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ホイールスペーサーとは?メリットとデメリット

ホイールスペーサーとは?メリットとデメリット

スペーサーとは本来「スペースを作るもの」の意味ですが、車でスペーサーといえばホイールスペーサーを指す場合がほとんどです。では、ホイールスペーサーとはどの様なものなのでしょうか。今回はこのホイールスペーサーについてご説明いたします。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


ホイールスペーサーとは

ホイールスペーサーは、車の見た目をカッコよく見せるためにある部品として捉えている方も多いのですが、飾りとしてだけでなく装着するメリットを持つ部品です。

ドレスアップに興味がないという方でも、純正ホイールのデザインが気に入らない、カラーが車の色と合わないという理由などからホイールを交換する方もいらっしゃいます。その際タイヤ購入も同時に行う方が割安となることから、タイヤとホイールを同時に交換することがあります。

同時に変えたのはいいのですが、フェンダーよりもタイヤが少しだけ奥に入れこんでしまって、見た目が若干悪くなってしまった経験はないでしょうか。

他にも新しいアルミホイールに交換したことで、僅かにブレーキキャリパーに干渉してしまうなど、一見適用可能なホイールでもこの様なアクシデントが起きることは決して少なくありません。

この様な時に役立つ存在になってくれる部品がホイールスペーサーで、微調整ができる部品といったメリットを持ちます。ハブボルトもしくはホイールボルト部分に通して、ハブとホイールの間に挟むだけでのお手軽パーツです。

ドレスアップ効果が期待できるホイールスペーサー

エセックス・シーアールエス

エセックス・シーアールエス

愛車のドレスアップをする第一歩は、タイヤとホイールの交換からという方も多いでしょう。タイヤやホイールなどの様な足回りを簡単に見た目を良くしてよくしてくれるのかがホイールスペーサーなのです。

ホイールスペーサーの中には、純正のハブボルトをそのまま使用できる薄手のタイプと、純正のハブボルトを使い、ハブにスペーサーを固定してから、スペーサーに備えられたボルトにホイールを固定する、厚手タイプのワイドトレッドスペーサーの2つに分けることが出来ます。


「ツライチ」にした方が、見た目がよくなる、かっこよくなどからホイールスペーサーを使いカスタムする方が増えているのです。「ツライチ」と呼ばれるものは、フェンダーの外側ギリギリの場所にホイールを履くことを指しています。

ちなみに、車をノーマルの状態で乗っている方は意外と少ないと言われており、大半の場合がルームミラーやドリンクホルダーなどの様な小さなアイテムを使用し、カーライフを楽しんでいる方が多く見られます。

ホイールスペーサーのメリット

ホイールとハブの間にスペーサーを入れるメリットには何があるのかと、気になっている方も多いのではないでしょうか。

フェンダーとタイヤの面がぴったりになる「ツライチ」状態になることでカッコよさをアピールできる点や、車の性能面においてもトレッドが広くなるため走行中の安定感が増す点が挙げられています。

トレッドは、車を前後から見た際に左右のタイヤとの間にできる一定の距離を意味するものであり、このことからも、同じホイールのままでトレッドを長くできることが分かります。

ホイールスペーサーには3mm程度の薄いタイプから、50mm程のワイドタイプなど幅広いラインナップがあるため微調整にも役立つ部品となり、当然ながら挟んだスペーサーの厚みの分だけホイールが外側へオフセットされるので、カッコよく見えるというわけです。

さらに、3mm~5mm程の薄いタイプは1枚1,000~2,000円などの値段で買うことができるのも魅力です。

ホイールスペーサーのデメリット

ホイールスペーサーのデメリット

ホイールスペーサーのデメリット

ホイールスペーサーを取り付けた場合ナットが緩みやすくなることが不利になる点となります。

スペーサーを取り付けた後にホイールにナットをはめる形となりますが、スペーサーを装着しているのでホイールを留めるナットの位置がホイール寄りになってしまい、ナットがハブボルトに噛んでいる回数が減るため緩みやすくなります。

緩みやすくなるのはデメリットの一つですが、装着したい時には車側のボルトをワイトレ対応タイプのロングハブボルトに交換すればよいのです。もちろん、別のホイールに交換する方法もあります。

その他、スペーサーはすくなからず重量があるため、装着することでタイヤおよびブレーキ類を含めたバネ下重量も増えて来ます。

ハンドリング性能や燃費にも影響を与えるのも、装着によるデメリットの一つと言えるでしょう。

ホイールスペーサーを使う中で大切なことは、色々な種類があるものの汎用品はリスクが高めになると言うことです。

例えば、マルチPCDやハブ径に対応させるために長穴加工が行われている汎用品の場合、組付けの際や走行中にずれが生じてしまうためホイールのセンターを出すことが困難になる場合もあります。

これは一見大きなメリットのように感じる部分ではあるのですが、ホイールのセンターが出ないことは走行安定性の欠如にも繋がります。ホイールのドレスアップで走行時の振動が出ることは注意が必要な部分でもあります。

ただ、長穴加工品ではなくマルチPCDに対応している、複数の穴が開いているものを付けば安定性が大きく損なわれるデメリットを小さくできます。これに加えて、ハブリング付きを選べば安定性が失わるリスクも回避することが出来ます。

しかしながら、組み合わせるホイールにより、ハブリングの干渉を避けるためにスペーサーを装着することもあるので、必ずしもデメリットになるわけではありません。

厚みが5mm程度に留めておかないと、ホイールナットがボルトに十分に噛みこまなくなり、強度的にもかなり危険ですので注意が必要となるのです。

これらのことからも少しだけタイヤおよびホイールを外側に出したい場合は見た目のメリットもありますし、タイヤおよびホイールが内側で干渉しているときの逃げで使うことができるなど、厚みによりメリットとデメリットの双方の効果が出る事も少なくありません。

割と安価にできるドレスアップ

ホイールスペーサーの価格

ホイールスペーサーの価格

ホイールスペーサーには色々な厚みがあるわけですが、厚みが増せばそれだけ価格も高くなりがちなどのイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

これはイメージ通りのことになるわけですが、数千円程度でドレスアップ効果を期待できるのであれば、決して高いものではありませんし、15mmのワイドトレッドスペーサーは、2枚で5,000円以下の値段で買うことができる商品もあります。

同じ15mmのワイドレッドスペーサーでも、13,000円前後の値段で販売が行われているものもあるので、予算に応じたカスタムができるのも魅力の一つとなります。

ホイールスペーサーと車検

ホイールスペーサー装着で車検は通る?

ホイールスペーサー装着で車検は通る?

ホイールスペーサーを装着したけれど、今度の車検で通るのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。最近では車検対応のホイールスペーサーもあるなど商品にもよりますが、基本的にホイールスペーサーはノーマル車に改造を加えており、車検を通すことは難しいです。

車検に通らないから、事前に取り外してノーマルの状態に戻さなければならないと考える方も多いかと思われますが、そこまでの手間が多くかかるような改造ではありませんので簡単に取り外してノーマルに戻すこともできます。

一昔前までは、陸運局に愛車を持ち込みすると検査員さんが何も言わないこともありましたが、指定工場に持ち込んだときには、監査が厳しく、怪しげな車は一切車検が通らないなど、ホイールスペーサーは車検に通る可能性はかなり低いものでした。

これは現在でも同じなのですが、基本的には、フェンダーが大きくはみ出しているタイヤは問答無用で車検に通らないので注意しなければなりません。

まとめ

飾るホイール

飾るホイール

ホイールスペーサーを装着すれば走行中の安定性が高くなり、そしてドレスアップ効果により愛車はカッコいい車になります。装着するデメリットも考慮したうえで、安全面には気を付けてカスタムをしてみてはいかがでしょうか。

ホイールスペーサーに関するFAQ

ホイールスペーサーって、なに?

ホイールスペーサーとは、その名の通り「ホイール」と「ハブ」の間に挟む「スペーサー」となります。多くは、ホイールとフェンダーを「ツライチ」にするために使われます。

ホイールスペーサーって、なに?

ホイールスペーサーとは、その名の通り「ホイール」と「ハブ」の間に挟む「スペーサー」となります。多くは、ホイールとフェンダーを「ツライチ」にするために使われます。

装着するメリットとデメリットを教えて!

装着するメリットとしては、ホイールとフェンダーが「ツライチ」になるために、カッコよく見える、というものがあります。

装着するデメリットとしては、ホイールスペーサーを装着する事により、車検に通らなくなってしまう可能性があります。また、装着により、足回りのバランスが崩れて乗りにくいクルマになってしまう事もあります。

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