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実はお値打ち?トヨタのスペイドってどんな車?

実はお値打ち?トヨタのスペイドってどんな車?

トヨタのスペイド。同社のルーミー&タンクの人気に押され、スペイドは少し人気がない…?なんて言われてしまうことも。でもそれだけで購入候補から外すのはもったいない。室内も広く、乗り心地も良い実はかなりのお値打ち?な車なんです。気になる方はぜひ本記事をご覧ください。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


トヨタ スペイドってどんな車?

トヨタ スペイド

トヨタ スペイド

トヨタ スペイドは、トヨタ自動車が生産販売している4ドアトールワゴンで、2011年10月に販売終了した2代目ラウムの実質的な後継車種になります。2012年7月にカローラ店とネッツ店から、姉妹車種のポルテはトヨタ店とトヨペット店から販売が始まりました。

その特徴としては、助手席側に開口幅1,020mm、開口高1,250mmのワイヤレス電動スライドドアとなっていることで、また300mmと低いフロア地上高との段差のないフラットフロアを採用し、助手席側からの乗り降りがしやすくなっています。

現行車種のパワーユニットは1.5Lのエンジンを採用しており、4WDも設定されています。

一方で、グレード体系や装備などは基本的に2代目ポルテとほぼ同一の内容となっていますが、外観はポルテよりもクールな印象となっています。

ボディカラーは7色用意されており、姉妹車のポルテの10色の中で共通しているカラーもありますが、スペイド専用のブラッキッシュアゲハガラスフレークやボルドーマイカメタリック、フレッシュグリーンマイカメタリックが設定されているなど違いを出しています。

一方で2012年の発売から大幅なモデルチェンジは行われず発売され続けており、2020年5月には東京都を除いてトヨタの販売店では全車種併売化が行われ、カローラ店とネッツ店だけでなくトヨタ店とトヨペット店からも購入することが出来るようになっています。

スペイドは人気がないって本当?その理由とは?

トヨタ スペイド

トヨタ スペイド

スペイドと姉妹車のポルテは人気が今一つな車として扱われています。

販売台数も1ヶ月の登録台数がポルテが600台、スペイドが500台前後で両方合わせても1,100台前後であり、トヨタの同じクラスの車種にあたるルーミーが毎月コンスタントに1万台程度登録されていることに比べれば、10%しか売れていないことになります。

そのため、街中でもあまり見かけることがない車となっています。 販売台数が伸びない理由は、普通の車と違って異質な助手席側のスライドドアが影響しています。

メリットは助手席側の乗り降りのしやすさですが左右非対称のデザインとなり、左側から後部座席に乗り降りする場合には、助手席を前にスライドさせる必要があります。

また荷室に関しても後部座席の背もたれを倒しても段差が出来るなど、フラット化が求められるハッチバックの車としては使い勝手があまり良くありません。このような異質な仕組みが、スペイドとポルテの販売台数が伸びない理由となっています。

さらにルーミーやタンクが急速に販売台数を伸ばしてきたスーパーハイトワゴンの軽自動車に対応して開発され、わかりやすいコンセプトで登場しさらに価格面でも安く設定されており、スペイドとポルテの販売台数を押し下げています。

トヨタ スペイドはもっと売れてもいい!?

トヨタ スペイド Gグレード

トヨタ スペイド Gグレード

スペイドとポルテの人気は販売台数に現れているように今ひとつの評価ですが、車の完成度は高いレベルとなっています。

例えばルーミーとタンクは、軽自動車のスーパーハイトワゴンの急速な販売台数増加をみて約2年で開発されたためか、性能面で見た場合には改善の余地があるように見えました。

その点ではスペイドとポルテの方が優れており、不快感をあまり感じさせません。また、緊急自動ブレーキも採用されているので安全面でも優れています。

また敬遠されがちな助手席側のスライドドアも、開口部が広くて乗り降りがしやすいというメリットがあり、特に不自由なお年寄りには通常のドアタイプよりも乗り降りがしやすく、ドアを開けるための外部スペースも必要最小限で済みます。

後部座席の乗り降りは助手席側からは少し不便ですが、小さいお子様であれば座席をスライドさせなくても乗降できるので、ファミリー層にも向いています。

トヨタ スペイドをおすすめしたい人

ヴォクシー風の精悍な顔つき

ヴォクシー風の精悍な顔つき

スペイドは新車価格ではルーミーやタンクと比べると高く設定されていますが、一方で中古車の場合には不人気車ということもあって、人気車種と比べれば低く設定されているのが多く見られます。

軽自動車は中古車となっても税金の安さから価格が下がりにくいですが、スペイドの場合は税金が軽自動車と比べ高くなるので、中古車の価格は安くなります。購入時の費用の差からみても、安価に使い勝手の良い車と言えるでしょう。

またスペイドはポルテと違ってシャープな外観となっているので、クールな車を選びたいという人におすすめの車になります。

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トヨタ スペイドのスペック

【トヨタ スペイド X】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,995mm×1,695mm×1,690mm
ホイールベース2,600mm
最大乗車定員5名
車両重量1,160kg
燃費WLTCモード:19.0km/L
エンジン種類直列4気筒DOHC
最高出力80kW(109PS)/6,000rpm
最大トルク136N・m(13.9kgf・m)/4,400rpm
駆動方式前輪駆動方式
トランスミッション自動無段変速機(Super CVT-i)
(2020年9月現在 トヨタ公式サイトより)

トヨタ スペイドの新車価格

スペイドの2020年9月現在のグレードは3つで、いずれも2WDと4WDが用意されいます。また特別仕様車としてGLAMPERとSafetyEditionが用意されています。

X(2WD)1,693,000円 ・X(4WD)1,841,000円となります。
エントリーモデルと称して販売されており、もっとも安価なモデルになります。

F(2WD)1,740,000円 ・F(4WD)1,880,000円となります。
スペイドの標準的なモデルで、フロントセパレートシートは撥水加工が施されています。

G(2WD)1,831,000円 ・G(4WD)1,971,000円となります。
後部座席がクッションチップアップ機構付となっています。

F"GLAMPER"(2WD)1,765,000円 ・F"GLAMPER"(4WD)1,905,000円となります。
Fをベースに外観のフロントグリルやドアミラーなどにブラックを基調とした装飾が施されており、内部もブラックを基調としたシート表皮・サイド部分・ヘッドレストの合成皮革にコハクを配色しています。

F"SafetyEdition"(2WD)1,809,091円 ・F"SafetyEdition"(4WD)1,949,091円となります。G"SafetyEdition"(2WD)1,900,091円 ・G"SafetyEdition"(4WD)2,040,091円となります。

いずれもFとGをベースにしてメーカーオプションのインテリジェントクリアランスソナーが特別装備されています。

価格はいずれも税抜き価格となっています。

トヨタ公式サイトより(2020年9月現在)

トヨタ スペイドの中古車価格

X
20万円台~120万円台(2WD)
30万円台~130万円台(4WD)
F
3万円台~140万円台(2WD)
20万円台~180万円台(4WD)
G
20万円台~150万円台(2WD)
30万円台~180万円台(4WD)
F"GLAMPER"
150万円台(2WD)
中古車情報なし(4WD)
F"SafetyEdition"
中古車情報なし
G"SafetyEdition"
中古車情報なし

安いものは3万円台から高いものは180万円台と幅広い価格となっています。特別仕様車になると中古市場に出回っている車は少ないようです。

情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年9月現在)

トヨタ スペイドを中古で買うと実際安いの?

トヨタ スペイド

トヨタ スペイド

スペイドに限らず中古車の世界では、登録から4年が経過すると価格が大きく下がる傾向にあります。スペイドの相場は2016年式の3万km前後が車体本体価格80万円程度と中古車としてはベストな価格帯となっています。

一方で、それより年式が新しくなると支払総額が120万円を超えてくるため、ややお得感に欠け120万円程度の支払いとなれば新車も選択肢に入ります。

2016年より古いモデルでも支払総額が40万円程度になってきます。走行距離も多くなるため、安く買って長く乗るという場合には不向きになります。

中古車の場合には価格設定を販売店が行っていますから、必ずしも安くなるとは限りませんが、2016年式であれば新車価格の半分程度で購入ができます。

まとめ

落ち着き感あるプラム内装

落ち着き感あるプラム内装

スペイドとポルテはトヨタが販売しているコンパクトカーの中ではもちろん、車として見ても少し変わった仕組みをした車になります。

このことが災いして残念ながら販売台数は多くなく、中古車の人気がないので人気車種と比べると価格が低めに設定されることが多く見られます。軽自動車よりもコンパクトカーが良いという人には、スペイドの中古車は候補に入れておいても損はない車と言えるでしょう。

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