トヨタのコンパクトカーとは?
トヨタのコンパクトカーって?
トヨタといえば世界に出ても通用する言葉で、それだけ大きな影響力を持っているのが分かります。メイドインジャパンを代表するような存在であり、日本の車が高品質であることの証明をしているのがトヨタと言っても過言ではないでしょう。
売り上げを見ても日本の自動車メーカーのトップですし、自動車業界を引っ張るリーダー的存在と言えます。
また、トヨタは「営業のトヨタ」と言われるほど車を売るためのテクニックを熟知していますし、マーケティング能力も高いので客層を絞り込むのも上手です。
今の時代は車に求める要素が多様化していて、市場のニーズに対応するために多種多様の車を開発、製造する必要があります。トヨタは人気車種をたくさん抱えていて、有名なものだとプリウスやアクアなどのハイブリッドカーが挙げられます。
他にもアルファードやノアなどのミニバン、ランドクルーザーなどのSUVも人気です。スポーツカーとして代表的なものは86があります。
数あるラインナップの中でもコンパクトカーはバラエティあふれる存在であり、選択肢が豊富にあるので、多すぎて選べないという人がいるほどです。そこで今回はトヨタのコンパクトカーをいくつか紹介しながら、特徴や性能などを詳しく解説していきます。
トヨタ・プリウス
トヨタのコンパクトカーにはどのような特徴があるのか、まずはそこに注目していきましょう。トヨタのコンパクトカーはリーズナブルで乗りやすく、それでいて機能性も高くて使い勝手が良いのでバランスが良いです。
新車価格も100万円から200万円くらいが多く、購入しやすくてコストパフォーマンスも高いのが特徴です。安全性は高いですし、故障も少ないので長く乗り続けることができます。
ハイブリッドカーの場合は特に低燃費でガソリン代を減らすことができますし、減税の対象になるので経済的なメリットがたくさん付いてきます。
コンパクトハイブリッドカーの場合、新車で購入した方がメリットが多いので、お金に余裕があるのであれば新車で購入した方がコストパフォーマンスが良い場合が多いです。
【現行車種】トヨタにおけるコンパクトカーの特徴は?
トヨタにおけるコンパクトカーの特徴はどのようなものなのか、詳しく掘り下げていきます。
トヨタのコンパクトカーはボディタイプが様々で、丸みを帯びた車種から四角いフォルムの車種まで幅広く揃っています。
スライドドアを採用しているコンパクトカーもありますし、ミニバン並みに荷物を積むことができる車もあります。
可愛い見た目をコンセプトにしているものもありますし、クールで格好良いことをテーマに採用している車種もあるので、性別や世代を問わず人気があります。
■【トヨタ ヤリス】新登場!
トヨタ ヤリス 2020年
日本では長らくヴィッツの名で販売されてきたのですが、フルモデルチェンジを機に、海外での呼び名であるヤリスに変わっています。
変わったのはもちろん名前だけではなく、トヨタが新たに開発した新型プラットフォーム「TNGA(GA-B)プラットフォーム」を採用しており、エンジンは1リットルと1.5リットルの二種類、更にはハイブリッドモデルも用意されています。
先進運転支援システムももちろん備えており、まさに2020年の”今”の車になっています。
トヨタ ヤリスのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,940mm×1,695mm×1,500mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,550mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 940kg | |
燃費 | WLTCモード:20.2km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒 | |
最高出力 | 51kW(69PS) /6,000 rpm | |
最大トルク | 92N・m (9.4kgf・m) /4,400 rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動方式 | |
トランスミッション | 自動無段変速機(Super CVT-i) |
ヤリスについてもっと詳しく知りたい方はこちら
■【トヨタ スペイド】大口径スライドドア
トヨタ スペイド
後述するポルテとは兄弟車と呼ばれますが、フロント部分の外観は大きく異なります。しかしトヨタスペイドの特徴は、なんといっても車体左側に設けられた、一枚の大きなスライドドアです。
フラットなフロアと相まって、後席へのアクセスもすこぶる良好な車に仕上がっています。(右側は運転席と後席に普通のヒンジドアがあります。)
更に、助手席リフトアップシート仕様の用意もあり、年配の方も乗り降りがしやすくなっています。
トヨタ スペイドのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,995mm×1,695mm×1,690mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,600mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,160kg | |
燃費 | JC08モード:21.8km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | |
最高出力 | 80kW(109PS) /6,000 rpm | |
最大トルク | 136N・m (13.9kgf・m) /4,400 rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動方式 | |
トランスミッション | 自動無段変速機(Super CVT-i) |
■【トヨタ ポルテ】トールワゴン
トヨタ ポルテ F(アッシュグレーメタリック×アクアブルーメタリック)2019年
トヨタポルテはパッソと同様で可愛らしい見た目が魅力です。トールワゴンと呼ばれるだけあり、屋根は高くなっていて、車内は広く開放的です。
車内で体を伸ばすことができるので、お子さん連れの方には最適な車です。トヨタポルテは誰にでも使いやすいというのをコンセプトに掲げていて、世界中で親しまれるようなデザインに仕上がっています。
ワイヤレスで作動する大開口の電動スライドドアを装備していて、荷物で両手がふさがっている状態でもドアを開けることができるので非常に便利です。カラーバリエーションも豊富で、自分好みの色やパターンを選択することができます。
自分の好きな色を選ぶことで愛着がわきますし、より親しみを持って運転することが可能です。車内はとても広くて居心地が良く、飲み物を固定するホルダーも装備しているのでペットボトルでも缶でも置くことができます。
乗り降りが非常に楽なので、高齢者でも安心して乗り降りすることが可能です。
トヨタ ポルテのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,995mm×1,695mm×1,690mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,600mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,160kg | |
燃費 | JC08モード:21.8km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | |
最高出力 | 80kW(109PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 136N・m(13.9kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動式 | |
トランスミッション | 自動無段変速機(Super CVT-i) |
(2020年4月現在 トヨタ公式サイトより)
ポルテ、スペイドについてもっと詳しく知りたい方はこちら
■【トヨタ パッソ】おしゃれでファッショナブルな車
トヨタ パッソ 外観
まずは”おしゃれでファッショナブルな車”トヨタパッソに注目していきます。トヨタパッソは小動物のような可愛らしさがあり、ヨーロッパの街並みにもフィットするスタイリッシュさも兼ね備えている車です。
内装も非常にお洒落で、ワンポイントで色を使ったり、女性が喜びそうな装備が充実しているのが特徴です。ツートーンカラーなどを採用していて、輸入車のような遊び心やセンスを感じることができます。
トヨタのコンパクトカーの中でもパッソは女性からの人気が圧倒的で、女性の満足度が非常に高いことで知られています。
トヨタ パッソのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,650mm×1,665mm×1,525mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,490mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 910kg | |
燃費 | JCO8モード:28.0km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒 | |
最高出力 | 51kW(69PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 92N・m(9.4kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | CVT |
(2020年4月現在 トヨタ公式サイトより)
パッソについてもっと詳しく知りたい方はこちら
■【トヨタ ルーミー】新しい定番スタイル
トヨタ ルーミー 外観
トヨタルーミーは、コンパクトでありながらミニバン並みの広さを持っている、新しいスタイルを確立している車です。トヨタルーミーは重心が低くて乗り降りしやすく、ワンタッチで開閉できるパワースライドドアを装備しているので、お子さんでも簡単にドアを開けることができます。
トヨタはミニバンを製造も得意で、空間の使い方がとても上手いのでノウハウも豊富です。トヨタルーミーはゆったりくつろげる室内を持っていて、お子さんがいる家庭にもおすすめです。
大人がたくさん乗っても車内スペースに余裕があるのでこれ一台あれば色々なシーンで活躍してくれます。角度によってはコンパクトカーではなくてミニバンに見えますし、広さの割りに維持費が安いので子育て世代にも嬉しい車です。
カスタムパーツも豊富で、格好良いパパにもお勧めした車種です。トヨタが得意なミニバンの魅力をコンパクトカーに凝縮した車で、人気上昇中です。
トヨタ ルーミーのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,700mm×1,670mm×1,735mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,490mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,070kg | |
燃費 | JC08モード:24.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC | |
最高出力 | 51kW(69PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 92N・m(9.4kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | CVT |
(2020年4月現在 トヨタ公式サイトより)
■【トヨタ タンク】ルーミーの姉妹車
トヨタ タンク 2016年
トヨタタンクも、コンパクトで使い勝手が良いですが、広さも兼ね備えている車です。
ルーミーの姉妹車なので、基本的な構造はルーミーと同じと言って良いでしょう。ルーミーと違うのは細かい部分とエクステリアです。性能に差は無いので、デザインで好きな方を選ぶと良いです。
トヨタのコンパクトカーの中では比較的新しい車ですが、タンクはすでに人気を獲得していて、今後はさらに人気が出る可能性があります。
トヨタ タンクのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,700mm×1,670mm×1,735mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,490mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,070kg | |
燃費 | JC08モード:24.6km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC | |
最高出力 | 51kW(69PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 92N・m(9.4kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | CVT |
(2020年4月現在 トヨタ公式サイトより)
タンク、ルーミーについてもっと詳しく知りたい方はこちら
■【トヨタ アクア】スマート&アクティブで一歩先を見つめる
トヨタ アクア 2018年
トヨタアクアは、現在のコンパクトカー市場で最も人気が高い車と言っても過言ではありません。モデルチェンジをすると予約で納車待ちになる程で、販売台数も圧倒的な数字を記録しています。
アクアはハイブリッドカーであり、コンパクトカーでもあるので省エネで地球環境に優しいのです。低燃費で1リッターあたり40キロ近い距離を走行することができます。
ライフスタイルによっては、一度ガソリンを満タンにすれば1ヶ月以上ガソリンスタンドに行かなくても良いほどです。故障も非常に少ないので安心して乗ることができます。
車内は非常に静かで乗り心地も良いので、長距離のドライブでも疲れず、車内は音が静かなので会話を邪魔することがありません。
アクアは大ヒットしているので、中古車でも豊富に流通していますが、人気車だけあり、価格はあまり下がらないのでリセールバリューも期待できます。綺麗に乗って、しっかりとメンテナンスをしていれば予想以上の高額で売ることができるかもしれないません。
アクアはカスタムパーツも豊富ですし、グレードによってはスポーツ仕様になっているものもあるので、走りを楽しみたいという人も満足することができます。坂道でもパワー不足を感じませんし、軽自動車よりも安定した走りを期待することが可能です。
アクアはコンパクトカーですが、車内は結構広いので多くの荷物を積んで走ることができ、旅行にも使うことができます。
トヨタ アクアのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,050mm×1,695mm×1,455mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,550mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,060kg | |
燃費 | JC08モード:38.0km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒 | |
最高出力 | 54kW(74PS)/4,800rpm | |
最大トルク | 111N・m(11.3kgf・m)/3,600~4,400rpm | |
電動機種類 | 交流同期電動機(永久磁石式同期型モーター) | |
最高出力 | 45kW(61PS)/-rpm | |
最大トルク | 169N・m(17.2kgf・m)/-rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
(2020年4月現在 トヨタ公式サイトより)
アクアについてもっと詳しく知りたい方はこちら
まとめ
トヨタ アクア G ソフトレザーセレクション 2018年
トヨタのコンパクトカーは非常に種類が豊富だということがおわかり頂けたと思います。種類が豊富なので、自分に合う車が分からないという人もいらっしゃるかもしれませんが、今回の記事を読んでいただければ自分に合う一台がきっと見つかるはずです。
低燃費でランニングコストが低く抑えられるアクア、お洒落や個性を楽しみたいのであれば、パッソやポルテという風に選択肢はいろいろあります。
トヨタのコンパクトカーは故障が少ないので安心して乗ることができ、トラブルによってお金が掛かることも少ないです。コンパクトカーは自動車税も安いですし、車検代も安いので車に掛けるお金を節約したいという方にはピッタリです。