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トヨタのパッソは軽じゃないK スペック・価格・試乗記・性能まとめ

トヨタのパッソは軽じゃないK スペック・価格・試乗記・性能まとめ

パッソはトヨタが発売しているハッチバックタイプのコンパクトカーです。初代モデルは2004年に登場し、現行モデルは2016年に登場した3代目モデルになります。2018年10月にマイナーチェンジを行いました。本記事ではそんなパッソについてまとめています。(※2020年7月更新しました)

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パッソの概要・特徴

トヨタ パッソ

パッソはトヨタから販売されている5人乗りコンパクトカーです。ダイハツ ブーンのOEM車種であり、ブーンのフルモデルチェンジに合わせてパッソも新型となりました。現行モデルは3代目に該当します。

「快適」「カワイイ」などの言葉の頭文字からKを取り。「軽じゃないK」としてテレビCMでも話題となりました。

丸みを帯びた見た目とコンパクトさが女性に人気のハッチバック車となっています。見た目が可愛いだけではなく、5人乗ってもゆとりを感じられる広くて快適な車内空間も確保。誰が乗っても満足出来る仕上がりになっています。

発売された当時におけるガソリンエンジン登録者トップの走行燃費28.0km/L(JC08モード)を記録したことでも話題を集めました。軽自動車並みに優れたカタログ燃費で、燃費の良さを期待させられますね。当メディアの姉妹サイトであるe燃費では、実燃費19.00km/Lの記録が出ています。

欧州車のようなデザインと豊富なカラーバリエーション

トヨタ パッソ

トヨタ パッソ

デザインに関しては、ノーマルモデルはフロントグリル周りがシャープになりMODAモデルに関してはクリアランスランプを取り入れました。

また、フロント部分の丸みが強調されたことで欧州車のような雰囲気が醸し出されています。性別関係なく好まれそうなボディフォルムに加えて、それを決定的にするとカラーリングバリエーションの充実ぶりに注目です。

14色のボディカラーが用意され、さらにMODAモデルではツートンカラーを選ぶことも可能。ファンシーな雰囲気から大人っぽいクールでスタイリッシュなものまで、自分に合ったカラーリングの1台を手に入れることができそうです。

低燃費実現のために技術を惜しみなく投入

トヨタ パッソのエンジン

トヨタ パッソのエンジン

今回、エンジンシステム各部を徹底的に見直し、いっそう燃費性能を追求しました。

圧縮比アップや排出ガス再循環システム、吸気ポートのデュアルポート化およびデュアルインジェクター化などの低燃費を生み出すために最新技術が惜しみなく取り入れられています。

エンジンそのものの改良に加え、ボディの軽量化や食う力を意識したボディ設計なども。間接的に燃費を向上させるだけでなく、走行性能や静寂性も1つ高い次元へ導かれています。

燃費はどうなっている?

パッソの魅力はなんといっても低燃費。JC08モードで2WD車は28.0km/Lとガソリン登録車No.1の低燃費を達成しました。

2WDモデルには劣りますが4WDモデルもカタログ燃費で24.4km/Lを達成。リッターあたり3.6kmの燃費の差なら目を瞑ってしまいそうですね。

WLTCモードでは2WDモデルが21.0km/L、4WDモデルが19.0km/Lとなっています。

3台目パッソからアイドリングストップ機能が搭載されました。また、エコカー減税の対象となっている点も押さえておきたいポイントです。

パッソのラゲッジスペース

トヨタ パッソのラゲッジスペース

トヨタ パッソのラゲッジスペース

ラゲッジスペースは大型のスーツケースも楽に積めるようになっていて、その容量の大きさを伺わせます。

必要に応じてリヤシートを倒すことで、長尺物や横幅のあるものも積めるアレンジが可能。開口部も広く大きいので荷物の出し入れがしやすく、たくさんお買い物をした場合でも簡単に出し入れが出来るのも魅力的です。

ソファのような後部座席のベンチシート

トヨタ パッソのシート

トヨタ パッソのシート

搭乗人数は最大5人ですが、5人乗ってもクラストップの前後乗員間距離940mmとなっているので、
コンパクトカーにありがちな窮屈さを感じることなくゆったりと過ごせるでしょう。

ソファのように並んで座ることのできるベンチシートが採用されています。シートバックとサイドで身体を支えてくれるのでフィット感も抜群。安定した座り心地で長時間の乗車でも最小限の疲労感で快適に過ごすことができるでしょう。

ワンタッチで施錠ができるキーフリーシステム

トヨタ パッソ

トヨタ パッソ

カーライフを快適に過ごす室内装備が充実しています。

オートエアコンが標準装備され、温度調整はプッシュ式コントロールパネルに見やすい液晶表示を採用。運転中でも簡単に変更でき、常に快適な温度で過ごすことが出来ます。

ドアの開け閉めにはキーフリーシステムを搭載。大きな荷物を持っていても、小さなお子様を抱えたままでもワンタッチで施錠・解錠ができます。フロントドアは大きく開くので乗り降りに苦労することはありません。

マルチインフォメーションディスプレイでエコドライブを楽しむ

トヨタ パッソ

トヨタ パッソ

ディスプレイ・メーターには「マルチインフォメーションディスプレイ」を搭載。大きなカラー液晶で走行距離やアイドリングストップなどのエネルギーモニターがひと目で見れてエコ運転をサポートしてくれます。

これにより、普通に運転しながらも楽しみながらエコ運転ができるようになっています。

インテリアにも使い勝手が良いものが設置されていますがオプションが豊富なので、ご自身で必要なものをチョイスしカスタマイズすることによりオリジナリティ溢れる一台が作れます。

パッソの安全性能

トヨタ パッソ

トヨタ パッソ

・衝突回避支援システム(スマートアシストⅢ)
先行車との衝突の危険性が高まった場合、緊急ブレーキで減速し衝突回避と被害軽減をサポートしてくれます。幅広い車速域で対応をしてくれるので安心です。

・衝突警報機能(対車両・対歩行者)
走行中に前方の車両や歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザーと警告灯でお知らせしてくれます。夜間や悪天候の際に非常に役立ちます。

・車線逸脱警報機能
道路上の車線を認識後、車線から逸脱しそうになると、ドライバーへ警報し逸脱回避操作を促します。これにより隣接車線の車との接触を未然に防ぐよう配慮してくれます。

充実した安全装備(予防安全・衝突安全)

トヨタ パッソ

トヨタ パッソ

予防安全にも多彩な機能が備わっています。

走行状況に応じてブレーキを制御してくれるEBD付ABSや雨や雪など滑りやすい路面などで横滑りが発生してしまったときにブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールし車両の安定性を確保するVSC&TRCを搭載。

そのほかにもLEDヘッドランプで歩行者や他の車へ自身の存在を表し事故を未然に防ぐサポートをしてくれます。

また、万一に備えた衝突安全にも余念がありません。6つのエアバッグによってすべての席の安全を確保し、事故の影響を最小限に抑えます。衝突安全ボディで前後左右の衝突の衝撃を軽減するようになっている点にも注目です。

パッソの新車価格と中古車相場

トヨタ パッソ

トヨタ パッソ

 

パッソの価格表
新車価格 X:1,150,000円
X“L package”:1,250,000円
MODA:1,420,000円
特別仕様車 MODA"Charm":1,470,000円
中古車価格1万円〜184万円
※新車情報は公式サイト調べ(2021年11月現在)
※中古車相場はレスポンス中古車検索より(2021年11月現在)

※価格は消費税抜き

新車価格と中古車相場は上記のようになっています。110万円〜140万円台となっていて、ヤリスやフィットのような定番コンパクトカーと比較すると手に届きやすい価格帯です。

パッソの口コミ・評価は

パッソ

パッソ

大きさも、使い勝手も、華美でなく。求める車としての価値は十分です。
派手でやたらと押し出しを強調する今の車は下品です。
やさしく良い車です。

代車で借りた 1000ccのパッソ 440km走行で満タン20Lでした。トヨタの3気筒エンジンは燃費いいですね

パッソの見た目が気に入っているという声が多く見られました。

また、燃費に満足しているという声も。

パッソの試乗記

素晴らしかったのは燃費性能である。今回のドライブは混雑した市街地走行が約7割を占めていたため燃費的には結構厳しい条件だったが、すり切り満タン法で測った実燃費は22.6km/リットル。試乗車の平均燃費計は2年前に乗ったスズキ『ハスラー』と並んで結構辛かったため、給油するまでは燃費値はそれほど高くないと思っていたのだが、実燃費が燃費計値を大きく上回った。

街乗り60km/h程度までならエンジンは黒子に徹し、室内は文句なく静か。耳に届くのは165/65R14サイズのエコタイヤが発するロードノイズくらいのもの。

トヨタ『パッソ』は、超ベーシックカー。誤解を恐れずに言っちゃうと、まったくクセがないクルマなんですよ。良くも悪くもココっ!というポイントを指摘しにくいクルマなんですが、ちゃんとドライビングポジションは取れるし、シートの座り心地やホールド感もなかなかだし、エクステリアもインテリアもイヤミのないデザイン。

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まとめ

当記事では、パッソについてご紹介しました。

軽自動車とコンパクトカーで迷っているそこの貴方。軽じゃないK、パッソはいかがでしょうか。

トヨタ パッソ

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パッソに関するFAQ

パッソは、軽自動車じゃないの?

パッソは、軽自動車ではなく普通車となります。ただ、パッソの1L 直列3気筒エンジンや、コンパクトなボディには、実際にパッソを開発したダイハツの軽自動車作りのノウハウが惜しみなく投入されていて、それが優秀な燃費性能につながっています。

パッソとダイハツ ブーンの関係は?

パッソは、ダイハツ ブーンの姉妹車となります。パッソは、ダイハツで作られていて、いわゆるOEMでトヨタが販売している、という関係になります。デザインは細かい部分が異なりますが、実際には同じクルマと言えるでしょう。

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