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【クロカンSUV】トヨタ「FJクルーザー」その魅力に迫る!

【クロカンSUV】トヨタ「FJクルーザー」その魅力に迫る!

トヨタの製造販売していたクロカンSUV、FJクルーザーは、国内での販売以前に2006年に北米で2008年にはメキシコ・中国で発売された後、2010年に国内販売がなされた車です。2018年の製造販売終了まで殆ど形を変えず販売されていました。今回はこのFJクルーザーについて見ていきます。気になる日本復活はあるのでしょうか。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


トヨタ・FJクルーザーとは?

トヨタ FJクルーザー

トヨタ FJクルーザー

FJクルーザーは、2006年に北米市場から販売され登場したSUVとなります。また、その後FJクルーザーの人気に伴い、北米市場だけに留まらず、メキシコ・中国市場へと販売され、日本市場でも2010年から2018年まで販売がされていました。

日本では本格派オフロード4WD市場は縮小し続けており、販売台数も低迷して絶版車種が増加しているため、その穴埋め役として投入されたのがFJクルーザーとなっていました。

個性的となるレトロデザインで、ポップな色使いで一際目立つFJクルーザーは、ランクルプラドをベースとして開発されたクルマとなります。

両側開口観音開きドアの採用となり、ドアを閉じた際は2ドアモデルのような洗練されたフォルムであり、とてもユニークなスタイルとなっています。

見た目の印象はパイクカーのようなイメージがありつつも、オフロードの走破性は高いポテンシャルを誇ります。そんなヘビーなクルマとして支持を受け、その見た目とのギャップが魅力的とされてきました。

トヨタ・FJクルーザーのグレード

左から、トヨタ・FJクルーザー オフロードパッケージ(ツートーン ダークグリーン)、カラーパッケージ(ツートーン オレンジ・オプション装着車)、カラーパッケージ(ツートーン スモーキーブルー・オプション装着車)

左から、トヨタ・FJクルーザー オフロードパッケージ(ツートーン ダークグリーン)、カラーパッケージ(ツートーン オレンジ・オプション装着車)、カラーパッケージ(ツートーン スモーキーブルー・オプション装着車)

FJクルーザーはモノグレードと言ってもいいほどシンプルな種類となり、スタンダードグレードとなるのが「ベースグレード」となります。

17インチスチール製ホイールが標準装備され、ステアリングやシフトノブ、トランスファーノブはウレタン製となります。さらにオプションにより他のグレード装備を装着することも可能となります。

「オフロードパッケージ」はその名の通り、悪路走行を重視された装備や性能が施されており、ビルシュタイン製モノチューブショックアブソーバー、リアデフロックなどが装備されています。単筒式ならではの優れた減衰力が、車体の安定感を保ってくれます。

「カラーパッケージ」は走行性能よりも内外装のドレスアップを充実されたモデルと考えて宜しいでしょう。そのため走破性を求めると言うよりは、見た目をより自分好みにしたいと求めている方へおすすめになります。

「ブラックカラーパッケージ」はバンパー・フロントグリル・ドアミラー・ホイールなどがブラックで統一されているため、シックなモデルとなります。

「レッドカラーパッケージ」が2011年12月に新仕様として設定されていました。レッドの専用ボディカラーだけでなく、室内にまで赤色のアクセントがふんだんに用いられており、シックではなくカラーとして目に付くレッドを採用し、カラフル性を存分に活かしています。

「ファイナルエディション(特別仕様車)」はFJクルーザーの生産終了の最終モデルとなっており、内外装ベースカラーをベージュとしてモダンなスタイルとなっています。

サイドドアやドアハンドルなど各所にブラックでアクセント色を施し、軽い演出がされています。

トヨタ・FJクルーザーの特徴

トヨタFJクルーザー・ファイナルエディションのラジエーターグリルとフロントバンパー

トヨタFJクルーザー・ファイナルエディションのラジエーターグリルとフロントバンパー

特徴としてはランドクルーザー40系をイメージしつつ、現代的なデザインになっています。また、現行法に伴いFJクルーザーも当然法規に則った造りで魅力を十分に活かしており、インパクトあるエクステリアが施されています。

そのほかにも、一見2ドアと思われがちなFJクルーザーは、実はセンターピラーレスで左右開口式4ドアを採用しクーペモデルのようになっていることで、スポーティな印象と高度な使い勝手を両立しています。

さらに、高い地上高と本格的なパートタイム4WD、ラダーフレーム構造の組み合わせは荒れた路面でも軽くこなす走破性の高さをもたらしています。

トヨタ・FJクルーザーの性能

トヨタ FJクルーザー

トヨタ FJクルーザー

FJクルーザーはアメリカンなクルマということもあり、車体の無骨さが最大限に醸し出されています。

高級車のスタンスは車高を下げてゴージャス性を見せつけているのに対し、FJクルーザーの車高は高めに設定されているため、高い目線で街中を見下ろすという逆転の発想とも言えます。

大柄なだけにエンジンのパワフルさも大事で、4L V型6気筒エンジンでゆったりとストレスを与えず走り出せ、加速力も申し分ないクルマの象徴を与えます。

安全装備としてはエアバッグとサイドエアバッグが前席に装備されるほか、カーテンシールドエアバッグまで全車で標準装備され、バッシブセーフティに関してはしっかりと安全対策を施しています。

トヨタ・FJクルーザーのオプション装備

ただでさえインパクトあるFJクルーザーを、オプション装備によってよりオリジナルファッションカーとして、ユーザーの中には楽しんでいる方も多く見られます。

そんなオプション装備として、FJクルーザーにはフロントバンパーエクステンションで角形型をイメージさせ頑丈な車体を演出、さらにフロントグリルガードで強烈な衝突パワーでも微動だにしない雰囲気が感じられます。

車高の高さから車内への乗車をしやすくするためにサイドステップバーで利便性を加えながらも、カッコよさをよりアピール、ワイドオーバーフェンダーで悪路走破性へのカバーと共に、見た目の強調、テールパイプフィニッシャーでスポーティ性も施されています。

レジャーの際には荷物を持ち運びがしっかりと出来るようにルーフラックパーツも可能、オフロード車ということもあり、タイヤのパンク対応としてスぺアタイヤの持ち運びも出来るように、スペアタイヤカバーなども装着が可能となります。

FJクルーザーにオプション装備を備え付けることでより、インパクトが強くなり使用頻度も高くなるでしょう。

トヨタ・FJクルーザーのエクステリア

外装としてはオフロード性が際立っており、街中を走るイメージはあまり感じられません。コンパクトカーブームということもあり、逆に目立ってしまうワイドクロカンSUVとなります。

アメ車として販売されていたこともありボディサイズが全長4,635mm・全幅1,905mm・全高1,840mmと強烈で、現在では滅多に見ることはない角形型のボディとなっているため、小丸型ヘッドライトが可愛いイメージに感じてしまう所もあります。

トヨタ・FJクルーザーのインテリア

FJクルーザー“レッドカラーパッケージ”

FJクルーザー“レッドカラーパッケージ”

内装としては、ステアリング・シフトレバー・インパネボタンなどの大きさに目が留まります。その理由として、アウトドアを楽しむということで、厚手の手袋などを付けたままでも、運転可能なサイズでドライブが出来ることやボタンが押しやすいよう配慮されています。

またシートも表皮は撥水加工が施しており、表皮裏には防水フィルム設置などで、シートは濡れにくくなっています。ラゲッジスペースも防汚対策がされているため気兼ねなく荷物を入れることができます。

ヘビーデューティーに耐えられるように、フロアマット類はラバー調素材が採用されており、汚れても簡単に掃除できて重宝します。

トヨタ・FJクルーザーの探し方

original【シカゴモーターショー05】トヨタ、FJクルーザー を市販化

original【シカゴモーターショー05】トヨタ、FJクルーザー を市販化

FJクルーザーは生産終了ということもあり、希少価値として相場が上がりつつあります。その中でもグレードとして「ブラックカラーパッケージ」が、全体的に落ち着きのあるグレードとして人気があります。

そのようなことから中古車販売店での購入は難しいとされ、やはりサイト購入へと目を向ける方が多く存在います。しかし、個人的に探していくのは難しいため、取扱店への購入依頼なども一つの手段として考えるのも良いかもしれません。

トヨタ・FJクルーザーの中古車価格

ベース 4WD
170万円台~390万円台
オフロード パッケージ 4WD
180万円台~360万円台
カラーパッケージ 4WD
150万円台~420万円台
ブラックカラーパッケージ 4WD
220万円台~420万円台
ファイナルエディション 4WD
330万円台~460万円台
レッドカラーパッケージ 4WD
270万円台~320万円台

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2021年1月現在)

安いのは150万円台高いのは460万円台で、価格帯は150万円台から460万円台となっており、レッドカラーパッケージは数自体が少なくなっています。

トヨタ・FJクルーザーの評判

見た目が大きく高さがあり、ドライビングポジションも高いため運転席からの視界が良好で乗っていて気持ちがいいや、シンプルなのでいじりやすく自分好みにする事ができ可愛らしさがあります。

排気量が4Lで扱いやすく上り坂でもぐんぐん進むパワーがあり、オフロードでの走破力やハンドリングが良く河川敷でのBBQなどのアウトドアでは、近くまで荷物を運ぶことができます。

気になる点は燃料や税金などの維持費が高く、趣味やセカンドカーとしては良いかもしれません。

気になる!日本復活はある?

【SEMAショー13】トヨタ FJクルーザー、米国で最終モデル…限定2500台のオフロード仕様

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一度生産終了となった車種の復活は考えにくいですが、情報として北米市場でFJクルーザーの後継車種ではないかと、一つの車名が上がっています。

FT-X4が東京モーターショーで公開され、FJクルーザーと同等のコンセプトとなっていることから、後継SUVと言われていることは否めません。

しかし、後継車や復活があるとしても北米専売車として販売がスタートする可能性が高いことから、日本への発売復活への道のりは遠いとされます。

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まとめ

トヨタFJクルーザー×Style Cb(東京オートサロン12)

トヨタFJクルーザー×Style Cb(東京オートサロン12)

FJクルーザーのようなオフロード車種は、これからの環境問題に伴いトヨタだけでなく他社メーカーでも将来的に減少方向へ進んでいくと見られています。そのため、FJクルーザーはこれからの価格高騰の可能性があり、人気度も増えています。

このようなオフロード車は私生活でのクルマとして使用するのではなく、楽しみを味わうクルマとして使用してみてはいかがでしょうか。

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