トップへ戻る

ダイハツの軽トールワゴン、「ムーヴ」を徹底分析!

ダイハツの軽トールワゴン、「ムーヴ」を徹底分析!

ダイハツで製造販売しているムーヴ。軽トールワゴンと呼ばれるカテゴリーの車です。初代のムーヴはカスタムとの2系統がメインでしたが、それは今も変わりません。今回はダイハツのムーヴとムーヴカスタムについて解説します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


ダイハツ ムーヴとは

ムーヴカスタム

ムーヴカスタム

ムーブはL500系のミラを元に開発され1995年に初代モデルが発売されました。デザインはイタリアのI.DE.A(デザインスタジオ)と共同開発でボディタイプは軽トールワゴンとなり、広々とした室内・使い勝手の良さ・上品なデザインで、様々な年代の人気を得ました。

タイヤをボディの4隅に持ってくることで室内空間を最大限確保し、実用性・利便性に優れ効率のいいとても広い室内空間や、ボディなどの上品なデザインは後のモデルにも引き継がれています。

ムーブという名前は英語のMOVEからきており、感動させるや動かすといった意味合いがあります。たくさんの人の心を掴み買い物などの普段使いから、遠くへのドライブまでこなすムーブにはまさにうってつけと言えます。

また、専用グリルや大型バンパーを備えたスポーティータイプで、人気モデルとなるカスタムも初代からラインナップされています。

ムーヴとムーヴ カスタムの違いは?

ダイハツ ムーヴカスタム RS ハイパーSA III

ダイハツ ムーヴカスタム RS ハイパーSA III

ヘッドライトはムーブが若干吊り目で、カスタムは大きめのヘッドライトで直線基調となっています。また、オプション装備となるLEDヘッドライトがカスタムでは全部のグレードで標準装備となります。大人しめのムーブと精悍なカスタムといった感じでしょうか。

フォグランプは残念ながらムーブには装備されていないのですが、カスタムではLEDのフォグランプが標準装備されています。

ムーブのフロントグリルは全体がメッキパーツになっているのに対し、カスタムのフロントグリルのデザインはダークメタリックとなっています。

足元にも違いがありムーブはホイールカバーか14インチアルミホイールですが、カスタムは全部のグレードでアルミホイールとなりグレードによりデザインが変わります。

XリミテッドSA ⅢとXは14インチのアルミホイールで、RSハイパー SA Ⅲの方は15インチのアルミホイールとなっています。

リアのコンビランプの見た目も違いがあり、カスタムはクリアでLEDストップランプとなっており、夜間はテールランプが長く上下に光るデザインとなっています。バンパーもエアロタイプでL型の反射板が下部に取り付けられています。

ダイハツムーヴのグレード

ダイハツ ムーヴ X SA

ダイハツ ムーヴ X SA

ダイハツムーヴにはグレードがLとXがあり、さらに細分化されたグレードが設定されています。Lはキーレスエントリーを装備したもので、Xはアルミホイールが標準装備になっています。Xにはそのほかにもターボエンジン搭載のXターボがあります。

公式サイトでは別枠になっていますがムーブにはカスタムモデルもあり、質感が高くこだわりを満たしたエクステリア・インテリアデザインで、基本性能は高くドライビングは心地よく感じることができます。

ダイハツ ムーヴの運動性能

ダイハツ ムーヴ L SA III

ダイハツ ムーヴ L SA III

Dモノコック(軽量高剛性ボディ骨格構造)により車の基本性能がアップしています。全面厚板ハイテン化されたサイドアウターパネルが構造断点をなくすため、力を骨格全体で受け止めることができます。それにより、高剛性化・軽量化・従来と同じ衝突強度を実現しています。

足回りは改良を施されたDサスペンションが採用されています。リアサスペンションのスプリング・剛性アップ・ステアリング取付部などの細かい部分まで改良し、コーナリング時の車の傾きなどを抑え安定した操縦性と快適な乗り心地を実現しています。

高価となるアルミ素材や炭素繊維は使わずにコストを抑え、着眼点を違う部分に置き改良することで低コスト化・燃費の向上・走行性能の向上を実現しました。

ダイハツ ムーヴのインテリア

いくつかのグレードがありますがグレードによるインテリアの違いはそれほどありません。インパネはグレージュ・ホワイト・ダークグレーの3つのカラーを使用し、スタイリッシュで上品さを演出された空間となっています。

また、ブラックインテリアパックによって、精悍な黒基調のインテリアを選択することもできます。

ベージュで統一されたドアトリムやシートカラーは、華やかさ・明るさがあり幅広い方が好感を持つ事ができ、シート表皮のファブリックは心地いい手触りの物を使用し、上品でくつろぎのある空間を実現しています。

グレードによる違いはXやX“SA Ⅲ”にはプレミアムシャインブラックカラーのメッキエアコンレジスターノブ・エアコンレジスターガーニッシュが標準装備され、ターボエンジンを搭載したモデルはステアリングが革巻きとなっています。

ダイハツ ムーヴのエクステリア

ダイハツムーヴは色の展開が豊富で、レーザーブルークリスタルシャインやダークエメラルドマイカなどの個性的な色味からも選ぶ事が可能となっています。

また、女性うけするライトローズマイカメタリックなども揃っているので、スタイリッシュな車を好むタイプの人にも、可愛いタイプを好む人にもどちらでも好きなカラーに出会えるでしょう。

ダイハツ ムーヴのスペック

【ダイハツ ムーヴ L】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,395mm×1,475mm×1,630mm
ホイールベース2,455mm
最大乗車定員4名
車両重量820kg
燃費WLTCモード:20.7km/L
エンジン種類水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
最高出力38kW(52PS)/6,800rpm
最大トルク60N・m(6.1kg・m)/5,200rpm
駆動方式FF(前2輪駆動)
トランスミッションCVT
(2020年11月現在 ダイハツ公式サイトより)

ダイハツ ムーヴの新車価格

Xターボ“SA Ⅲ”
2WD:1,250,000円
4WD:1,365,000円
X“SA Ⅲ”
2WD:1,180,000円
4WD:1,295,000円
特別仕様車 X“リミテッドⅡ SA Ⅲ”
2WD:1,160,000円
4WD:1,275,000円
X2WD:1,120,000円
4WD:1,235,000円
L“SA Ⅲ”
2WD:1,090,000円
4WD:1,205,000円
L2WD:1,030,000円
4WD:1,145,000円

※ダイハツ公式サイトより(2020年12月現在)

多くのグレードがあり、価格は110万円台~150万円台と低く抑えられています。価格は消費税抜きとなっています。

ダイハツ ムーヴの中古車価格

Xターボ“SA Ⅲ”
60万円台~130万円台
X“SA Ⅲ”
50万円台~130万円台
特別仕様車 X“リミテッドⅡ SA Ⅲ”
50万円台~150万円台
X
30万円台~110万円台
L“SA Ⅲ”
40万円台~130万円台
L
20万円台~120万円台

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年12月現在)

ダイハツムーヴの価格帯は20万円台~150万円台と幅があり、グレードや製造年月日により異なります。

全グレードでの平均価格は100万円台で、新車で買うよりもかなりお買い得に購入できます。価格は4WD込みの価格となっています。

ダイハツ ムーヴ カスタムの運動性能

ムーヴカスタム RS ハイパーSA

ムーヴカスタム RS ハイパーSA

ターボエンジンを搭載するムーヴカスタムRS”ハイパーSAⅢ”の方は、「排気量を1,000ccくらいに増やしたような印象」で動力性能に余裕があり、乗っていて楽しさを感じます。

ヒルホールドシステムにより登り坂で発進する際、ブレーキからアクセルへ足を移動するときに車が後ろに下がるのを防ぎます。これにより坂道発進が苦手な方でもスムーズに発進することができます。

ダイハツ ムーヴ カスタムのインテリア

ハンドル部分にオーディオの切り替えスイッチがついていて、天井が高く室内空間が広々しています。窓も大きく視界が良好なのもポイントの1つになります。

トランクルームの開口高は825mmあり、背が高い荷物でも比較的簡単に積み込むことが可能となっています。

ダイハツ ムーヴ カスタムのエクステリア

ライトやフォグランプが上質なイメージを持たせてくれます。外観がコンパクトなサイズ感に対して豪華なので、他のセダンタイプなどと比べても決して見劣りしない作りになっています。

アルミホールのデザインもグレードによって変わり、XリミテッドSA ⅢとXは14インチのアルミホイール。RSハイパー SA Ⅲの方は15インチのアルミホイールとなっています。

ダイハツ ムーヴ カスタムのスペック

【ダイハツ ムーヴ カスタム X】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,395mm×1,475mm×1,630mm
ホイールベース2,455mm
最大乗車定員4名
車両重量830kg
燃費WLTCモード:20.7km/L
エンジン種類水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
最高出力38kW(52PS)/6,800rpm
最大トルク60N・m(6.1kg・m)/5,200rpm
駆動方式FF(前2輪駆動)
トランスミッションCVT
(2020年9月現在 ダイハツ公式サイトより)

ダイハツ ムーヴ カスタムの新車価格

特別仕様車 RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”
2WD:1,505,500円
4WD:1,620,000円
RS“ハイパーSA Ⅲ”
2WD:1,505,000円
4WD:1,620,000円
特別仕様車 X“リミテッドⅡ SA Ⅲ”
2WD:1,380,000円
4WD:1,495,000円
X“Limited SA Ⅲ”
2WD:1,380,000円
4WD:1,495,000円
X2WD:1,270,000円
4WD:1,385,000円

※ダイハツ公式サイトより(2020年12月現在)

一番高いグレードでも160万円台と価格が抑えられており、カスタムでも購入しやすい価格となっています。価格は消費税抜きの価格となります。

ダイハツ ムーヴ カスタムの中古車価格

特別仕様車 RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”
110万円台~190万円台
RS“ハイパーSA Ⅲ”
90万円台~160万円台
特別仕様車 X“リミテッドⅡ SA Ⅲ”
80万円台~160万円台
X“Limited SA Ⅲ”
70万円台~150万円台
X40万円台~140万円台

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年12月現在)

価格は40万円台~190万円台となっています。一番安いのは60万円台で高いのは190万円台と、幅広い価格帯となっており好みの一台が見つかるでしょう。

価格は4WD込みの価格となっています。

ムーヴとムーヴ カスタムで迷ったら?

ムーヴ カスタム ハイパー

ムーヴ カスタム ハイパー

上記で紹介したように、フロントグリル・アルミホイールなど見た目や装備に違いがあります。

見た目は控えめだけど価格重視で選ぶならムーブ。かっこいい見た目や装備にこだわりたい方はムーブ カスタムを選ぶといいでしょう。

まとめ

ダイハツ ムーヴ

ダイハツ ムーヴ

軽自動車でありながらタウンユースに限らず、長距離走行にも向いているのがダイハツムーヴになります。カスタムはインテリア・エクステリアともに上質な大人の雰囲気がふんだんに盛り込まれており、軽自動車でもワンランク上を求めている方におすすめとなります。

関連する投稿


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


【2023年】風を感じるオープンカーおすすめ5選!人気車種と最新情報をお届け

【2023年】風を感じるオープンカーおすすめ5選!人気車種と最新情報をお届け

「オープンカー」という言葉を聞いただけで、クルマ好きの人なら心がときめくはず。屋根を開けて、風を感じながら走るドライブは爽快そのもの。この記事では、2023年の最新のオープンカー情報を紹介します!


【2024年】新車で買える!現行MT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2024年】新車で買える!現行MT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

車との一体感をより感じやすい運転感覚が熱烈な支持を受けるMT車ですが、もはやスポーツカーでもラインアップ数がどんどん減っているのが現状。この記事では、こだわりのMT車が選べる現行車種をメーカー別にご紹介していきますので、どんな車種でまだMT車が選べるのかをぜひチェックしてみてください。スポーツカーから軽自動車までバラエティ豊富な車種が登場しますので、お気に入りの一台がきっと見つかるはずです。(2024年3月更新)


ハスラーとタフトはどちらがおすすめ?価格や燃費や使い勝手で徹底比較

ハスラーとタフトはどちらがおすすめ?価格や燃費や使い勝手で徹底比較

軽クロスオーバーSUVの人気が高まっています。SUVらしい機能や性能でワクワクのカーライフを送りつつ、価格や維持費でグンと節約ができる軽の魅力も兼ね備えていることを思えば、その人気も納得です。中でも人気なのは「スズキ ハスラー」と「ダイハツ タフト」で、どちらを選ぶか悩んでいるという方も少なくないはず。項目別にこの2台を徹底比較していきますので、車選びの参考にしてみてくださいね。


トヨタ ルーミーの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

トヨタ ルーミーの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

近年大人気の「トールワゴン」タイプであるトヨタ ルーミーは、2021年上半期の販売台数ランキングで単独車種として普通車トップクラスの販売台数を記録するなど、国民車的な人気を誇るモデル。毎日使える実用性が特徴的なルーミーだけに、燃費情報は気にしておきたいところですよね。この記事では、カタログ燃費や実燃費、ライバルとの比較など、ルーミーに関する燃費情報をくまなくご紹介していきます。


最新の投稿


ホンダ新型「フリード」初公開!人気のコンパクトミニバンが8年ぶりの全面刷新で2024年6月発売へ

ホンダ新型「フリード」初公開!人気のコンパクトミニバンが8年ぶりの全面刷新で2024年6月発売へ

ホンダは、2024年5月9日、3代目となる新型「FREED(フリード)」を2024年6月に発売すると発表。同時に、同車に関する情報を、特設サイトにて先行公開しました。


【2024年版】原付バイク(50cc以下)新車・中古車の人気おすすめ車種を紹介!

【2024年版】原付バイク(50cc以下)新車・中古車の人気おすすめ車種を紹介!

値段が手頃で維持費が安く、取り回しも楽で日常の足として重宝する「原付一種」と呼ばれる排気量50cc以下の原付バイク。日本国内だけでもホンダ・ヤマハ・スズキから、デザインや機能などさまざまなモデルの原付バイクが数多く販売されているので、どれを選べばいいか悩む方も多いでしょう。そこで本記事では、現在新車で購入できるモデルをはじめ、中古でもおすすめできる50cc以下の原付バイクを一挙紹介します。この記事を参考に、ぜひ自分にマッチした原付バイクを見つけてくださいね。


メルセデス・ベンツ新型「GLA」発表!1,000万円超えのハイパフォーマンスモデルも

メルセデス・ベンツ新型「GLA」発表!1,000万円超えのハイパフォーマンスモデルも

メルセデス・ベンツは、2024年3月28日、都市型SUV「GLA」の「GLA 180」に新型エンジンを採用、BSG 48V電気システムを組み合わせた新たなモデルと、ハイパフォーマンスモデルとなる「GLA 45 S 4MATIC+」を発表。同日発売しました。


トヨタ新型「GRヤリス」発表!走行性能高めた特別仕様車も

トヨタ新型「GRヤリス」発表!走行性能高めた特別仕様車も

トヨタは、東京オートサロン2024にて初公開した“進化版”となる新型「GRヤリス」を、2024年4月8日に発売しました。さらに同車をベースとした特別仕様車「GRヤリス RZ“High performance・Sébastien Ogier Edition」および「GRヤリス RZ“High performance・Kalle Rovanperä Edition」も抽選申込受付も3月21日に開始しています。


高速道路を降りずに温泉でリフレッシュ!全国のハイウェイ温泉一覧

高速道路を降りずに温泉でリフレッシュ!全国のハイウェイ温泉一覧

高速道路を降りずに温泉に入れる「ハイウェイ温泉」をご存じですか?長距離ドライブ時の休憩として温泉に入ってちょっと一息入れるには最適な施設です。この記事では、全国のハイウェイ温泉を紹介します。


ブログ 始め方 新車情報 原付 おすすめ 自動車税 新型iphone 予約 iphone15 予約 楽天モバイル 評判 wimax au回線 副業 年賀状 安い