クロカンをもっと知りたい!クロカンとは?
みなさんは、クロカンと聞くと何を思い浮かべますか?クロカンとは、クロスカントリーの略で、オフロード、つまり舗装されていない道などを指します。
つまりクロカンとは砂地や岩場など、普通の車ではいけないような場所にいける車なんです。
本記事ではそんなクロカンの代表車種を集めてみました。クロカンが気になっている方はぜひ、参考にしてくださいね。
■そもそもクロカン(クロスカントリー)とは SUVとの違いは?
親しみを込めて私たちはクロカン、と略称で呼びますが、正確には「クロスカントリー」車または「クロスカントリービークル」です。
クロスカントリー、つまり舗装されていない道(舗装路以外で車両が侵入可能な道)を走るための車がクロカンです。
そのため、クロカンは凹凸の多い地形や、足場の悪い場所でも、衝撃を吸収し、楽しく走行できるように設計されています。
ちなみに同じく、アウトドアやレジャーにぴったりのSUVとの違いは、フレームにあります。クロカンはフレームにラダーフレームを採用していますが、SUVは乗用車で多く使用されているモノコック構造を採用しています。
ラダーフレームとは
このラダーフレームってなんだ?と思う方もいるかと思いますが、フレームとは、車を支えている骨組みのようなものですよね。
そしてこのラダー(はしご)フレームは、馬車の時代から採用されており、頑丈で製造が容易、そして重量がモノコック型などと比較して重いという特徴があります。
そのため、岩場などのオフロード系の車種には、ラダーフレームが多く採用されています。(ベンツのGクラス、トヨタのランドクルーザー、ジープのラングラーなど)
そして、車軸式サスペンション、これは大型トラックにも使用されているサスペンション型式です。左右の車輪が車軸でつながっているため、構造が単純かつ悪路に強いです。(一方、乗り心地があんまり、という欠点もあります…)
クロカン人気代表車種まとめ
それでは、現行のクロカン車をご紹介いたします!
貴方の気になる一台はあるでしょうか。
■トヨタ ランドクルーザー
地球上どこでも走れるクルマであり、かつ地球で最後に残るクルマであることを開発の掟として示している車…。
それがランドクルーザーです。
ランドクルーザー、通称ランクルは、トヨタ自動車が製造する最上級モデルの大型クロスカントリー車です。
日本だけではなく、海外でも高い人気を誇ります。
■スズキ ジムニー
「ジムニー」は、1970年に軽自動車で唯一の四輪駆動車(当時)として発売して以来、悪路走破性とコンパクトな車体による取り回しの良さにより、様々な作業現場や山間部、積雪地の重要な交通手段として活躍してきた車です。
20年ぶりとなるジムニー&普通車カテゴリのシエラがフルモデルチェンジを行い、その売れ行きは好調すぎて納品が半年待ち!?なんて状況なんだとか。
本格的な四輪駆動の性能と親しみやすさから、レジャー用に購入する層も多く、国内でのコンパクト4WDの市場を築き上げたと言っても過言ではない車です。
■スズキ ジムニーシエラ
スズキの軽自動車兼オフロード四輪駆動車・ジムニーの派生モデル、それがジムニーシエラです。シエラ(英語:Sierra)とは、山脈を意味しています。
ジムニーが軽自動車であるのに対し、ジムニーシエラは普通自動車で登録されています。ジムニーのワイド版といった立ち位置です。
1998年に「ジムニーワイド」として登場したものの、2002年にジムニーシエラに改名。以降、マイナーチェンジや一部改良を繰り返しながら進化し続ける3ドアワゴンタイプのクロカンです。
ジムニーと共にフルモデルチェンジを行い、7月より新型車が発売中です。しかしあまりにも人気なので今欲しい!と思ってもなかなか手元に来るまでに時間がかかる、そんな人気車です。
■ジープ ラングラー
ジープ・ラングラーは、アメリカ・クライスラーが1987年からジープブランドで販売している本格クロスカントリーカー。
世界中のクロスカントリーモデルが、このラングラーをベンチマークにしていると言っても過言ではありません。
デザインは、ザ・ジープというボクシーなデザインをしています。
そのため、「ジープってどんな車?」と聞かれて思い浮かべる姿が、実はこのラングラーだった、という人も多いと思います。
最後に
いかがでしたか。
ピンとくるクロカン車はありましたでしょうか。
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