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ジュネーブ国際モーターショー2023はカタールで開催!「GIMS 2023 カタール」の開催概要を紹介

ジュネーブ国際モーターショー2023はカタールで開催!「GIMS 2023 カタール」の開催概要を紹介

ジュネーブ国際モーターショー(サロン・アンテルナショナル・ド・ロト)は、世界5大モーターショーのひとつに数えられる、スイス ジュネーブで開かれる自動車ショーです。残念ながら、新型コロナウイルスの影響などもあり、2023年の開催は中止となりました。代わりに姉妹イベントとして「GIMS カタール」の開催が発表されています。今回の記事では主に「GIMS カタール」の概要と出展ブランド、ジュネーブ国際モーターショー2019で注目を集めた車種を紹介します。

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ジュネーブ国際モーターショーとは

《写真提供:response》《photo by Robert Hradil/Getty Images News/ゲッティイメージズ》 ジュネーブモーターショー2019

ジュネーブ国際モーターショーは、スイスのジュネーブで毎年開催されてきた大規模な国際自動車見本市で、世界5大モーターショーのひとつ。正式名称の「サロン・アンテルナショナル・ド・ロト」は、和訳すると「国際自動車見本市」ですから、そのままの意味ですね。

ジュネーブ国際モーターショーの特徴は、比較的中立的なショーであること。スイスには、「ルブラン」や「リンスピード」、近年では小型EVメーカーの「マイクロモビリティシステム」といった規模の小さい自動車メーカーはあるものの、国際的規模の自動車メーカーがないので、ヨーロッパ勢や日本勢は注目モデルを投入しやすいモーターショーとされています。

1905年にスタートしてから長い歴史を持ちますが、新型コロナウイルスの影響で2020年から開催が中止されていました。2023年には久々の開催を予定していたものの、残念ながら2022年8月に中止すると正式発表。ただ代わりに、姉妹イベントとなるカタール ドーハでのモーターショーが発表され、今回の開催となりました。

ジュネーブ国際モーターショーは言わずもがな、スイスの主要都市「ジュネーブ」を冠するモーターショーですが、アラビア半島にある中東カタールで開催される複雑なスタイルです。そのため2023年7月の情報では、ジュネーブ国際モーターショーがサポートする形で開かれるこのモーターショーは、ジュネーブ国際モーターショーとは呼ばずに、「GIMS カタール」という名称がついています。

前後して、カタール ドーハではF1第18戦「カタールGP」がルサイル・インターナショナル・サーキットで開催されるので、ジュネーブ国際モーターショーの姉妹イベント「GIMS QATAR」も、自動車ファンやモータースポーツファンから大きな注目を集めることでしょう。

というわけで今回は、ジュネーブ国際モーターショー2023を解説しますが、2023年スイス ジュネーブで開かれるモーターショーは中止なので、姉妹イベント「GIMS カタール」をジュネーブ国際モーターショー2023として解説します。全くのイコールではありませんが「ジュネーブ国際モーターショー2023」=「GIMS 2023 カタール」という認識でこの記事を読んでいただければ幸いです。

GIMS 2023 カタール 開催概要

開催展名

GIMS 2023 QATAR

開催日時

2023年10月5日~10月14日(一般公開は10月7日~10月14日)

・10月7日(土) 10:00~22:00
・10月8日(日)~10月13日(金) 14:00~22:00
・10月14日(土) 10:00~22:00

会場

Doha Exhibition and Convention Centre(DECC)

住所

West Bay, Doha, Doha カタール

主催者

Geneva International Motor Show

出展対象品目

輸送・物流・包装/自動車(部品・製造関連機器含む)、自動車補修・サービス用品
サービス/金融、保険、財務、デザイン(工業デザイン)
機械・工業技術/電気・電子(製品、機器)

開催周期

毎年もしくは2年ごと

チケット購入方法

チケットは「GIMS 2023 カタール」の公式ホームページから購入可能です。

「GIMS カタール展」のチケットのほか、「GIMS カタール展・F1グランプリレースチケット・カタール航空のフライト・ホテル泊(最低3泊)」がセットになったスペシャルパッケージ、「GIMS カタール展・F1グランプリ一般入場券(オプション)・カタール航空のフライト・ホテル泊」がセットになったGIMS カタール パッケージなどのラインアップがあります。

なお、ドーハ エキシビション&コンベンション センターで開かれる、カタール自動車博物館、湾岸カタール クラシック カー協会、カタールとアラビアの個人コレクションが所蔵する自動車を展示する「クラッシックカーギャラリー」は、メイン展示チケットを購入すると、無料でアクセスできます。

GIMS 2023 カタール 出展企業

《写真提供:response》メルセデス-AMG GT3(ジュネーブモーターショー15)

今回、世界的に有名な自動車ブランドが参加し、新車を多数展示します。これまで中東地域のモーターショーにはなかったような展示を目指しています。

・AUDI
・BMW-ALFARDANAUTOMOBILES
・CHERY
・DEFENDER-ALFARDANPREMIERMOTORS
・DELAGE
・ENTOP
・EXEED
・FORMACAR
・INFINITI
・JAECOO
・JAGUAR-ALFARDANPREMIERMOTORS
・KIA
・LAMBORGHINI
・LAZARETH
・LEXUS
・LUCIDMOTORS
・LYNK&CO
・MCLAREN
・MERCEDES-BENZ
・MINI-ALFARDANAUTOMOBILES
・NISSAN
・OMODA
・PORSCHE
・RANGEROVER-ALFARDANPREMIERMOTORS
・ROVELVER
・SILK-FAW
・TETWO
・TOYOTA
・VINFAST
・VOLKSWAGEN

前回開催のジュネーブ国際モーターショー2019で注目を集めた車種を紹介!

ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール(Bugatti La Voiture Noire)

《写真提供:response》ブガッティ・ラ・ヴォワチュール・ノワール(ジュネーブモーターショー2019)

往年のスポーツカーメーカーでフォルクスワーゲンが商標権などを買い取り復活させたブガッティが、ジュネーブモーターショー2019において「ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール」を初めて公開しました。

1909年に誕生したブガッティブランドの110周年記念モデルで、車両価格は1,100万ユーロ。これは自動車の歴史上、世界一高価な新車になります。

ベースとなっているのは、世界限定500台で発売されたブガッティ シロンで、ハンドメイドのグロスブラックで仕上げられたカーボンファイバー製ボディが組み合わされています。

モチーフとなっているのは約80年前に生産された「タイプ57SCアトランティック」で、第二次世界大戦前の車両ながら、スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高速220km/hオーバーを記録。鮮やかに彩られてきた伝統に敬意を払いつつ、スピード、テクノロジー、ラグジュアリーをいっそう豊かにしています。

プジョーe-208(Peugeot e-208)

《写真提供:response》《撮影 佐藤靖彦》 プジョー e-208(ジュネーブモーターショー2019)

プジョーがジュネーブモーターショー2019において公開したのは、新型プジョー208のEV車「プジョー e-208」。現在のプジョーは、多国籍自動車企業「ステランティス N.V.」の一員ですが、ジュネーブモーターショー2019当時はPSAグループ。当時グループ全体で全モデルの電動パワートレイン車を計画しており、この一環として新型208のEVラインアップが実施されました。

プジョー e-208は「e-CMP」と呼ばれる電動モジュラーをベースに開発されており、モーターの最大出力は136hp、最大トルクは26.5kgm。バッテリーはこのクラスの車としては大容量な50kWhで、最大航続は450kmです。

3種類のドライブモード、エコ、ノーマル、スポーツの使い分けにより、充実感のあるドライブを楽しめるようになっています。

フィアット コンセプト・チェントヴェンティ(Fiat Concept Centoventi)

《写真提供:response》フィアット・チェントヴェンティ(ジュネーブモーターショー2019)

フィアットは、ジュネーブモーターショー2019で小型EVのコンセプトカー、「フィアット コンセプト・チェントヴェンティ」を初公開しました。

同社は1899年にイタリアで創業し、実用性の高いコンパクトカーを数多く手掛けていることで知られており、創業から120年に当たる記念として、EVの新たなカタチを提案。モチーフは、Aセグメントで1980年代から長きにわたりヒットを続けた「パンダ」から。車名の「チェントヴェンティ」は、イタリア語で「120」を意味します。

大型のテールゲートには外部へのメッセージ表示機能付き。走行中は「Fiat」のロゴだけですが、停止すると広告などを表示できる「メッセンジャーモード」に切り替えられ、ソーシャルメディアデバイスとしての役割も期待されます。

ジープ レネゲードPHEV(Jeep Renegade PHEV)

《写真提供:response》ジープ・レネゲード PHEV(ジュネーブモーターショー2019)

ジープブランドは、ジュネーブモーターショー2019において、プラグインハイブッド車(PHV)の主役に位置付けている、「ジープ レネゲード PHEV(Jeep Renegade PHEV)」を初めて発表しました。

GM、フォードと並ぶ米国ビック3であったクライスラーは経営不振により破綻し、当時はFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)となっていましたが、現在では「ステランティス」傘下の子会社となっています。

PHVシステムは、エンジンが1.3L 直列4気筒ガソリンターボとモーターの組み合わせで、システム全体で240hpものパワーを引き出します。さらに、エンジンが前輪、モーターが後輪を駆動させる「eAWD」システムを搭載。高速走行や雪道などさまざまな場面で安定した走行を実現させます。

日産 IMQコンセプト(Nissan IMQ concept)

《写真提供:response》日産 IMQコンセプト は仮想世界にもつながる…ジュネーブモーターショー2019[詳細画像]

ジュネーブモーターショー2019において、初披露された「日産 IMQコンセプト」は次世代クロスオーバー車のコンセプトカーで、滑らかな面とダイナミックなエッジを描くエクステリアが精悍さを印象付けます。

車名の「IM」は日産が掲げる「インテリジェント モビリティ」を具体化するもの、という意味が込められています。パワートレインは日産の主要技術「e-POWER」で、発電専用エンジンは1.5Lガソリンターボです。

特徴はリアルとバーチャルの世界を融合し、ドライバーが見えないものを可視化させるコネクテッドカー技術「Invisible-to-Visible」。室内センサー、日産の自動運転技術「プロパイロット」、「SAM」(Seamless Autonomous Mobility)のそれぞれの情報を統合し、自動車運転に必要な情報を全方位で確保します。

まとめ

《写真提供:response》アストンマーティン・ラゴンダ・ビジョン・コンセプト(ジュネーブモーターショー2018) (c) Getty Images

今回は「ジュネーブ国際モーターショー2023」の情報として、姉妹イベントとなる「GIMS 2023 カタール」の開催概要をまとめました。

「GIMS 2023 カタール」の公式ホームページを見ると、「ジュネーブ国際モーターショー2024」も2024年2月に計画されていることがわかります。

「GIMS 2023 カタール」は初めての開催として、「ジュネーブ国際モーターショー2024」は100周年として、どちらもかなりの力の入れようがうかがえます。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

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