなくクォーターガラスとの一体構造です。それに伴い、リアスポイラーも570Sより1cmかさ上げされているのもこのモデルの特徴となっています。

マクラーレン570Sの購入方法

マクラーレン 570Sクーペ

マクラーレン 570Sクーペ

マクラーレン570Sを含むスポーツカータイプは、その性能やルックスにより人気の高い車種です。一方でネックとなるのが価格であり、多くのスポーツカータイプは通常の乗用車と比べて金額が大きく跳ね上がります。

ただマクラーレン570Sは新車で約2,700万円となっており、高額が並ぶスポーツカータイプの中でも比較的求めやすいとされています。

購入の際は、新車・中古車ともにディーラーを介するのが一般的です。多くのディーラーを紹介するサイトや、中古車の店舗を登録している企業に依頼して希望の車種を探しましょう。

まとめ

マクラーレン 570Sクーペ

マクラーレン 570Sクーペ

570Sはスポーツカーでありながら、実用性に優れておりスペックを超えた性能を誇ります。

技術が高いことで世界的に有名なマクラーレン社の製品は信頼度が高く、故障も少ないため維持費が抑えられるのも特筆すべき点となっています。

GTやスパイダーなど派生モデルとの違いも把握しながら、理想のモデルを探しましょう。

関連する投稿


国産、外車スポーツセダンおすすめ人気車種10選!

国産、外車スポーツセダンおすすめ人気車種10選!

昨今のSUV、ミニバンブームに押され、下火傾向のセダン市場。その中でも、運転の楽しさを追求しつつも、快適に移動できる利便性を兼ね備え、常に一定数の人気があるのがスポーツセダンです。走りの楽しさを最大限に表現するタイプから速さを追求するモデルまで、各社から様々な特徴を持ったスポーツセダンがラインアップされており、安定感とハンドリング、エンジンパワーなど、SUVなどでは得られない優位性があります。今回はそんなスポーツセダンの魅力を皆さんに紹介します。


【2022~2023年 新車情報】発売済みの新型車と発売予定の新型車を総まとめ

【2022~2023年 新車情報】発売済みの新型車と発売予定の新型車を総まとめ

2022年に登場した新型車では、電動化の傾向や過去の伝統から抜け出そうとする傾向が見えました。ハイブリッドシステムを採用する車種が増加する一方、ピュアガソリンエンジン車は確実に減少し、スポーツモデルは最後の輝きを見せようとしています。そんな2022年に発売した新型車を振り返り、2023年以降に発売される新型車・発売が予想される新型車をピックアップしました。(2023年6月5日更新)


どこまでもエレガント!メルセデス・ベンツのクーペ一覧

どこまでもエレガント!メルセデス・ベンツのクーペ一覧

高級車の代名詞的存在ともいえるメルセデス・ベンツは、多くの人たちの憧れの存在となっています。メルセデス・ベンツは、セダンやSUVなどの売れ筋のモデルを販売する一方、「クーペ」もしっかりと作り続けています。今回は、エレガントなメルセデス・ベンツのスポーツ・クーペについて紹介します。


コスパ最強なスポーツカーのおすすめ中古車5選!スポーツカーの狙い目はこの車

コスパ最強なスポーツカーのおすすめ中古車5選!スポーツカーの狙い目はこの車

オープンカーは車のジャンルの中でも特殊なカテゴリです。車好きの一部にとってはある種の憧れであり、また多くの人にとっては非現実で手を出しにくい存在にも思えます。その理由の一つとしては、ちょっと派手な見た目に「価格が高そう」というイメージ。しかし、実は中古車市場においてオープンカーは意外にも手を出しやすい価格でも流通しており、その中には数々の魅力的なモデルが存在します。この記事では、中古車でお買い得なオープンカーの中から、とくに個性的な魅力を持った5台を紹介します。


リセールバリューが高い中古スポーツカー10選!値落ちしにくく高くなるかも!?

リセールバリューが高い中古スポーツカー10選!値落ちしにくく高くなるかも!?

中古車を購入した事がある方の中には、選ぶ際に購入価格は気にしているけれど、売却価格は気にしていないという方も多いのではないでしょうか。中古車は一般的に新車に比べて売却時の値下がり幅が小さいメリットがありますが、中古車の中でも一部のスポーツカーは、ほとんど値下がりせず、むしろ値上がりすることもあります。この記事では、そんなリセールバリューの高いスポーツカーのうち、代表的な車種を10台紹介します。


最新の投稿


【2024年版】原付バイク(50cc以下)新車・中古車の人気おすすめ車種を紹介!

【2024年版】原付バイク(50cc以下)新車・中古車の人気おすすめ車種を紹介!

値段が手頃で維持費が安く、取り回しも楽で日常の足として重宝する「原付一種」と呼ばれる排気量50cc以下の原付バイク。日本国内だけでもホンダ・ヤマハ・スズキから、デザインや機能などさまざまなモデルの原付バイクが数多く販売されているので、どれを選べばいいか悩む方も多いでしょう。そこで本記事では、現在新車で購入できるモデルをはじめ、中古でもおすすめできる50cc以下の原付バイクを一挙紹介します。この記事を参考に、ぜひ自分にマッチした原付バイクを見つけてくださいね。


メルセデス・ベンツ新型「GLA」発表!1,000万円超えのハイパフォーマンスモデルも

メルセデス・ベンツ新型「GLA」発表!1,000万円超えのハイパフォーマンスモデルも

メルセデス・ベンツは、2024年3月28日、都市型SUV「GLA」の「GLA 180」に新型エンジンを採用、BSG 48V電気システムを組み合わせた新たなモデルと、ハイパフォーマンスモデルとなる「GLA 45 S 4MATIC+」を発表。同日発売しました。


トヨタ新型「GRヤリス」発表!走行性能高めた特別仕様車も

トヨタ新型「GRヤリス」発表!走行性能高めた特別仕様車も

トヨタは、東京オートサロン2024にて初公開した“進化版”となる新型「GRヤリス」を、2024年4月8日に発売しました。さらに同車をベースとした特別仕様車「GRヤリス RZ“High performance・Sébastien Ogier Edition」および「GRヤリス RZ“High performance・Kalle Rovanperä Edition」も抽選申込受付も3月21日に開始しています。


高速道路を降りずに温泉でリフレッシュ!全国のハイウェイ温泉一覧

高速道路を降りずに温泉でリフレッシュ!全国のハイウェイ温泉一覧

高速道路を降りずに温泉に入れる「ハイウェイ温泉」をご存じですか?長距離ドライブ時の休憩として温泉に入ってちょっと一息入れるには最適な施設です。この記事では、全国のハイウェイ温泉を紹介します。


GWは長野でクラシックカー!ノスタルジックカーフェスティバル2024開催概要

GWは長野でクラシックカー!ノスタルジックカーフェスティバル2024開催概要

毎年ゴールデンウィーク(GW)の時期に開催されている、日本最大級の屋内型ノスタルジックカーイベント「Gulf ながのノスタルジックカーフェスティバル」が2024年も開催されます。そこで今回は、開催概要や予定されているイベント情報をまとめました。


ブログ 始め方 新車情報 原付 おすすめ 自動車税 新型iphone 予約 iphone15 予約 楽天モバイル 評判 wimax au回線 副業 年賀状 安い