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せっかちなイメージそのまま?クラクションを鳴らし過ぎる都道府県。上位は…

せっかちなイメージそのまま?クラクションを鳴らし過ぎる都道府県。上位は…

こちらの記事では、2016年の6月15日から30日の16日間、JAFのホームページ内で実施された交通マナーに関するアンケート結果、「不要なクラクションを鳴らす車が多いと思うか」という設問に焦点をあてて、ランキング化しています。また、クラクションに関連する道路交通法や、不要なクラクションの危険性も紹介したいと思います。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


【JAF調べ】不要なクラクションを鳴らす車が多いと思う都道府県

JAFが2016年6月に行った交通マナーに関する意識の調査にて行われた10の設問のうち、「不要なクラクションを鳴らす車が多いと思うか」という問いに焦点をあててランキング化しました。

果たしてどの都道府県がワーストの称号をもらってしまうのでしょうか…?

やっぱり?…上位は関西。1位2位と上位独占

JAFのマナーに関する意識調査、10個の設問のうちの1つ、「不要なクラクションを鳴らす車が多いと思うか。」という質問。

この問いに対し「思う」・「やや思う」と答えた都道府県、第一位は大阪でした。
大阪に住んでいる43.7%の人は不要なクラクションを鳴らす人が多いと感じているようです。
2位に京都(42.5%)、3位に福岡(37.1%)が続きます。

「せっかち」というイメージが強い関西ですが、大阪・京都と並び嬉しくない結果となりました。



こちらはワースト15位までのランキングをグラフにしたものです。

この調査では、JAFで行った他の調査のワーストにランクインしていない都市部の都道府県が多くランクインし、全体平均を上回る13の都道府県の内、7都府県が関東と関西で占められ1都3県は全てランクインするという結果になっています。

一方同質問に対して、まったく思わない・あまり思わないと回答した上位10の都道府県は、下記となります。

山形、島根、新潟、秋田に関しては同県に住んでいる8割以上の人が、全く思わない・あまり思わないと回答しているという回答結果とりました。

上位と下位の傾向を見比べると、やはり都市部などの人口が多い都道府県が下位にあつまる傾向となっています。

しかし、1位2位の大阪・京都は全体平均を10ポイント以上も上回る結果となってしまいました。


その他、JAFが行った運転マナーに関する調査は他にもありますので以下ご覧ください。

JAF運転マナーに関する記事一覧

JAFの運転マナーに関する調査について、運転マナーの悪い都道府県、ウィンカーを出さない都道府県や「ながらスマホ」の危険性、信号のない横断歩道での一時停止などをランキング化し、その他紹介などを取り入れたものです。

不要なクラクションは違反・罰則の対象に…?

みなさんはどんな時にクラクションを鳴らしますか?

クラクションを鳴らすべき状況と、鳴らしてはいけない状況などはもちろん運転免許の取得時に習うことですが、正確に答えてくださいと言われると、自信を持って回答できないという人も少なくは無いでしょう。

むやみやたらに音を鳴らすなんて行為はもちろん罰則の対象ですが、普段何気なくやってしまってる行為も罰則の対象になってしまいます。

そもそもクラクションはほとんど鳴らしてはいけない

そもそも、クラクションを鳴らしていい場面は極々限られています。

下記は道路交通法第54条の抜粋です。

第五十四条 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。
二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。
2 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。
(罰則 第一項については第百二十条第一項第八号、同条第二項 第二項については第百二十一条第一項第六号)

クラクションを鳴らしていい場面は、
・上り坂の頂上で標識にて指定された場所
・見通しの悪い交差点や曲がり角
・山地部の標識で指定された区間の見通しの悪い交差点や、曲がり角、上り坂の頂上
・危険を避けるためやむを得ない時

に限られているのです。

・知り合いに会った時など挨拶の変わりに
・前の車が遅かったり、青信号に気づかなかった時の合図

などの場面はみなさんもクラクションを鳴らしてしまった経験があるのではないでしょうか?

実はこれらは目的外使用のため不要なクラクション、クラクションの乱用に該当し、道路交通法違反となり、2万円以下の罰金や、科料に処する可能性があるのです。

逆に、警笛区間など鳴らさなければいけない場所でクラクションを鳴らさなかった場合には5万円以下の罰金が科せられます。

なぜクラクションの利用は制限されるのか?

知り合いに会った時や前の車が遅い場合、ほかに気づかせるものがないとクラクションを鳴らしたくなる気持ちは、わからなくありませんが、クラクションの使用制限は何故厳しいのでしょうか?

その理由としては
・むやみやたらにクラクションを使用すると本当に危険な時などにその存在感が薄れてしまう。
・クラクションの音が鳴らされることによって運転者の注意が散漫してしまう。

この理由には納得です…。

頻繁にクラクションの音が聞こえるようであれば、気に掛けることも減り、危険な状況か否か判断が付かなくなりますし、防げる事故も防げなくなってしまいます。

また、運転中に「何があったんだろう?」と一瞬でも音がした方を見てしまい、その一瞬が命取りに…なんてこともあり得ます。

不要なクラクションの多用は自分の危険にも…

上記説明した通り、不要なクラクションを鳴らす車が多いということは、単なる運転マナーの悪さを表すだけでなく、事故に繋がる危険もあることを表しています。

ワーストランキング上位になってしまった都道府県も、入っていない県も、運転マナーの向上に努め、思いやりをもって運転をしたいですね。

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